昭和十九年九月二十八日 最高戦争指導会議決定
方針
日ソの中立的態度を維持し、進んで日ソ国交の好転を図る、独逸の崩壊又は単独和平の場合に対処する為、ソを利用して情勢の好転に努む
要領
一、
ソをして対日提携を中心とする東亜の安定を理解せしめ、帝国の世界政策に同調せしむるに努む
之が為帝国の公正なる戦争目的を解明し、帝国の対ソ提携の意図を徹底せしめ、東亜国家としてのソの東亜建設及び安定に対する理解を促進し、我が世界政策の基本理念に同調せしむるに努む
二、
ソが帝国に対し結局如何なる意向を有するやを打診しつつ、独の崩壊又は単独和平の場合は、ソの対日好意的態度を確保するに努む
三、
日ソ間諸懸案の積極的解決を図り、両国間の不必要なる軋轢を除去するに努む
四、
折衝に当たりソ側より提起することあるべき対日要求に対しては、請訓を俟ち積極的に考慮す
方針
日ソの中立的態度を維持し、進んで日ソ国交の好転を図る、独逸の崩壊又は単独和平の場合に対処する為、ソを利用して情勢の好転に努む
要領
一、
ソをして対日提携を中心とする東亜の安定を理解せしめ、帝国の世界政策に同調せしむるに努む
之が為帝国の公正なる戦争目的を解明し、帝国の対ソ提携の意図を徹底せしめ、東亜国家としてのソの東亜建設及び安定に対する理解を促進し、我が世界政策の基本理念に同調せしむるに努む
二、
ソが帝国に対し結局如何なる意向を有するやを打診しつつ、独の崩壊又は単独和平の場合は、ソの対日好意的態度を確保するに努む
三、
日ソ間諸懸案の積極的解決を図り、両国間の不必要なる軋轢を除去するに努む
四、
折衝に当たりソ側より提起することあるべき対日要求に対しては、請訓を俟ち積極的に考慮す
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