萌えイラストやマンガを描くために参考になる資料や教則本など、探しやすいようにまとめています。

ラノベの書き方編集する

最終更新： sugiyamat sugiyamat 2024年02月28日(水) 14:51:33履歴

萌え絵の描き方マンガの描き方萌え絵の描き方 デッサン萌え絵の描き方 背景萌え絵の描き方 BL系
萌え絵の描き方 素材・資料萌え絵の描き方 ポーズ集ロボット・メカ・近未来の描き方異世界の描き方Clip Studio Paint
ペンタブレットラノベの書き方
＊掲載の「平均評価」はAmazonで調べた時点のもので、変わっているかもしれません。

プロ作家・脚本家たちが使っている シナリオ・センター式　物語のつくり方 単行本（ソフトカバー） – 2023/7/28

�］▲疋薺嗚棆箸�70％以上、コンクール受賞者の90％以上が学んだ創作術。�∪瀋蠅里弔�り方から、登場人物、構成の立て方、シーンの描き方まで解説。�５嗚棔⊂�説、自分史、マンガ原作などに共通する「物語」が誰でもつくれる！
平均評価：★★★★+0.5
価格：￥1,760		【カスタマーレビューより】
本書は１９７０年に創設されたシナリオセンターという執筆業の専門家を育てる養成学校で教えられた創作理論で想像力をどう組み立てるかの指南書とも言えます。
構造化された大中小で物語を認識してみる整理法など俯瞰から素材を要所に分ける感覚が養えます。
マラソンで例えると完走出来て尚且つ成績の出せるランナーはどの場所に力を注ぐかの配分が上手いのでしょう。
本書「物語のつくり方」の最大の功能があるとすれば、ポジティブな方向性で創作を生み出す習慣が身につきます。実は類似した入門書を何冊か読み、どの書でも共通している根幹は乗り越えられる逆境をゴール地点としています。本書の中にある、主人公が目標に向かっているかどうかの問いだけでも金言を得た気持ちになれます。

物語を書くぞ！と頑張って想像すると、行き当たりばったりになるので、結局、何も書けない状態となってしまします。
しかし、この本を読むと、物語を書くには順番があって、その順番に書いていけば物語が書けることがわかりました。
物語を書く輪郭、全体像のようなものが理解できます。
作家さんが、旅館に缶詰めになって、ひたすら原稿用紙に向かって書き進めるイメージをお持ちではないでしょうか？
腕の痛みをこらえつつ、頭の中に浮かんだイメージを、ひたすら原稿用紙に書きだしていく様子。
私たちがこれを真似しようとすると、破綻します。（笑）
建物造りには設計図があるように、まずは、物語にもしっかり設計図を描くことが大事ですね。
それさえできれば、あとは、筆の任せるままに楽しんで書けるような気がします。
設計図をいかにうまく作り上げるか。
登場人物をどれだけ魅力的に表現できるか。ずっと考えるのはつらいかもしれませんが、基本的には楽しい創造の時間だと思います。
物語を書きたいけど、書き方がわからない方、楽しんでもらう文章を書きたい方は、是非こちらをご覧ください！

プロの小説家が教える クリエイターのための語彙力図鑑 単行本（ソフトカバー） – 2023/6/16

★ネットで話題沸騰！発売即重版！★プロの小説家が秘密にしたがる『語彙』のテクニック満載！小説家、ラノベ作家、漫画家、シナリオライター、脚本家、SNS投稿などでも使える、“頭の中のイメージを適切に描写する言葉選び”ができるようになる一冊が誕生！
平均評価：★★★★
価格：￥1,980		【カスタマーレビューより】
「感情類語辞典」などの「類語辞典シリーズ」と似たコンセプトで作られています。その他「ことば選び辞典」などを合わせた内容になっていて、1冊だけ買うならこの語彙力図鑑がお得かもしれません。また紹介される各語に豆知識のような情報が付加されているのが特徴です。

個人的には、これといって有用に感じる部分はありませんでした。
おかしな日本語になっている箇所が散見されます。
また解説部分では字数を稼ごうとしてなのか無用な語が多く煩わしく感じます。
なか見！で見える分がすべてです。それ以上の情報を知りたい場合は、一度書店で手に取るほうが良いと思います。
　もっと多彩な表現をしたい場合は、この本一冊では到底たりません。
　ただ「類語辞典」「ことわざ・慣用句辞典」「言葉選び辞典」を活用するだけでは物足りない場合の参考書には、最適だと思います。
　ある程度の辞書を保有していて、それ以上の表現のアドバイスを得たい時、手元にあると良いと思います。

クリエイターのための物語創作ノート 単行本（ソフトカバー） – 2022/7/25

書き込みページ付き! 誰でもオリジナル物語が簡単に作れる創作用ノートが誕生!小説家を目指す人はもちろん、多くの小説投稿サイトが普及したことによって、ライトノベルや物語を誰でも自由に投稿できる時代になりました。そんな創作意欲溢れる作家さんに向けて、現役の小説家である著者による物語のお約束、キャラクター設定の作り方、世界観の作り方、プロットの作り方、ストーリーの作り方などの“創作における大前提"から、読者を引き込む描写のコツまで幅広く紹介!さらに、自分が考えた複雑な設定などをひと目でわかるようにできる書き込みページも掲載!主人公、ヒロイン、敵などの登場人物の名前や設定、人物相関図から、キャラクター達がいる世界観など、頭の中で思い描いた設定を書き込んでいくことで、物語の矛盾を減らし、セリフなどに深みを持たせたり、未来のエピソードへのフラグを立てたりすることが可能になります。
平均評価：★★★★
価格：￥1,980		【カスタマーレビューより】
この本だけで、物語の書き方がおおよそ分かります。残念なのは、本が大きすぎて、外出先では読めないことかな。新書版とかで出てくれると良かった。
　
小説を書くために知るべきことが満載だった。
知らずして書くのと、知って書くのとでは、スタートラインが違う。
どうりで一次選考で落ちるばっかだったわけだなと納得。

プロだけが知っている小説の書き方 単行本（ソフトカバー） – 2022/7/21

『虹の岬の喫茶店』『おいしくて泣くとき』など数々のベストセラーを世に送り出してきた小説家・森沢明夫の初の実用書!本書は、小説投稿サイト「ノベルアップ+」に寄せられた「書き方」に関する質問に一問一答形式で回答した「小説を書くための本」です。書き手のお悩みが元になっているからとにかくリアルで、超実用的。「小説家としての心得」なんて曖昧な情報は一切出てきません!本当に役立つ「具体的」「実用的」な情報だけをまとめました。
平均評価：★★★★
価格：￥1,430		【カスタマーレビューより】
本書の内容をまとめると、「よく考えて、よく作り込め」の一言に尽きるでしょう。
作り込みの甘い、コンセプトや展開のカタルシスだけで勝負しているような作品（もちろんそれも大事でしょうけれど）は、もう大量に生産されましたから、これからは没入感と共感性の高い小説が生き残ってくると思います。
本書はプロを目指している方（たぶんラノベ作家志望の方？）の実際の質問に答えながら、「作り込みとは」「どのように作り込めばいいのか」について解説した本です。
特にプロットの転がし方については、個人的に勉強になる部分がありました。
……とはいえ、それ以外のほとんどの内容は、ネットで検索すればどこでも見つかるような話なので、人によっては満足感に欠けるかもしれません。
というか、この手の本に書かれているような「おもしろさの理屈」というのは、あくまでも「理屈」であって、読者の心を動かすような「魅力」とは、「理屈」の外側の、言語化できない領域にあるのだと思います。
だから結局は「よく考えて、たくさん書き、センスを磨くしかない」ということです。
　
この手の本は今までも何冊か手に取った上でのレビューです。
個人的な意見ですが、私はこの本ほど詳しく書かれているのは他に見たことないです。　
簡単に言うと《全部》が書かれています。
物語を作る上での1から10まで。
私もデビューを目指す身ですが、書いているなかでの課題は見つかってもそれを解決する術がわからない。
新人賞に出しても落ちたら落ちっぱなしなので、次の作品を書くにしてもどこをどう直せば良いのかわからない。
そういう執筆をする上での疑問が全て書かれています。
そこは多分、投稿サイトというアマチュア作家の生の声を元に作られた本だからというのも大きいと思います。

西谷史先生のライトノベルの書き方の教科書〈1〉基礎編 [単行本]

空想したことを文章に書いて他の人にわかってもらうのはなかなか難しい。ライトノベルの文章基礎を学べる教科書。
平均評価：★★★★★
価格：￥ 1,365		【カスタマーレビューより】
西谷史先生の「すごいライトノベルが書ける本」が良かったので、~「基礎編」「文章技術編」「プロット編」~こちらの3冊も。体系的にわかるので3冊まとめて読みたい本。~「基礎編」でおもしろいと思ったのは、~西谷先生の「女神転生」の文章はもちろんのこと、~過去の名作、夏目漱石の文章のどこが素晴らしいのかから、~最近のアニメになったライトノベルの文章のどこが素晴らしいのかなど、~プロの作家視点で、文章の見どころをわかりやすく解説してくれていたところ。

西谷史先生のライトノベルの書き方の教科書〈2〉文章技術編 [単行本]

朝の訪れを10種類書き分けられますか?人気小説で使われる文章技術のテクニックを学べる教科書。
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 1,365		【カスタマーレビューより】
内容は良いです。ここまでつっこんで解説されている描き方の本はないです。~3冊読むのもたいへんですが。文章量もすごいです！結構文章つまってます。~「文章技術編」では、文章を書く為の十カ条など基本中の基本の話もありますが、~キャラクターを書き分けるがおもしろい。~３人の性格の違う女の子の、朝起きてからのシチュエーションを書き分け~文章にしてあります。それぞのれの違いが文章に表れていておもしろい。~好かれやすいキャラクターの話はためになりました。

西谷史先生のライトノベルの書き方の教科書〈3〉プロット・物語の作り方編 [単行本]

プロットを作る技術、そしてプロットを捨てる技術。人を感動させる物語を作るための教科書。デジタル・デビル・ストーリー「女神転生」「東京SHADOW」「神々の血脈」などメディアミックスを生み出した西谷史先生の教える小説の極意。
平均評価：★★★★★
価格：￥ 1,365		【カスタマーレビューより】
「プロット・物語の作り方編」は、ストーリーの作り方の話。~過去の名作の太宰治から、最近のアニメ化やドラマ化されるような~ライトノベルのストーリーまで、分析してあってためになります。~紹介されていた本の文章を買って読んでみたくなります。~ご都合にならないように、主人公に苦労をさせる。ただライトノベルを楽しんで~読んでいたときには気づかなかったことを、解説をしてもらうと、なるほど！~というかんじです。

