政府声明(昭和二十年五月九日午後七時半)
帝国と盟を一にせる独逸の降伏は帝国の衷心より遺憾とするところなり、帝国の戦争目的はもとよりその自存と自衛とに存す、これ帝国の不動の信念にして欧州戦局の急変は帝国の戦争目的に寸毫の変化を与えるものに非ず、帝国は東亜の盟邦と共に東亜を自己の慾意と暴力との下に蹂躙せんとする米英の非望に対しあくまでも之を破摧しもって東亜の安定を確保せんことを期す。
帝国と盟を一にせる独逸の降伏は帝国の衷心より遺憾とするところなり、帝国の戦争目的はもとよりその自存と自衛とに存す、これ帝国の不動の信念にして欧州戦局の急変は帝国の戦争目的に寸毫の変化を与えるものに非ず、帝国は東亜の盟邦と共に東亜を自己の慾意と暴力との下に蹂躙せんとする米英の非望に対しあくまでも之を破摧しもって東亜の安定を確保せんことを期す。
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