グスタフ／ギュスターヴ15世（Gustav�将后� 
| 生没年 | 出身地 | 身分・職業 | 父 | 母 | 一人称 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1280-???? | ヤーデ | ヴィジランツ | フィリップ3世 | エカテリーナ | 私 |
人物評
貴族として
本来の名はギュスターヴ（15世）*1。7歳の時、父フィリップ3世とヴァンアーブルの手で密かにファイアブランドの儀式を成功させたグスタフは、ノール侯とフィニー王、二つの継承権を持っていた。
フィリップ3世が死去した際に「従兄弟のデーヴィドと共にヤーデの家を守れ」という遺言と、ファイアブランドと鋼の大剣（グスタフの剣）を受け取る。
その後は、遺言を守るためチャールズの下で政務につく。しかし、フィニーやノールを継げ、デーヴィドに成り代わりヤーデもろともギュスターヴ帝国を再建しろ、などと言い寄る連中が多く、政治の道具になりたくないという思いが強まっていった。過度の期待に対するプレッシャーも手伝い、自分のことを誰も知らない世界で自由に生きたいという思いから家を捨て、北大陸へ渡った。
なお、フィリップ3世の死とそれに関するグスタフの動きについてはフィリップ3世の死に関してを参照。
フィリップ3世が死去した際に「従兄弟のデーヴィドと共にヤーデの家を守れ」という遺言と、ファイアブランドと鋼の大剣（グスタフの剣）を受け取る。
その後は、遺言を守るためチャールズの下で政務につく。しかし、フィニーやノールを継げ、デーヴィドに成り代わりヤーデもろともギュスターヴ帝国を再建しろ、などと言い寄る連中が多く、政治の道具になりたくないという思いが強まっていった。過度の期待に対するプレッシャーも手伝い、自分のことを誰も知らない世界で自由に生きたいという思いから家を捨て、北大陸へ渡った。
なお、フィリップ3世の死とそれに関するグスタフの動きについてはフィリップ3世の死に関してを参照。
冒険者として
グスタフという名は、本名では目立つとして読み方を変えたものである。
普段は無愛想で、不言実行タイプのヴィジランツである。家を出てからは以前に増して慎重かつ冷静に行動するようになる。その性格を相棒であるロベルトに重宝され、実際に何度もピンチを救った。
ただ、家名を捨て遺言に背いてきた罪悪感や開放感などを抱えるグスタフは、常に張り詰めたアニマを纏い、他人に対して心を開くことがなかった。それはジニーと出会ってから変わりはじめる。家に対するわだかまりもデーヴィドと再会、共闘することで解消した。エッグを倒した後は心に余裕をもつようになり、少しずつ他人を受け入れることができるようになっていった。
全ての決着をつけた後も、冒険者として過ごし、表舞台に戻ることはなかった。
普段は無愛想で、不言実行タイプのヴィジランツである。家を出てからは以前に増して慎重かつ冷静に行動するようになる。その性格を相棒であるロベルトに重宝され、実際に何度もピンチを救った。
ただ、家名を捨て遺言に背いてきた罪悪感や開放感などを抱えるグスタフは、常に張り詰めたアニマを纏い、他人に対して心を開くことがなかった。それはジニーと出会ってから変わりはじめる。家に対するわだかまりもデーヴィドと再会、共闘することで解消した。エッグを倒した後は心に余裕をもつようになり、少しずつ他人を受け入れることができるようになっていった。
全ての決着をつけた後も、冒険者として過ごし、表舞台に戻ることはなかった。
主な交友関係
その来歴から様々なものを背負うグスタフは、家を出てから心を許せたのはロベルトただ一人だった。ロベルトも絶大な信頼を置き、冒険内外でグスタフの世話を焼いた。二人は数々の功績を上げて、ノースゲートではかなり知られたコンビになった。