すごいライトノベルが書ける本　~これで万全！ 創作テクニック [単行本（ソフトカバー）]

ヒット作品の特徴や「ここが上手い!」といった分析で、創作のポイントをわかりやすく解説。あの「女神転生」シリーズの西谷史とライトノベル評論家・榎本秋が教える、マル秘執筆テクニック講座。
平均評価：★★★★+0.5
価格：￥ 1,470		【カスタマーレビューより】
　西谷先生は現在、専門学校で小説に書き方について教えているので
その教材をいじったという感じもしなくはないですが、簡素にまとまっていて、
わかり安い。ライトノベルの文章の書き方（技術系）の本になりますから、
１冊目はライトノベルについての本を買い、２冊目にこの本を買うという
感じです。ライトノベル研究所の本を買われるよりこちらをおすすめします。

　執筆活動をしていれば書き始めの頃に必ずと言っていい程つまづく箇所、小慣れてきた時に落ちる穴。
　これは書いているだけではなかなか気づかない、そんなトラップたちの攻略本のようなものです。
　内容的にはかなり基礎的な部分からやんわりと説明しています。「どうすれば売れる、受かる、受ける」ではなく、「文章を、ストーリーを、書くにあたって、ここは押さえておこう」を一冊にまとめています。

新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座 (このライトノベルがすごい!文庫) [文庫]

「マルドゥック」シリーズなどでおなじみの冲方丁（うぶかた とう）さんが、自らの作品をベースにラノベの書き方を開陳した『冲方丁のライトノベルの書き方講座』が「このラノ文庫」レーベルで新装版として刊行されます。新たに「シュピーゲル」シリーズ、『天地明察』などを加え、現役作家ならではの視点、実際に作品をつくりあげていく具体的な様子がわかる、ライトノベルの書き方指南書の決定版です。
平均評価：★★★★
価格：￥ 620		【カスタマーレビューより】
プロット作りやキャラ作りのメモを読めるので、書きたいけど、興味あるけどどうしたらいいの？　プロットってどう書くの？という方にいいですね。
読み物としても面白く、冲方丁ファンなら必携です。

この本では前置きにアイディアの浮かび方や冲方さんが今に至るまでの経緯
本編でそれぞれの作品の紹介とプロット、どうしてこういう風にしたかなど
あとがきでは執筆初心者が困る事に対するアドバイスなどが書かれています。
書き方の講座本としてもわかりやすいのですが、内容的に、冲方ファンに向けた一冊としてみても十分面白く読めるとおもいます。

冲方丁の 「アニメ&マンガ」ストーリー創作の極意 (宝島SUGOI文庫) [文庫]

好評を得た『冲方丁のライトノベルの書き方講座』の第2弾になります。前作では、『マルドゥック・スクランブル』など冲方氏本人の著作をもとに小説の書き方を伝授しましたが、本作ではアニメ制作やマンガ原作でも活躍している冲方氏が、これまた自身の体験をもとに、実際に使用した企画書などを開陳して、アニメ脚本やマンガ原作の書き方を伝授。作家としても、数々の名作を生み出してきた冲方丁氏によるとっておきのストーリー創作の極意をお教えします。
平均評価：★★★★★
価格：￥ 680		【カスタマーレビューより】
ラノベ制作の現場まで踏み込んだ一冊。ラノベ書きを目指すのであれば、避けて通れない一冊です。今まで僕がラノベらしきものを書いていたのを、全否定されたような気がして目が覚めました。アタマをぶっ叩かれるような衝撃。ラノベ書きを目指す方ならば、ぜひ一冊は買っていただきたい書籍です。

冲方式ストーリー創作塾 [単行本]

「小説や物語が好きだし、なんとなく自分も書いてみたいけど一体どうすればいいの？」と考えているアナタ。そんなアナタのために、今ライトノベル界でもっとも旬な作家“冲方丁”が一肌脱ぎます！あの名作『マルドゥック・スクランブル』の書き方など、秘蔵のストーリー創作のテクニックや秘訣を初公開。ライトノベルを中心に、アニメ、ゲームのシナリオ・まんが原作に相通ずる創作手法を包み隠さず徹底伝授します！
平均評価：★★★★
価格：￥ 1,365		【カスタマーレビューより】
冲方さんの本は大体読んでいる気がする。
表紙には「今にもマルドゥックスクランブルが書ける」と記されているが、私の考えではこれを読んでも小説がすぐには書けない。
あやふやな運任せの物語生成法をスッパリ辞めて、論理的なプロセスに従って必要な素材を集める方法の本だ。アイディアとかプロットを形にするための本だ。書く寸前、物語を完成させる前までの話だと思う。
この本のシステムにならって作業するうちに著者の能力の高さ、ファンタジーの豊かさ、素材を関連付けて「お話」にしてしまう能力を、驚きながら眺めることが出来た。やり方を知ったことで、自分との距離が以前よりは正確にはかれるようになったということだ。
書くまでの段取りはこの本でつけられる。だがそこから先は自分の道だ。ウブカタトウの影響を受けただけの模倣者で終わるくらいなら全部捨ててしまったほうがいいんじゃないかとも思った。でも、捨てようと思っても、考え方の基礎から変わってしまっていたので骨子はマイクロマシンみたいに体内に残ってしまい、必要なときに出てきて効果を発揮するようになってしまった。
俺みたいな名にも考えずに書くだけの人間でも、衝撃を受けることができたありがたい一冊。

「小説を書くならば、それは金儲けにつながらなければならない」「書くことは楽しいはずがない」といった、私たちがどうしても陥りがちな思い込み、ある種のイデオロギーから自由になれます。
　著者は言います。「趣味で書いてよい。暇つぶしに書いてよい。なんとなく書いてよい」（p.10）と。つまり「誰もが自由に小説を書いてよい」(p.14)。でもどうやって始めたら・・・という人のためには「物書き遊び」をいくつか紹介して、楽しい世界へと誘導してくれます。

ラノベの教科書 (三才ムック VOL. 574) [単行本]

「起承転結の組み立て方」「読みやすい文章を書くためのコツ」といった正統派の創作術から、「どんなものを書けば、新人賞で有利になるのか?」「流行をとらえて自分の作品に盛り込む方法」まで、ラノベを書き上げるために必要な知識が盛りだくさん。
平均評価：★★+0.5
価格：￥ 1,470		【カスタマーレビューより】
日ごろからライトノベルを読み、自分も何か物語を書きたいと思っている、でも何から始めたらいいか分からない。こんな思いがあるならば一読の価値はあると思います。~『商品説明』の内容はもちろんとして、各所に「自分でも書けそうだ」と思わせる一言、初心者がつまずきやすいポイントの解説、講師人のコラム。第２章以後は創作の手順に沿って組まれているので読み進めながらの実践もいいかもしれません。
ラノベの教科書というだけあって、ラノベを書く方法論は有用なのではないかと思います。~ただ、これはプロになってそこそこ売れている作家だけがつかえるものではないかという気がします。~特にオチについてや、コラムにある伏線についての話は新人賞投稿作に応用するとマイナスだと思います。~とはいっても、書くテーマすらない人がそれでもラノベを書くにはどうするか？　その方法は？~という項目もあるので、投稿者にも有用だと思います。

これだけは覚えておきたいライトノベルのための日本語表現 [単行本]

創作のコツ、それは状況に合わせて正しい日本語を使いこなすこと!なんとなく覚えた日本語に、「遠足の感想文」に満足していませんか。本当の日本語の使い方伝授します。
平均評価：★★★★
価格：￥ 1,365		【カスタマーレビューより】
タイトルに惹かれて手に取りました
国語的な内容を期待していたのですが、後半からはライトノベルのキャラクターや物語についての解説になっていて、設定に関するような記述が見受けられます
終始、日本語について説かれているわけではないです
また、本書に書かれている内容は全て初歩的なものにとどまります(入門的)
ある程度の知識のある方であれば目新しさはないかもしれません

中身は一章「日本語表現の基礎知識」、二章「表現のパターンを知ろう」、三章「文章を書く・実践編」、四章「文章を書く・さらなるテクニック」の四章立てで構成されています。
名詞、代名詞など文法の基礎から、それらを用いた表現方法まで丁寧に例を交えて説明されており、全くの無知な状態からでも取っ付きやすいです。
ちなみに個人的に面白く感じたのは3章でして、この3章では各キャラクターやシーン、世界観での特性が例文をふんだんに使い説明されています。
特にこの本で良いと思った点は、毎回毎回例文を挙げ説明してくれるため納得や理解がしやすいといった点です。

ライトノベル作家になる [単行本（ソフトカバー）]

専門学校で講師を勤め、『ライトノベルを書きたい人の本』(成美堂出版)、『ライトノベルを書こう』(宝島社)などの著作で高い評価を得た著者が送る、「ライトノベル書き方指南書」の決定版。ストーリー作りの方法論、デビュー後のアドバイスなど、マンガ家、シナリオライターを目指す人にとっても有用な1冊。
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 998		【カスタマーレビューより】
元々ラノベ評論家でいらっしゃるので、「こういう展開のものを読みたいな」というところから逆算して、あくまで初級者・若年者層向けに書かれています。これを読破したら、次は作家が綴る小説の指南書が欲しくなるでしょう。より具体的に、実践的に書かれていますから。ラノベ評論家から見た「読みたいラノベの作り方」としては、一見の価値があるでしょう。

基本的には字も大きく出版社の情報も押さえている。~その辺りは評価出来るし、プロットを考えている方向けの簡単なジャンル別の傾向と対策や、伝えたい内容ごとに何をすればいいか書いてある。~読みやすく、使いたいところをすぐ使える点は優秀。反面、文法的な部分は全然触れていないので、他で補って下さいと言っているのがわかる。~知人に渡すなら迷わずこれを渡しても問題ないレベルです。~が、内容はあまり濃くはないため、ライトノベル用と割り切れない方には物足りないかもしれません。

ライトノベルの書き方 キャラクターを立てるための設定・シーン・ストーリーの秘訣 (NEXT CREATOR) [単行本]

