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クロスボウ


西洋で用いられた弓の一種。
専用の矢を板ばねの力で弦により発射する武器。
引き金を持ち、狙いが定めやすい。

漢字圏では弩(ど、おおゆみ)と構造がほぼ同一。
ヨーロッパでは、ボルト(bolt)、クォレル(またはクォーラル;quarrel)となどがあり、太く短い矢を発射する。
木でできた台(弓床)の先端に交差するように弓が取り付けてある。
通常の弓よりは飛距離は優れるが、構造上短くて矢羽の少ない矢を使用するため慣性がかかりにくく弾道が比較的不安定。
45度に曲射しても長弓や合成弓ほど射程距離は伸びない。

日本語のボウガン(bowgun)は和製英語で、株式会社ボウガンの商標名。
新聞やニュース番組などでは用いず、ボウガンを和訳したらしき洋弓銃(ようきゅうじゅう)という呼称が使われる。

その他、クロスボウを訳したものであろう十字弓(じゅうじきゅう)という呼称もある。
また、機械弓と呼ぶこともあるが、これはクロスボウだけを指すのではなく、もう少し広い意味でも使われる。

クロスボウの原型となった弓が銃の登場で駆逐されていったのに対し、クロスボウはごく最近まで現用兵器として使われていた。

大規模且つ一般的な戦場での兵器としては、第一次世界大戦での使用が最も新しい。
尤も、矢を発射するという本来の用法よりも、小型の爆発物を投擲する為に使われることのほうがずっと多かった。

これは矢よりも銃弾の方が射程・威力とも大きいこと、その一方で、第一次大戦に於いて、塹壕を介した対峙が頻発したことによる。
互いに塹壕内にいる為に、銃撃は効果が薄く・手榴弾は届かないという状況下で、クロスボウによる爆発物投擲は大きな効果があった。

また、銃砲はハーグ陸戦条約により消音装備を使用しにくい環境が生まれたこと(その消音装備も、実際に高い効果をもつ製品が現れたのは1970年代になってから)に対し、クロスボウはその影響を受けなかった。

つまりはハーグ陸戦条約というスポーツマンシップが、クロスボウに現用兵器としての活躍の場を残したと言える。

第二次大戦以降、本格的な小型爆発物投擲兵器(グレネードランチャー。投擲用クロスボウよりもずっと小型軽量且つ連射性・遠射性が高く、小銃との併用も可能)が導入されたことにより、投擲兵器としてのクロスボウは戦場からほとんど姿を消した。

しかし消音兵器、無音武器というメリットから、1970年代に銃が高性能の消音装置を得るまで、特殊部隊やスパイによって特殊作戦などで敵の歩哨(見張り)や軍用犬の殺害に使われ続けた。
殺傷力は銃に比べてはるかに劣るため、対人用のクロスボウには矢じりに様々な「工夫」が施されていた。

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