キャラの魅力を可能な限り引き出して読者を惹きつける方法を、キャラクターの5要素、アクション・リアクション・シチュエーション、4幕構成、3つの時間軸、3つの枷、小道具など様々な切り口で分かりやすく解説。
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 1,869		【カスタマーレビューより】
本書を購入して手に取ったら、まずは巻末に収録されている短編作品を読んでみて下さい。
その後本書を最初から通して読み、読後に改めて巻末の短編作品を読みましょう。
最初に読んだ時と比べて、筆者が伝えたかった見せ方、テクニック等が感じ取れた場合、この本はあなたにとって有益なものだったと言えるでしょう。
さて、肝心の内容についてです。
よくライトノベルを書くうえで「ストーリーかキャラクター、どちから重要か？」という議論がされますが、
本書は「キャラクターが大事です！」という考えの下、解説が行われます。
・前半 : キャラクターやストーリーの組み立て方。
・後半 : キャラクターを立たせるための小技、テクニック。
大まかに分けると上記のような順序で、5人の架空のキャラクターを例として用意し、時には既存の作品の例えを交えたりしつつ、解説していきます。

ライトノベル表現論: 会話・創造・遊びのディスコースの考察 [単行本]

2000年以降、読者を増やし続けているライトノベル。このライトノベルの文体や表現の特徴とは何か。どのような表現方法を駆使してどのような効果を狙い、読者にどうアピールしているのか。その過程で日本語がどのような姿で創造・消費されるようになってきたのか。この書き言葉のディスコースの中で起こる現象に焦点をあて、多角的な分析を試みる。現代の日本、特にポピュラーカルチャーの世界で、日本語はどのような機能を果たしているのか、今私たちの生きる言語文化をライトノベルから読み解く。
平均評価：★★★★
価格：￥ 3,150		【カスタマーレビューより】
　著者は言語学の一関連分野としての「談話分析」の専門家です。「談話分析」とは、ディスコース（言説）を、従来の文体論や物語論、読者反応批評などを越えて、かなり技術的に取り扱う総合的なメソッド。本書はそれを用いて、ライトノベルという新しい文学の現場を読み解こうとするものです。
　本書の第一章は、「ライトノベルという現象」を近代文学の終わりとポストモダンあたりから、バフチンやバルトあたりも含めて概括していて、もちろん「まんが・アニメ的リアリズム」や東浩紀らによる近年の分析もとりあつかいながら、ひじょうに大きなフレーミングでとらえようとしています。ここは現場に密着した評論とはまた違った大局からのもので、シャープな提示でした。恐らくここが唯一、普通に予想される意味での「ライトノベル論」。
　二章、三章はどんなふうにライトノベルのディスコースを分析するかを予告しています。「新言文一致体」「ナラティブ理論」「マルチモダリティ談話分析」「間ジャンル性」この先いったいどう展開されるのか。
　ところが四章から実際の分析に入ると、「涼宮ハルヒ」「とらドラ」「生徒会の一存」「キノの旅」などベストセラー・ライトノベルをふんだんに引用しながら、「キャラ語」「ツンデレ表現」「マンガ・アニメ的誇張会話」の絵解き・・・大変わかりやすくなっています。五章は、心内文、見え隠れする語り手、六章は、繰り返しの例、七章はオノマトペの展開、八章は表記の操作（カタカナの使い方など）、九章はレトリック効果(ライトノベルのツッコミと遊び、詩との間ジャンル性など）、十章は文章のビジュアル化（記号やページのレイアウト）、十一章はキャラクターのマルチモーダル展開（言ってみればカバーイラストやレイアウトの話がメイン）。会話の中での話題の受け渡しなど面白い観点もありましたが、これは他ジャンルでもよくあるのでは？　と思えるほどの例証も含む、きわめて読みやすい展開でした。

未読の方への指標になるようなレビューを想定して書きます。まずこの本は2012年現在のラノベ界の肯定や擁護を主目的とした論ではないのでそういう物を求めるとカテゴリー・エラーなので注意。
基本的にラノベ作品またはそれと一般文芸の業界横断的な作品の文章を例示して扱っていく本です主に扱われる作品群は
"嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん"
"文学少女シリーズ"
"撲殺天使ドクロちゃん"
"生徒会の一存"
"フリッカー式"
"クビキリサイクル"
"砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない"
他にもありますがかねがねこの辺りです。例示作品を見るに最も楽しめる読者の年齢層は、現在20代前半で中高生のころラノベを読んでた層。だと思います。
分析の際に用いられる手法はバフチンを基本とした、声の多重性や間テクスト性などでした。
特定の作品群の、本歌取り的な手法を使った間テクスト性の分析や、ラノベ全般における地の文と会話と発話がシームレスに切り替わる文体などが興味深かったです。

ライトノベルを書こう! (宝島SUGOI文庫) [文庫]

「ライトノベルが好き! 自分でも書いてみたいのだけど、どうすればいいのかわからない……」というビギナーから、「新人賞を突破したい!」「作家になりたい!」というプロ作家志望者までの、あらゆる疑問、悩みを解決します! 簡単な5つのステップで、誰でもライトノベルが書けるようになる、ノウハウもりだくさん、実用度100%の文庫書き下ろし。ライトノベル執筆指南書の決定版です。
平均評価：★★★★
価格：￥ 480		【カスタマーレビューより】
『ライトノベルを書こう!』です。『このライトノベルがすごい』の宝島社から出ています。
それぞれの論旨が主に見開き２ページの中にほぼまとまるようになっていて読みやすいです。
また「××はタブーだけど、上級テクニックとして敢えて××をやる手法もある」などときちんと筋道を立てて網羅しているので、飲み込みやすくなっています。
あくまでもラノベ作家志望初心者向けの内容です。中級（？）以上の方にとっても、再度チェックとして有用ではあります。
文庫サイズの本自体が読みやすくてさほど時間を費やすこともなく、値段も手頃で、チェック項目もきちんとまとめられています。

　この本を注文するときに注意して欲しいのは、あくまで「ライト
ノベル書きのための入門書」であって、小説の入門書ではないということです。
　もちろん必要最低限の"小説書き"に必要な知識を得ることが出来
ますが、この本で得られるのは、そうした通常の小説とはちょっと
違う文章作法で構成されている「ライトノベル」の作法、です。

ライトノベル解体新書: ~売れてるラノベには理由(ワケ)がある~ (ライトノベル作家になる) [単行本]

『スレイヤーズ』『ロードス島戦記』から『ブギーポップ』『涼宮ハルヒ』を経て、『とある魔術の禁書目録』『ソードアート・オンライン』に至るまで、人気ライトノベルのヒットの要因と創作に役立てる際のヒントを紹介したラノベ作家を目指す人のための画期的ブックガイド!!
平均評価：★★★★★
価格：￥ 998		【カスタマーレビューより】
榎本秋のラノベのノウハウ本は、だいたいチェックしているのですが、これはとてもいいですよ。
50ほどのラノベを挙げて、それぞれの粗筋、世界観、登場人物、売れ線ポイントを解説。特に、売れ線ポイントに、「なるほど！」と思わせる絶妙な解説が含まれています。
登場するラノベはとても幅広いのですが、どちらかというと定番で、やや古いものが中心。
そんななかに、「ゴシック」「図書館戦争」といった、一般よりの作品も混じっています。
「無責任シリーズ」のように、「もうだれも読まないだろう…」という古典も少しあります。
最新のとんがった作品にも触れてほしかったなという気持ちはちょっとありますが、ラノベというジャンルの全体像を概観するのに、とてもよい本と思いました。

ベストセラー・ライトノベルのしくみ　キャラクター小説の競争戦略 [単行本]

『生徒会の一存』『バカとテストと召喚獣』『とらドラ！』『ゼロの使い魔』『とある魔術の禁書目録』『鋼殻のレギオス』そして『涼宮ハルヒの憂鬱』・・・・・・。 シリーズ累計で数百万部を売り上げ、いまもっとも読者を獲得しているジャンルであるライトノベルから、作品論、メディア論、顧客分析、競争環境分析を駆使して、市場で勝つ戦略までを解き明かす。 Amazonランキングで1位になったライトノベル作品を徹底分析。
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 1,995		【カスタマーレビューより】
　著者はもとライトノベルの編集者で、この業界に精通しており、「アマゾンで一位になったライトノベル」を「商品として」読み解いて作品論を提供する、とし、全体を通じての分析の特徴は、オタク心理を押さえた「顧客満足を実現するための技術論」に徹していることです。
　全体に、小説としてどう面白いか、の文学論ではなく、「楽しい」「ネタになる」「刺さる」「差別化要因」のどれに該当し、どれを実現していないか、という徹底して技術的な切り口で、すべてをデータベース化している点が特徴的です。身も蓋もないと言えばないかもしれませんが、おそらくこれがもっとも正確な、あいまいを排した現状分析なのだと思います。
（付録のＱ＆Ａからは、編集者として作品のアドバイスや他ジャンルへのクロスオーバーを見てきた経験がうかがわれ、一般小説読者の素朴な問いにも対応しています。）
　ライトノベルという、急成長して、はたからはとらえどころのないジャンルの「お約束」を、ここまで微に入り細にわたって論じようとした本は初めてではないでしょうか。論述に迷いがないとともに、小説のありかたというよりむしろ著者の言う「オタク」というものが何であるかを、思い切りリアルにつきつけられた気がします。そういう意味でも現場の迫力に満ちて、刺激的でした。「なぜこのライトノベルが売れているのか、買って読んでもわからなかった」と疑問を持ったことのある読者には一読をお勧めします。面白さに開眼するかどうかは別としても、ひじょうに腑に落ちます。

遅ればせながらライトノベルに参入しようと思う者にとって、本書が大変有用な書籍であることは間違えない。
「ゼロの使い魔」やら「はがない」やら、リアルタイムで腰が引けてしまった（読まなかった）自分が、それらの書籍を掻き集めたのは、明らかに本書の功績だ。
うん、それらの書籍は、確かに面白かった。食わず嫌いを正してくれてありがとう！
だが、ここで提唱されている「ベストセラー」ライトノベルの手法が、今後の売れ筋の基礎となる、というのはどうかな？　と今は思う。
ライトノベルはもの凄い速度で進化している。そしてその志願者は、例えベストセラーにはなっていないが、新しいと思われる手法を、きっと取り入れ、独自にベストセラーになる作品をものにするに違いない。
だから、本書の視点は大いに参考になる反面、そうじゃない考え方も、殊に実作を目指す者にとっては必要と、そう思ったのだった。

超ライトノベル実戦作法 [単行本]

ライトノベルの9割は、書き始める前にすでに失敗している!? これまで多数のプロ作家を育てた著者がおくる効果抜群の小説作法書。「原稿を書く以前」に必要な知識と創作の基本テクニックを指南。設定の考え方、キャラクターやストーリーの作り方など、実戦情報が満載。
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 1,365		【カスタマーレビューより】
ライトノベルってなんだ？そんな疑問をもちながら始めて手にしたのが「超ライトノベル実戦作法」です。今、脚本の勉強をしているのですが正直行き詰まっていた状態でしたが「超ライトノベル実戦作法」を読んでとても画期的な作法だと感動しました。

いい本だった。
冒頭の『五分でわかるライトノベルのコツ』の項目をコピーして机の前に貼って、執筆するのもいいだろう。
必要な要点をおさえているので、これを読むだけでもハウツーとしてはかなりいけそうだ。
個人的には『おっさん、おばはんの妄想でライトノベルを書いてはいけない』『「オレは大天才だ。世界中がオレの小説を待っている！」と心から信じ、作品を書こう。』などなどは、身につまされた（苦笑）。

ライトノベル創作教室 [単行本]

ライトノベル作家の養成に定評のあるWebサイト「ライトノベル研究所」の待望の書籍化です。本書は、このサイトに蓄積された無数のノウハウを整理し、大幅加筆しました。キャラクターの作りから「てにをは」の使い方、世界観の作り、アイデア発想法、作家修行のうえで大切な効果的な読書法、ネット上での作品発表までの流れを詳しく解説しています。
平均評価：★★★
価格：￥ 1,575		【カスタマーレビューより】
内容はごく普通のことを書かれているので最初に読むのならいいのではないでしょうか。
気になる点は美少女の書き方で取り上げられている例文がオタク受けする文章で通常の人間が読むと気持ち悪い感覚がでてくる。たぶん筆者はこれについて気が付いてないようです。
又、オリジナリティ論及びおもしろいギャグの作り方では書いてる事は正しいのですが、良いとされる例文がその内容にあっていないので何か違和感が残ります。
サイトの開設についてはすごく参考になるでしょう←ここを評価して３です。

小説、ミステリー、新人賞の取り方など、小説、うまい文章の書き方などの本は色々と出ています。
しかし、自分には理解できない、難しいと感じて、最後まで読むと正直、疲れてしまうこともあります。
この本は、当たり前のことがさらりと書かれています。
けれど、素直に頷いて読むことができるのは、文章の書かれ方かもしれません。
文章作法の例がマス目の中に書かれて、説明されているのは凄く嬉しかったです。
実際、書いている途中、ここで句読点や字下げ、禁則処理などした方がいいのかと迷うことがあります。

学園レシピ: 魅力的な学園の作り方 (レシピシリーズ) [単行本]

本書はライトノベル作家や漫画家、シナリオライターを目指す人のための、「学園もの」世界構築の実践的なガイドブックだ。「学園ものを魅力的に描くための重要なポイント」や「学園もので外したくない定番要素」などをわかりやすく解説。
平均評価：まだありません
価格：￥ 1,890		【カスタマーレビューより】
まだありません

マンガでわかる小説家入門 [単行本]

小説を書くために必要なことがマンガと図版で簡単に理解できる! 夜間制の小説スクールを舞台に、年齢や職業は違えども「小説家になりたい」という気持ちを抱いた仲間たちが、物語作りにとって大事なことを学んでいく様子を通じ、執筆のコツからプロとして活動するための心構えまで全12章に分けて解説します。また、各章末の「まとめ」では、物語を楽しむだけでは抜け落ちてしまいがちなテクニックもしっかりフォロー。小説家を夢見る、あらゆる年齢層に対応した最強の入門書がついに登場です。
平均評価：まだありません
価格：￥ 1,575		【カスタマーレビューより】
まだありません

目指せ! ライトノベル作家超(スーパー)ガイド (CREATORS BIBLE vol.2) [単行本（ソフトカバー）]

豊富な作例とチャート、プロットパターン、赤字添削付きプロになるための最強の入門書! 現役・専門学校講師の究極メソッドを凝縮した最強の1冊! 本書では、「プロットの立て方」から、魅力あるキャラクターの作り方、描写力・構成力アップ、長編執筆のコツまで、専門学校の講師であり、ライトノベル指南書のヒットメーカーでもある榎本秋氏のメソッドを凝縮した最強の1冊です!
平均評価：まだありません
価格：￥ 1,470		【カスタマーレビューより】
まだありません

すごくエッチなゲームシナリオが書ける本 [単行本（ソフトカバー）]

エッチゲーム業界で活躍するシナリオライターが、エッチなシナリオの創作テクニックと心構えを指南。シナリオを書くうえで大切な魅力的なキャラクターの作り方、エッチなシチュエーション、ちゅぱ音などの擬音、卑語による演出方法などを解説しています。実例解説用の書き下ろしサンプルシナリオでは、「学園もの」「抜きもの」「姉妹もの」「巨乳もの」「泣きもの」「寝取られもの」を掲載。各シナリオでのエッチのコツを伝授します!
平均評価：★★★★+0.5
価格：￥ 1,995		【カスタマーレビューより】
色々シナリオのハウトゥー本は出ていますが、エッチシーンに特化したものは少なくて、この本を購入しました。さらっと読み流してしまうと、「基礎的なこと」しか書いていないように見えますが、実はとんでもない有用な情報が、あちらこちらに散りばめられています。
まず、お口でするいわゆるチュパ音の指定の方法。
声優の技量やサービス任せにするのではなく、どうすればいいか書いています。喘ぎ声の書き方も載っています。
「ぁ」や「三点リーダー」の使い方について、これだけ踏み込んだ本は、今までないと思います。
また１ゲームあたり、どれくらいの回数のエッチシーンが必要で、どこくらいの尺（キロバイト）があればユーザに満足されるかも書いています。
そのキロバイトの割り当てを、前戯から始まってクライマックス、そして余韻と、これらをどの程度のキロバイトで振り分ければいいのか…などなど、ここまでばらしていいのかと心配になるほどです。
他の方もレビューで書いていますが、いざ業界に入れば、どういう心構えが必要かということもしっかり抑えています。
初心者からちょっと書ける人まで、まさに全方位的に網羅している名著といってもいいでしょう。

面白いと思ったのは、プロットやストーリーの起承転結はこの本の範囲ではないので、小説やラノベの指南書を参考にしてくれ、という著者の割り切りだ。
そして、本書は、そういった「余計なもの」を省いて、主人公・ヒロインの魅力づけとエッチシーンの書き方、といったエロゲ書きに必要なことに注力している。
主人公とヒロインの心と体が徐々に昂ぶり官能にまみれていくその過程を、巧みな筆致で描いていく本書の内容はとてもいい。自分もエロゲや、エロラノベを書いてみたい、と思わせてくれる。
ところで、本書の範囲が、プロットやストーリーではないからといって、そういったものと無縁かというと、実はそうでもない。後半の実践編で書かれている「純愛系・萌えゲー」「抜きゲー（和姦系）」「姉妹もの」「爆乳・巨乳もの」「泣きゲー（切ないラブストーリーが展開する作品」「寝取られもの」は、ジャンルの特性を巧みに捉え、そして、必要なエロい描写だけでなく、それらのストーリーのエッセンスも盛り込まれていて、とても参考になる。これらを膨らませれば作品の一本も書けそうだ。そう思わせてくれる。
そして本書を、エロゲに興味がない創作者志望にもお奨めしたい。作品を魅力的にする上で重要な、キャラクターメイキングの貴重なヒントが満載だからだ。何度でも繰り返し読んで、多くを吸収したい。そう思わせてくれる良書である。

ライトノベル長編まるまる一本添削講座 [単行本]

楽しい、すごい小説を書くために誰もがする失敗から学ぶ書き方の本。
平均評価：★★★★
価格：￥ 1,890		【カスタマーレビューより】
ツッコミの様な添削もありましたが、何故添削されたのかが事細かく書いてあり大変参考になりました。
又、添削されているラノベも面白かったですよ。
あえて言うなら、ファンタジー・恋愛・萌え・ホラー等のジャンル別に添削をした本を出してほしかったかな

超簡単!売れるストーリー&キャラクターの作り方 [単行本（ソフトカバー）]

東京工科大学客員教授の金子満氏の研究した理論に、シナリオアナリストで脚本家の著者の経験知を加えて、物語をおもしろくするノウハウを「超簡単」に、「すぐに使える」ものとして完成させました。具体的な映画などのエンタメ・コンテンツを多数例にとって、わかりやすく説明したこの本通りに、あなたも見よう見真似で創れば、どんなエンタメでも……形はともかく、オリジナルのストーリーやキャラクターを「おもしろく」創り出すことができます!
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 1,890		【カスタマーレビューより】
　この本は第1部の基礎編を含めて、プロット、リマインダー（筆者はリマインダーを「コンテンツの特色を視聴者に特徴づける描写」と定義、「……らしさ」と考えるとわかりやすいと述べています）、キャラクターの4部構成になっています。筆者は、脚本家としての実績もあり、シナリオアナリストとこの本でも紹介されているように、主にシナリオライター目線で書かれており、実例も（漫画やアニメの例もありますが）映画が多いです。
　まず基礎編ですが、参考になった点は日本のシナリオの起承転結とハリウッド脚本術の3幕構成との関係をざっとですが、おさらいしていてくれた点です。特にハリウッド脚本術の「プロットポイント」や「ミッドポイント」の意味が今ひとつ理解できなかった私にとっては有難かったです。
　次に、プロットの部ですが、これがこの本の目玉だと思っております。ハリウッド脚本術の3幕構成をさらに発展させた１３フェイズ構造が、ヒットした映画などの作品のプロットにはあると説明しています。筆者も実際に教えている専門学校の生徒に「１３フェイズ構造を教えたからと言って面白いストーリーが書けるわけではない」と述べていますが、実際自分がストーリーを考えるときの参考にはなるのではないか、と私は思います。確かに「ヒカルの碁」や「機動戦士ガンダム」のストーリーにもこの１３フェイズ構造論に書かれている「成長葛藤」と「破滅葛藤」があるな、とは思いました。
　そして１３フェイズ構造で面白いストーリーにするコツについて書かれてあります。このコツについても基本的に仰る通りだな、と私は思いました。

ヤマカンを激怒させたことで話題を呼んだ(?)沼田氏の本です。
所謂王道ストーリーの作り方(プロットの「13フェイズ構造」)とそれ以外の武器となる要素(「リマインダー」)について書かれています。
前者は作品の完成度(普遍的な良し悪し&弱い商品性有り)を、後者は作家性(個人差による好き嫌い&強い商品性有り)を決定します。
この2つの要素を完全に分けて考え、両立することで初めて大衆の心を掴む物が出来るというのがこの本の趣旨です。
つまり良く出来てて個性的なものが売れる!という当たり前の事を丁寧に述べてくれているわけです。
いまいち思うような結果を残せなかった物は2つの要素を混同して考え、どちらかが欠けてしまっていたのだと考えられます。
(前評判のわりに酷評された物はプロット、もっと評価されるべき隠れた名作のような物はリマインダー)

キャラクター設計教室―人物が動けばストーリーが動き出す! [単行本]

「こう設定すれば物語は勝手に展開する」―プロラノベ作家による「キャラクター設定20のポイント」をもとに、人物の設定方法を明確化。
平均評価：★★★
価格：￥ 1,680		【カスタマーレビューより】
自分も小説をネットで書いているのですが、結構指摘が強いです。
内容の中で読んでいて、あぁ……と思うところがいくつも見つかります。
小説を書いているので、先生に怒られている感じに胸にざくざくと指摘が刺さって来ます。
（実感あるｗｗ）
ですが、内容としては充実しており、初心者以上のベテランさんでも楽しむ感じや我流の方は自分の書き方の確かめ何かで買っても良いかもしれません。
参考程度かも知れませんが……。
でも、損ではありませんね。
自分の場合は、買ってよかったと思えます。

キャラクターレシピ　~創作世界の100キャラクター~ (レシピシリーズ) [単行本]

エンターテイメントの世界で物語を作る際、最も重視しなくてはならないポイントである「キャラクター」。本書はそのキャラクターの類例を100パターン紹介し、創作活動をサポートするガイドブックとなっている。
平均評価：★
価格：￥ 1,890		【カスタマーレビューより】
小説で出てくるキャラクターを現代（青春）、現代（伝奇）、中世ヨーロッパ-風、ファンタジー、エスニックファンタジーの４章に分類して、そのキャラクターの概要（どのように使われるか）とサンプルキャラ（こんな設定どうですか？）という文章を１ページ、（そのキャラの）挿絵が１ページの計２ページで紹介されている。
先の方も書かれいたように内容が薄すぎる。エンタメで出てくるキャラをどうしても知りたい人向け。本当の感想は本当に金返せである。この人が書いたライトノベル作家になる は秀逸であるが、この本はいただけない。中古品を安くなるのを買えば十分である。
こちらの本より同じ作者の　図解で分かるエンタメ小説を書きたい人の黄金パターン１００キャラクター篇（夏本秋著）をおすすめします。
この本を書いたついでにキャラクターレシピを執筆したのではないかと思うぐらい内容も似ています。ただ、エンタメ小説の方が内容が濃いですし、使い勝手もよいと思われます。

幻想レシピ　~ファンタジー世界のつくり方~ [単行本（ソフトカバー）]

本書はライトノベル作家や漫画家、シナリオライターを目指す人のためのファンタジー世界構築の実践的なガイドブックだ。「神話」や「歴史」、「地理」や「宗教」、「魔法」や「怪物」といった内容について、「ここに気を遣えば、ぐっとそれらしくなるよ」というポイントをわかりやすく解説。碧風羽の描き下ろしイラストを、なんと50点以上掲載!繊細で美しいイラストの数々が、見るものの想像力を喚起する。
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 1,890		【カスタマーレビューより】
もっと言うなら中世ヨーロッパ風、だろうか。ともかくそのような世界を一から練り上げるに当たって、この『幻想レシピ　~ファンタジー世界のつくり方~ 』は非常に有用だ。
まず基本的なファンタジィにおける根幹設定、その重要性から始まり、やがて実際の中世ではどうだったかということを踏まえて、ファンタジィ世界ではどうすればいいのかまで明記してある。
折々に挟まれるサンプルや図は明快で分かりやすく、本自体に彩を与えている。表紙からして、少し躊躇う方もいるだろうがそれは些か勿体ない。
確かに萌え系統のイラストこそあるが、それはあくまでも文章内容を理解し易くするための要素としてしか収まっていないのだ。無駄に出しゃばっているということもないので、そういう系統に耐性が無い方も読了に耐えられると思う。
ファンタジイ世界を作りたいという方には是非、山北篤著の『ゲームシナリオのためのファンタジー事典』と共に脇へと置いておいて欲しい本。

ファンタジーとかSFなどは、もともとその舞台となる世界に魅せられるものですが。
最近、ファンタジーなら指輪物語の亜流だったりと、どっかで見たような世界ばかり舞台になっている。
これでは、まるでシェアワールドだと、正直、共感は得られません。
作中の手本もいくつかのパターンを紹介し、それで一つの世界をつくる方法を論じています。
確かに整合性のあるストーリーを作ろうと思えば、ある程度、設定も限られたものになるのは事実ですが。
こうしたパターンの組み合わせだけでは、あまりにも芸がないやはり、それに＋した何かが欲しいと思います。

ライトノベル作家になるシリーズ

実践!シチュエーション別表現法 (ライトノベル作家になるシリーズ) [単行本]

「見る」という言葉ひとつとっても、「見つめる」「見守る」「見張る」「眺める」「ご覧になる」「拝見する」など、シチュエーションに合った表現は多岐にわたる。あなたの文章表現力を飛躍的に上昇させる、実践的な指南書。
平均評価：★★★★
価格：￥ 1,026		【カスタマーレビューより】
第三章まではライトノベルに限らないごく基本的なことがニュアンスや効果を交えて書かれ、第四章からは「シチュエーション」に合わせた語彙の数を意識して書かれています。
肝心の「表現法」は広く浅く「こういうのもあるよ」といった例が羅列されていて、誰もが知っている表現からあまり知られていないものまで様々。ただ並べ立てるだけではなく、「語彙」を文章の中に織り交ぜて説明しているので読みやすかったです。
また、各単元の最後には図解をいれてわかりやすいように工夫されていました。
結果、この本を読んで自身の表現と語彙が絶対的に足りないことを確認できたので買って良かったです。

実践！ストーリー構成法 (ライトノベル作家になるシリーズ) [単行本（ソフトカバー）]

プロット(物語の枠組み)を固めていく過程を30以上も掲載。ライトノベル作家を目指す生徒が実際に書いたプロットを指導し完成度を高めていくさまを完全収録。
平均評価：★★+0.5
価格：￥ 1,026		【カスタマーレビューより】
榎本氏が教えている小説教室（学校の）生徒が書いたプロットを
元にどのようにするとよいかを書いた本。
５章仕立て（第一章は魅力的なキャラクターについて、第二章はバトルについて
第三章は恋愛について、第四章はメッセージ性で読者引きつける、第五章は
設定について）で一章に付き５〜８ぐらいの生徒のプロットを添削している。
プロットの構成方法（作りあげ方）についてはほとんど出てこないので、
それを期待するとはまります。

元となるプロットですが本当にしょうもない内容（ひどい）なのですが、
これを添削する部分がこの本の肝で最重要部分になるのだと思います。
自分ならどうすると考えながら読み進み、筆者の添削をその後に読むと、
こんな発想もあるのかと　とても参考になります。
ただ、元がしょうもないので最終結果がいまいちで魅力に欠ける話です。
ただ、あのしょうもない内容がここまでまともになるのかと感心します。
とにかく、『筆者のつっこみ、添削を自分の糧として利用できるか』が、
この本の評価の分かれ目になります。

実践!ショートショートで鍛えるラノベ創造力 (ライトノベル作家になる) [単行本]

キミが描写しやすいキャラクターはどんなタイプか?キミが苦手な文章表現は?ショートショートをたくさん書くことで長編執筆に必要な力を鍛えよう。ライトノベル作家を目指す生徒が実際に書いた文章をもとにした例文を多数掲載。その例文を本当の授業のように添削。短文を書くことで、文章力、表現力、発想力、作家性などを確認し、鍛えよう。
平均評価：★★★★★
価格：￥ 1,026		【カスタマーレビューより】
素人が書いた文章に赤入れしてそれを私たち読者が観察する。
へーとかほーとか思わないです。うわ……なにこの文章……
と失礼だけど。そう思ってしまう。これで文章力が付くか私は疑問だが。どうなんでしょ。
教室ではいざ知らず。
毎回同じような内容の本を出しているがどれも期待外れ。
大した期待をせずとも、がっかりするこの感じ。
理由が分からないが伝えたい。
少々マンネリしてませんか？

実践！ライトノベル文章作法 (ライトノベル作家になるシリーズ) [単行本]

現役ライトノベル専門学校講師が贈る超実践的な文章技術指南書。
平均評価：★★★★
価格：￥ 1,026		【カスタマーレビューより】
初歩的な初歩がわからない初心者の方などにはオススメです。
とりあえず一回書いてみて自分の文章に違和感とかここどう書いたらいいんだろう？
みたいな疑問を感じてる方にはお勧めです。

ライトノベル創作Q&A100 (ライトノベル作家になるシリーズ) [単行本（ソフトカバー）]

「ライトノベル作家になりたい!」と思っても文章を書いている最中はもちろん書き始める前から多くの疑問や悩みに襲われるはず。本書はそんな疑問や悩みに丁寧に答えていく大好評「ライトノベル作家になる」シリーズの副読本。
平均評価：まだありません
価格：￥ 1,026		【カスタマーレビューより】
まだありません

ゲームで広げるキャラ&ストーリー (ライトノベル作家になるシリーズ) [単行本（ソフトカバー）]

ライトノベル作家を目指してはいるもののキャラクター造形やストーリー構成に悩む高校生・明人。そんな彼のもとに「TRPG(テーブルトーク・ロールプレイングゲーム)を遊ぶと、そうした力が鍛えられるよ」と言う先輩が現れて…。「キャラクター造形」や「ストーリー構成」のツボをTRPGを遊ぶ様子を通してわかりやすく紹介。現実のライトノベル作家の中にもTRPG経験者は驚くほど多い。「みんなに楽しんでもらう」コツを明人と一緒に学んでいこう。
平均評価：まだありません
価格：￥ 1,026		【カスタマーレビューより】
まだありません

シナリオのための事典

ゲームシナリオのための戦闘・戦略事典 ファンタジーの兵種・戦い・お約束110 大型本 – 2015/8/26

平均評価：まだありません
価格：￥ 2,160		【カスタマーレビューより】
まだありません

ゲームシナリオのためのファンタジー物語事典: 知っておきたい神話・古典・お約束110 (NEXT CREATOR) 単行本 – 2014/4/30

語り継がれるわけがある。面白く、人を夢中にさせるストーリーを創作するときに知っておきたいエッセンスを事典形式でまとめたネタ帳。語り継がれる神話や古典の名作から、愛され続ける特徴的な要素を取り出して解説。シナリオのアイデア・展開を考えるヒントが満載。
平均評価：★★
価格：￥ 2,041		【カスタマーレビューより】
本の帯に「語り継がれる理由がある」と書かれている通り、有名なエピソードを事典形式でまとめた事典です。
ようするに、知っておいた方がよさそうなネタを並べたタイプの本なのですが、当然ながら「知っておいた方がよさそう」という基準が書かれた方の主観なので、その感覚に合わないと、厳しいことになります。
残念ながら私はだめでした。
また、全ての項目を2ページで紹介するというこのシリーズの規則も、この本のテーマには合っていないと感じました。
無理をして2ページになるように引き伸ばしたような項目があったり、逆に、有名なエピソードがカットされて無理矢理2ページに詰め込んだような項目があったり、どうもシリーズの規則のため全体が不自由になってしまっている印象を受けました。単純な比較はできませんが、Wikipediaの解説を読んだ方がずっと満足できる項目も多々ありました。

中身はいいんです。
色々な物語が簡潔にまとめられていて、とても参考になります。
ただ、製本が良くない。
ページを捲る度にキュッキュッと本が鳴るんです（笑）
衣装辞典とファンタジー辞典も購入しましたが、三冊とも鳴ります。

ゲームシナリオのためのファンタジー事典 知っておきたい歴史・文化・お約束110 (NEXT CREATOR) 単行本 – 2010/8/3

世界の創作に大切なこと。ファンタジーのストーリーを創作するときに知っていてほしい歴史・文化・お約束を事典形式でまとめたネタ帳。特にゲームと相性がよいと考えられるネタを中心に構成。シナリオのリアリティを増すためのヒントが満載。
平均評価：★★★★+0.5
価格：￥ 2,041		【カスタマーレビューより】
ファンタジー好き、しかもゲームシナリオを書こうというかたならば、さほど驚くような内容ではないかもしれません。
しかし、基礎的な内容が一冊にまとめてあるという点が非常にありがたい。
わたしは教科書のように創作する際の一つの基準点として利用してます。
ところどころに書かれているワンポイントアドバイスも、そう言えばと初心を思い出させてくれます。
家庭の医学のようにファンタジー書きの家に一冊いかが。
きっと買って損はしないでしょう。

久しぶりに良い買い物ができました 私はゲームシナリオを書く目的ではなく個人的な創作活動の参考になればと思って購入しましたが予想以上の素晴らしい内容です! 図説もわかりやすいですしページの装飾も気に入りました 内容を読んで私は国家とはどのようなものなのか、騎士とは?宗教とは?世界構成は?住民の生活は?…などなど創作していくあたりで私が曖昧にしか決められなかった事が次々に解決出来ました 個人的にファンタジー小説や漫画を描こうとして設定に悩んでいる方々にこれは凄くお勧めです!

ゲームシナリオのためのミステリ事典 知っておきたいトリック・セオリー・お約束110 (NEXT CREATOR) 単行本 – 2012/2/29

魅力的な謎をつくるための道具箱ミステリ要素を含むストーリーを創作するときに知っておきたいをキーワードを事典形式でまとめたネタ帳。ミステリ小説で培われた定石や理論、リアリティを支える現実の知識などを分類して解説。謎をつくるためのヒントが満載。
平均評価：★★★
価格：中古品のみ
（Kindle 価格:￥ 1,890）		【カスタマーレビューより】
「短期間のうちにミステリーの知識が必要だとか、何かの論文や評論を書く上で、参考文献の選別がしたいとか、そういった特殊な場合の人向けの本でしょう」と書かれている方の主張通りかと思います。
ミステリの知識ゼロの私はミステリのトリック・ネタバレなどをざっくり手軽に知りたかったので購入。
読み進めると「このトリックは○○という作品で使われました」といったネタバレがポンポン出てきて“私にとっては”大満足でした。とはいえ、ネタバレは最小限に抑えられむやみやたらにネタバレを連発しているわけではなかったです。
ゲームシナリオを書く目的に限らず、ミステリなどの知識の上辺だけを軽く知りたいならば購入を推奨します。

思ったよりも見やすく分類されており、文章的にも分かりやすく書かれています。
参考文献や実話などの記載もあるので、初心者でも読みやすい構成です。
ただ、この本を購入したからといってゲームシナリオを到底書けるとは思えませんし、当然ミステリー好きには知っている事ばかりです。
説明もネットで調べれば出てくるような情報なので少し物足りないですし、一部完全なネタバレがあることもあり入門書としても微妙な感じがします。
よって、短期間のうちにミステリーの知識が必要だとか、何かの論文や評論を書く上で、参考文献の選別がしたいとか、そういった特殊な場合の人向けの本でしょう。

ゲームシナリオのためのSF事典 知っておきたい科学技術・宇宙・お約束110 (NEXT CREATOR) 単行本 – 2011/4/9

科学の空想に大事なこと。SFテイストのストーリーを創作するときに知っていておきたいキーワードを事典形式でまとめたネタ帳。定番の科学技術や宇宙にまつわるトピックなど、SFに利用されるガジェットやネタを網羅的に解説。シナリオの説得力を増すためのヒントが満載。
平均評価：★★★★
価格：￥ 2,041		【カスタマーレビューより】
上記、内容紹介で紹介されている項目が見開き２ページで紹介されています。
小説やシナリオを作成するときのネタを見つけるのに大変役立ちます。
紹介ページが２ページしかないので、詳しいことは書かれていませんので、小説などにそのまま使用することは難しいです。自分でその項目について、ネットや書籍で調べ直すことが必要になります。ですが、これだけの項目をわかりやすく紹介している書籍はあまりありません。
SFの辞書として使う、SF小説を読むための知識を付ける小説やシナリオのネタを見つけるために読むのなら、十分使える本でしょう。
買って損はないでしょう。

同シリーズの「ゲームシナリオのためのファンタジー辞典」同様、1項目につき2ページの分量しかないので、「事典」としてはものたりない感は否めません。
本書から得られる知識は、コアなＳＦファンにとっては常識の範疇でしょう。
コミックやラノベ等の創作物に本格的なＳＦ設定を盛り込みたいのであれば、本書のキーワードをもとにさらにネット検索等をして、知識を深めることが不可欠だと思われます。
しかし、単に自作品にＳＦ的なテイストを加えるための「ネタ帳」、あるいは「ＳＦ用語の基礎知識」集として利用するのであれば、非常に有用であると感じました。

ゲームシナリオのためのクトゥルー神話事典 知っておきたい邪神・禁書・お約束110 (NEXT CREATOR) 単行本 – 2013/6/28

邪神の世界を素因数分解する! 20世紀前半にその世界観が誕生して以降、様々な作品で語り継がれてきたクトゥルー神話。本書は神話の構造と変遷を解体し、設定の始点となった作品から紐解いていく。神々、クリーチャー、物品、地域などに分類して解説。
平均評価：★★★★+0.5
価格：￥ 2,041		【カスタマーレビューより】
　これまで出版されてきたクトゥルー神話関連書は、クトゥルーや『ネクロノミコン』といった項目について情報の出典が挙げられていればいい方で、ほとんどは出典を明確にせず、ただ情報を羅列してまとめたものばかりだった。
　それはそれでまとまっていてよいのだが、どの作品が出典なのかわからず不便だったのも事実。
　本書では情報の出典を明確にしているため、逆引き事典のような活用が可能になっているのが類書との最大の違いと言える。
　未訳の小説や論考を出典とする情報も数多く含まれており、その情報量を考えればお買い得。
　ただ、まったくの初心者向け入門書とは言い難い。ある程度クトゥルー神話について知っている人が、さらに知識を深めるため手にするのに向いているだろう。

　クトゥルフモノの事典はいくつか発売されていますが、この本は出典や成り立ちなどが明記されており、そこから遡って作品を読むことが出来るのが新しいところです。そういう意味で、クトゥルフ神話という「物語」に参加し、ストーリーを構築するツールとして性能は、大変高いといえます。タイトル通り「ゲームシナリオ」だけでなく小説やマンガなどにも応用できる汎用性の高い本でもあります。
　もちろん、ある程度原典を追いかける必要があるので、この本一冊あればＯＫというわけではなく、初心者には不向きです。

ゲームシナリオのためのミリタリー事典 知っておきたい軍隊・兵器・お約束110 (NEXT CREATOR) 単行本 – 2012/8/13

陸・海・空を制す! ミリタリー要素を含むストーリーを創作するときに知っていておきたい知識を事典形式でまとめたネタ帳。現代の軍隊組織や兵器にまつわるトピックなど、ミリタリーにかかせないキーワードを網羅的に解説。シナリオの魅力を増すためのヒントが満載。
平均評価：★★+0.5
価格：￥ 2,041		【カスタマーレビューより】
書店の中を歩いて、たまたま「目にとまった」から、（ゲームシナリオから語るというのは）どういう内容なんだろう？とふと手にとった本でした
パラパラ読んでいて驚いた　これは、またよく「まとまっている」じゃないか、というのが私の評価であり、正直な感想
　たしかに、海戦の内容を掘り下げるとか、細かくスペックを書くとか、そういうことを期待するなら不十分だろうが、そういうことは、個別に調べればすむことだから、そういうことではなくて、この人が、1人で書いたものだろうが、いろいろと、調べたか、過去に戦記物を読んでいて、それを彼の「頭の中でまとめて」彼の視点でまとめて書いた内容であるということに感心したということだ
　例えば、機動部隊同士の戦闘についても、過去の、日米のそれを、全部、時系列で表にまとめてあったりする　また、機動部隊同士の戦闘も日米、日英以外にない、という事実の指摘も忘れていなかったのは相当なものだ　こういう視点の整理や、解説は、普通の戦記物ではおめにかかれない　少なくとも、私は初めて出会った　こういうことは、すべての戦記を読んで知っているか、あるいは、そうじゃなければ、自分で調べている最中に、疑問が湧いて、その視点からしらべて「横にメモで書き出した」結果だろう　そう考えないと、ああいう「まとめ方」をしようという発送＝視点は、なかなか出ないものだ（講義で、レジュメをつくるときにする作業のようなかんじがする）

1項目当たり2ページで説明されてしっかりと書かれてはいますがやはりたった2ページしかないので詳細には書かれてはいません。
最低限のことは書いてありますがもうちょっと踏み込んだ説明が欲しいと思いました。
ゲームシナリオのための…となっていますがミリタリーに特化したシナリオを書く場合は本書はあまり役には立たないでしょう。
軽くミリタリー要素を入れる場合には本書は役には立つと思いますが詳細に書くつもりなら自分で調べる必要があります。
良くも悪くもミリタリー入門書です。
まったく軍隊や兵器などを知らない人には良いと思いますがさっきも言ったようにミリタリー重視のシナリオを書くつもりならもっと詳しい本で出来れば軍隊なら軍隊のみを徹底的に解説した本などをおススメします。

ゲームシナリオのためのファンタジー衣装事典 キャラクターに使える洋と和の伝統装束110 (NEXT CREATOR) 単行本 – 2012/11/27

衣装が世界を物語るファンタジー作品を創作するときに知っておきたい洋装・和装の知識を事典形式でまとめたネタ帳。近世・近代ヨーロッパの衣装、日本の公家・武家・庶民の衣装など、ファンタジーに利用される装束を解説。シナリオ設定やキャラクターデザインに使える服装が満載です!
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 2,041		【カスタマーレビューより】
小説の参考資料として購入。
ファンタジー知識がほとんどないため、服飾に関しての資料を探していまいした。
とても参考になるないようで、見ているだけで面白い本です。
上流階級だけでなく、庶民の衣装も載っているのがうれしかったです。
和洋それぞれ簡単ながら網羅されているのもいいですね。
欲を言えば、日本、ヨーロッパだけでなく、アジア、中東、アフリカ、アメリカなどの衣装もあったらもっとよかった。
けれど、広げたらきりもないので仕方ないですね・・・。
知識のある人にとっては物足りない内容かもしれませんが、そうでない人にとっては、一冊あると便利な資料だと思います。

ファンタジーの銘打ってますが載ってるのは全て現実に存在した服です。
この本の良い所は、情報が非常に整理されていることです。
時代、場所、職種など、見たいと思った服装はすぐ見れるような構造になってます。
また、通常の服飾の本では富裕層の服くらいしか情報が載ってなかったりしますが農夫等、幅広い人種の服が載ってるのは高ポイントです。
漫画の資料としてはなかなかです。
ちなみにページの半分はヨーロッパ。半分は日本です。
大正時代が充実してたのは個人的に嬉しいです。

ライトノベル・ゲームで使えるオリジナリティあふれるストーリー作りのためのシナリオ事典100―パターンから学ぶ「お約束」 単行本 – 2012/3

「100編、読んでみたんだけど…」「あの話には別のアプローチもあるかもしれないな」と、100のパターンを読破したきみは今、創作意欲が沸いてきているはず。それが、オリジナルへの第一歩。
平均評価：★+0.5
価格：￥ 1,944		【カスタマーレビューより】
ライトノベルの元ネタ用に特化したシナリオ事典・・・という触れ込みで、帯には”本物のオリジナルを作るための近道は王道パターンを知ること”とあるが、とても事典には使えないだろう。
というのも、きちんと論理立てて分類、解説している訳ではなく、かなり大雑把な分類で、筆者が思いつくまま気の向くまま、400文字程度（半ページ）のあらすじを書き、自分で解説している、という構造なので、『この物語にはこういう王道パターンがある』、というのを体系的に調べる目的には、全然使えない、と断言して良いと思う。あらすじも、とても王道パターンとは言えない。（ま、それはそれでいいかも。）
と言う訳で、こんな物語のパターンもあるよ、物語作る際には筆者はこんな風に気を配ってますよ、という随筆集として、あくまでも参考程度に読む分にはなかなか面白いと思う。

こういう系の本を買った事がなかったので買ってみましたがちょっと「こんなものだったのか」とショックを受けました。
ほとんど全部読みましたがどれも「こういうのを書いてみたい!!」とは思えませんでした。
すべての話は2ページで紹介されていて、挿絵がある場合と無い場合があったのですが正直挿絵が無いページの方が読みやすい気がします。
挿絵のイラストも微妙（好みの問題かもしれませんが）で、「なぜ挿絵を入れてしまったんだろう」と思いました。
ちなみに挿絵が無いページはその作品の大事な所が図になって紹介されていて読みやすかったです。
あと帯に書いてあった「王道」では無い気がします。（私が普段ライトノベルを読まないから分からないのかもしれませんが。）

ネーミング

クリエーターのためのネーミング辞典 (一般向辞典) [単行本]

美少女キャラの萌えるイラストとともに、名づけに役立つカタカナ語を約２８５０項目分、ジャンル別に収録した便利な８か国語辞典。マンガやライトノベル、ＲＰＧ、同人誌名などの名づけに悩むクリエーター必携の１冊。
平均評価：★★★★+0.5
価格：￥ 1,512		【カスタマーレビューより】
かゆいところに手が届くというか、ネーミングを考えるとき、非常に使い勝手がいい本です。
ラノベやゲーム関係などのネーミングをするとき、ジャンル別に並んでいるので、とても便利かなと思います。
あと、類書に比べて、ちゃんと翻訳者の名前が記載されているので、信頼度が高いかなと。

この商品には、約2万3500単語が収録されています。ネーミング辞典と銘うっている類書と比較しても、この2万3500というボリュームは魅力的です（他商品ではおよそ約1万2000〜5000程度）
2800近くの日本語が8ヶ国語（英語/ドイツ語/フランス語/イタリア語/スペイン語/ラテン語/ギリシャ語/ロシア語）で一覧表示されています。巻末付録に3ヶ国語（中国語/韓国語/アラビア語/語数280程度）収録されていますが、こちらをメインで使うのは難しいでしょう。
また、単語が8つの章にジャンル分けされています（第一章/冒険･戦い、第二章/神話･魔法･超常現象、というふうに）。ジャンル分けされていることの利点の一つは、関係性のある単語をまとめて眺められるということが挙げられます。50音順の辞典で「1から9の数字の呼び方」を調べたい場合、1から順にすべて調べる必要がありますが、この本だと「数/数値」というカテゴリのページを開けばそれで済んでしまうのです。また関係のある単語（番号/整数/マイナス、というようなワード）も近くのページに載っているので、芋づる式に単語を調べることが出来ます。思いがけない言葉にで出会ったり、インスピレーションが働くこともたくさんあると思います。
後ろのページには50音順索引もついているので、「愛」という言葉はラテン語で何て言うのだろう、なんて時にもすぐ調べることが可能です。
いくつかの単語には脚注がついていて、その単語を詳しく説明したり、由来が書いてあったりします。あまり多くありませんが。
価格が高価なわけでもないので、ネーミング辞典がほしいという人には、この本をオススメしたいです。

クリエーターのための和のネーミング辞典 単行本 – 2013/12/17

雅(みやび)な日本語で名づけができる!類書中最多の約6500単語収録。ゲーム、小説、マンガ、商品名…何でも役立つ、和風名づけ辞典。
平均評価：★★★
価格：￥ 1,512		【カスタマーレビューより】
内容はとてもいいです。
植物や家具、神様の名前まで幅広く雅な言葉が収録されています。
例のイラストは章が変わるごとに入ってくるのでハッキリ言って必要ありません。
後半にYES・NO形式で名前付けのヒントがちょっとしたチャートがあったのもよかったです。

クリエーターのための 人名ネーミング辞典 単行本 – 2014/11/18

クリエーターにニーズの高い、人名のネーミングに役立つ便利辞典。世界の歴史上から神話上まで、名づけにぴったりの人名を収録。軍人、聖人、政治家…などテーマごとに、簡潔な説明をつける。カバーには萌え系イラストを採用し、若年層から楽しめる一冊。
平均評価：★★★
価格：￥ 1,512		【カスタマーレビューより】
豊富な情報量だが、あまり読んでいません。ネーミング辞典一冊で自分には十分な内容でした。

クリエーターのための 地名ネーミング辞典 単行本 – 2014/11/18

クリエーターにニーズの高い、地名のネーミングに役立つ便利辞典。世界史上から神話上からまで、名づけにぴったりの都市名を収録。カーニバルのある街、虐殺のあった街…などテーマごとに分類。カバーに萌え系イラストがつき、若年層から楽しめる。
平均評価：★★
価格：￥ 1,512		【カスタマーレビューより】
一番初めに出たネーミング辞典だけで十分な内容でした。でもこういうのは全て集めたくなる。

ネーミング単語大全 (三才ムック vol.457) 単行本 – 2011/12/21

ゲームや小説などの創作物のキャラクターの名づけに役立つ、人物の名前として活用できる単語を8500語以上集め、五十音順にまとめたネーミング単語辞典。単語は神話をはじめ、日本オタク文化であるアニメ・漫画・ラノベをメイン選定。あらゆる物語の登場人物が集結した雑学書としても楽しめます！
平均評価：★★+0.5
価格：￥ 916		【カスタマーレビューより】
五十音順に、名前とそれが実際に登場したマンガやゲームなどを作品例に一行ずつまとめた本です。名前に対する語源や解説などはありません。
既に扱われている名前を列挙しているだけの本ですので、キャラクターネーミングにオリジナリティを求める人には向かないでしょう。

使い辛い理由ですが……
・性と名が混合されている。
・和名と洋名が混合されている。
また、ありふれた名前（「スズキ」「サトウ」など）は収録されていません。

幻想ネーミング辞典 単行本（ソフトカバー） – 2009/8/31

1200以上の単語の10ヶ国語での読み方を収録。「破壊」「裏切り」「反逆者」などマイナスイメージの単語も多数収録。10ヶ国語での読みからひける逆引き索引つき。
平均評価：★★★★
価格：￥ 1,404		【カスタマーレビューより】
１２００以上の単語の１０ヶ国語での読み方が載っています。アルファベット等と共に発音も記載されています。
カテゴリーは時間・位置・数・自然・人間・社会・状態・性質の８種類。
さらに、カテゴリー内にもカテゴリーがあります。
例えば「社会」だと、その中に「国家・職業・神話・伝説・犯罪・戦いetc...」が。
さらに、「社会」カテゴリーの「神話・伝説」カテゴリーの中には「総称・幻獣・信仰・宗教・魔法・魔術・文字・記号」という風に、かなり詳細に分かれています。

いろいろな単語について、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語、ラテン語、ギリシャ語、アラビア語、中国語の10ヶ国語の現地語表記と、現地での発音をカタカナで表した表記が併記されている事典です。
これまでにあった商品名のためのネーミング事典とは異なり、暗殺者とか死神とか、あまり印象がよくない単語（でも、お話のキャラ名などには使えそうな単語）は、きちんと載っています。
何より特筆すべきは巻末の索引。
発音（カタカナ表記）から単語を引けるので、なんとなく響きのいい名前を見つけるのに便利ですし、意外なアニメやゲームのキャラの語源もわかったりして、とても楽しいです。

和の幻想ネーミング辞典 単行本（ソフトカバー） – 2012/7/28

約4000の日本語の単語を解説つきで収録。漢字のネーミングに“使える”単語を厳選。別称からでも引ける便利索引つき。
平均評価：★★★★
価格：￥ 1,404		【カスタマーレビューより】
◆自然（植物・動物・鉱物・宇宙・気象・地形）◆感覚（色・香り・音・光・闇・雰囲気）◆時間（季節・時間）◆人 　（性質・職業・呼称）◆人工（器物・武器・建物・数）◆宗教（仏教・神道・陰陽道）◆平安京（殿舎・門・官職・役所）◆旧国名（旧国名）
五十音順索引
以上のカテゴリーがあります。そして、↑のカッコ内のジャンルは更に細かくされます。
例えば「自然」の「植物」の中には「草花・野菜・作物・樹木・果実・海藻・その他」のジャンルがあります。
自然→植物→草花の中には「葵」のように有名なものから、「虎杖」「繁縷」といった難読のものまで紹介されています。
それぞれ、項目・よみ・解説があります。一つの項目は多くてもニ行分で、バランスが良くて見やすいのが良いですね。
薄紫色が多用されているのですが、「和の幻想」といった雰囲気が出ていて見た目的にも綺麗です。
見慣れない項目（宗教用語や神道用語等）の解説では、ルビが多めに使われているので「これは何と読むんだ？」となりにくいのも嬉しいところ。

この手の本は、内容が薄いとか誤植が多いとか、とても叩きレビューが多いと思います。
が、個人的には使いようだと思います。
誤植部分は｢こう書く予定だったんじゃないか｣と解釈を変えれば問題なく使えますし、そもそも作品制作の参考資料として出版されたものですから、そこまで完璧さを求めちゃダメですよ。
私はこの本と、シリーズのものをもう二冊ほど購入しました。
適度に厚くてカテゴリー別に探すことが多い私としては、とても使いやすいです。

幻想世界ネーミング辞典―13カ国語版 (COSMIC MOOK) ムック – 2013/6/26

平均評価：★★★★★
価格：￥ 864		【カスタマーレビューより】
ネットゲームや漫画等で人物の名前を決める時に、悩んだり、なかなか決められなかったりする事が有ります。
この本は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ラテン語ロシア語、ギリシャ語、アラビア語、ヘブライ語、中国語、エスペラント語が載ってます。　
索引も五十音やカタカナ、各カテゴリ等で引く事が出来るので、非常に使い易い。
イラストは載ってませんが、ネーミングを考えるには参考になる本だと思います。
カテゴリの豊富さも、素晴らしいです。
ネーミングを決める時は大抵Googleで頭に浮かんだワードを検索、翻訳を行いますが、元からアイディアが沢山ある訳ではないので、調べるワードも中々浮かんできません。

１３カ国語のワードで、しかも膨大な量の単語を一挙に閲覧出来るのは非常にありがたいです。
時間短縮になりますし、ただ眺めていても楽しいものになっています。
また小さめではありますが、それぞれの国の単語も読み方と共に記載しておりますので、十分使える内容かと思います。
本当にありがたい〜。

幻想世界和風ネーミングナビゲーション 単行本 – 2013/4

クリエイターから邪気眼系まで、ゲーム・小説の架空世界構築必携本。自然・感覚・官職名・道具・仏神・天津神・剣技…4000項目を超える「和の名前」を収録。
平均評価：★★★+0.5
価格：￥ 916		【カスタマーレビューより】
新紀元社から出版されている「和の幻想ネーミング辞典」の類書・・・　というより若干収録内容が変わっただけでほぼ同一の書物。
「風」に関する類語を見るとどちらも収録数は50、恐らく単語も全く同じものが収録されており、記載方法もほぼ同じ。収録されている語の総数はどちらも4000以上となっている。
ぱっと見た感じで、こちらの「和風ネーミングナビ」には武術や剣術に関する語の収録が見られる。あまり多くはないが、これは「和の幻想」には無いジャンル。
とはいえ、既に「和の幻想」を持っている場合はそちらで十分だろう。これから買うなら表紙に花がありほぼ同じ収録数で価格が400~500円程安くなるこちらのほうがオススメか。

武器やアイテム、はたまた月の呼称まで取り揃えているネーミング本ですが、現代を舞台にした「人」の名前をつけるとなると、そのままでは使い辛いものが多かったです。
戦国時代や、和風ファンタジー、はたまた人外などのキャラクタ—には　名前として十分使えるものだと思います。
その他小物などの名前付けには１２０％使用する事が出来るかと思いますので、RPGやゲーム小物の名前にはぴったりではないでしょうか。

幻想世界 ネーミングナビ ルール編 単行本 – 2013/7/19

伝統的な命名法則(ルール)でリアルなづけをしたいあなたに。ゲーム・小説の架空世界構築に、名づけの方法がわかる。
平均評価：★★★★
価格：￥ 916		【カスタマーレビューより】
自分はいいと思います。色々と知らなかったことが分かりやすく書かれている。

13ヶ国語対応! ファンタジー・ネーミング辞典EX 単行本 – 2011/12/10

全15,600語収録。「堕天使」はヘブライ語で「マルアフ・ノフェル」。エルフ語で「剣士」は「ヴァゴル」。各国語の「I love you」は?美麗イラスト&解説付き。ゲームファンからクリエイターまで、自分だけのゲーム・キャラクター・小説世界が作れる必携の命名バイブル。
平均評価：★★★★+0.5
価格：￥ 895		【カスタマーレビューより】
推しどころは、なんといってもこの13ヶ国語という扱いの多さ。　
他の辞典より選択肢が増え、気に入るニュアンスがもっと出てくるかと。
私もこの辞典を買ってネーミングにさらに迷うことが増えました。
章の最後に入るコラムも楽しいです。
各国人名対照表やエルフ語辞典（指輪物語から）、軍事用語小事典など付録もあり、後者二つはジャンルが狭く使いどころに迷うかも…？
ファンタジーに絞っただけありジャンルは狭いです。
しかしこれなら大体基本はつかめるはず。
RPGなんかを作るにあたってはそう問題はないかと。
これだけあれば基本的に迷わずに済むと思うのですが、○○関連で、といった感じで探すと掲載されていなかったりして改めてジャンルの狭さに驚かされます。
~小説の名前付け用に購入。結果一気に語彙は増えました。
特に目的がなくめくっているだけでも時間を忘れます。
「美麗イラスト」は実際表紙に書いているほどでもないです。
それより解説の方が楽しいし面白い。
言語についてより関心の深まる解説だと思います。
言葉を選ぶ分には問題ないですが、さらに由来や意味は別に必要ですが。
やはり若干の掲載ミスがある模様（人名対照表で1つ発見）
何より語彙が多いのが良いです。
ぼろぼろになるまで使う……予定(・ω・｀)

13か国語でわかる新・ネーミング辞典 単行本 – 2005/5

商品名や会社名・店名から、個人的な創作物まで、どんなネーミングにも対応。ヒットネーマーのための万能名づけ辞典!約3550語のキーワードを13か国語分、50音順に収録。イメージごとにまとめて言葉が探せる、ジャンル別さくいん付き。発想法から造語まで。応用テクニックを収めたネーミングマニュアルで、バリエーション無限大。巻末付録に、名づけに使える日本の古語&方言も収録。知ってトクする雑学・語学事典としても使える。
平均評価：★★★★
価格：￥ 3,024		【カスタマーレビューより】
この辞典の購入を検討する際、もっとも迷ったのは既刊のネーミング辞典二冊と内容が同じかどうか、ということ。
というのも、僕はすでにパート１は購入しており、パート２を買うか、こちらを買うか迷っていたからです。
しばし悩んだ末、こちらを買うことに決めたのですが、これは正解。
予想通り、内容は二冊を合体させたもので、さらに項目を追加させたものでした。
また、サイズは既刊の二冊より少し大きい程度で、厚さ重さも同程度。さらに、単語は五十音順に変更されており、より辞典として引きやすくなっています。
もちろん、これまでの項目別もインデックスとして収録されているため、学研ネーミング辞典のオールインワンタイプとして、使い勝手は良くなっています。

　既存の２冊を合体させた以上の素晴らしい数のネタが収められています。にもかかわらず、私はうまく使いこなせていません。理由は５０音順だから。
このネーミング辞典を選ぶかどうか迷っている方って、もしかしたら既存の二冊のうちの一冊を使っていらっしゃるのでは？？私もそのクチで一冊目を愛していたのですけれど、この合体バージョンを手にしてみて、改めて旧本のどこを愛していたのかを認識しました。たぶん『星』とか『人体』などのセグメントの仕方です。ちょっと煮詰まり気味でもパラリとやると「ひらめき」をいただけたというか。。。しかも、巻末には音順検索もありましたし。
これには、それがありません。50音順に狙った言葉を一個一個ひくしかないので、芋づる式インスピレーションを得ることができないのです。私は。


















































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