当初のジニーはグスタフの奇抜な髪型や二振りの剣に興味を持っていた。グスタフはあれこれと聞きたがるジニーをうるさがることもあったが、明るく物怖じしないその性格に、頑なに閉じていた心が徐々にほだされていった。
家を捨てたものの、父フィリップ3世をグスタフは敬愛している。「グスタフの剣」と表示される鋼の大剣とファイアブランド、相反する二振りの剣を持つ理由は、両方ともがフィリップ3世の形見だからだった。
デーヴィドとは兄弟同然の仲で、サウスマウンドトップの戦いでは、戦場ではあるが再会を喜んだ。デーヴィドはグスタフの出奔を寂しく思っていたこともあり、グスタフの存在はデーヴィドにとって大きな精神的支えとなった。
当初のジニーはグスタフの奇抜な髪型や二振りの剣に興味を持っていた。グスタフはあれこれと聞きたがるジニーをうるさがることもあったが、明るく物怖じしないその性格に、頑なに閉じていた心が徐々にほだされていった。
家を捨てたものの、父フィリップ3世をグスタフは敬愛している。「グスタフの剣」と表示される鋼の大剣とファイアブランド、相反する二振りの剣を持つ理由は、両方ともがフィリップ3世の形見だからだった。
デーヴィドとは兄弟同然の仲で、サウスマウンドトップの戦いでは、戦場ではあるが再会を喜んだ。デーヴィドはグスタフの出奔を寂しく思っていたこともあり、グスタフの存在はデーヴィドにとって大きな精神的支えとなった。
逸話など
ゲーム中に「グスタフの剣」と表示される鋼の剣は、ギュスターヴ13世を敬愛していたフィリップ3世が、ギュスターヴ13世が鍛えた鋼の剣の模造品として鍛冶屋に命じて造らせたものである。そのアニマを拒む剣を手にしながらも他者と同様に術を操ることができるのは、自身が強靭なアニマを持つグスタフならではの離れ業である。同時にファイアブランドを携え、相反する剣による戦い方はグスタフが編み出した独自のもの。二つの形見を使う姿には父への想いも込められている。
サウスマウンドトップの地で偽ギュスターヴの遺体の確認を頼んだグスタフは、見つからなかったことを知ると即座にジニーらの元へ帰った。その際、デーヴィドに「戻ってこないか、ともに世界を治めよう」と誘われるものの断る。デーヴィドのこの誘いは、再会を喜ぶあまりつい口から出てしまった言葉であり、グスタフの返答は百も承知の上だった。こうして、偽ギュスターヴ討伐の軍中に正統なギュスターヴの後継者がいた事実は、歴史の陰に埋もれていった。
サウスマウンドトップの地で偽ギュスターヴの遺体の確認を頼んだグスタフは、見つからなかったことを知ると即座にジニーらの元へ帰った。その際、デーヴィドに「戻ってこないか、ともに世界を治めよう」と誘われるものの断る。デーヴィドのこの誘いは、再会を喜ぶあまりつい口から出てしまった言葉であり、グスタフの返答は百も承知の上だった。こうして、偽ギュスターヴ討伐の軍中に正統なギュスターヴの後継者がいた事実は、歴史の陰に埋もれていった。
簡易年表
| 年 | 月 | 年齢 | 出来事 | ギュスターヴ編 | ウィル・ナイツ編 | サンダイル史 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1280 | 0 | 嫡男として誕生。エカテリーナ死去 | 化石洞窟へ | |||
| 1287 | 7 | フィリップとヴァンアーブルの手で密かにファイアブランドを継承 | ||||
| 1288 | 7 | 8 | ケルヴィン、ハン・ノヴァに入城 | カンタールの死 | ||
| 1291 | 11 | フィリップ3世戦死。形見のファイアブランドを受け取る*2 | ケルヴィン最後の戦い | エッグとの死闘 | ||
| 1292 | 5 | 12 | ケルヴィン死去 | |||
| 1295 | 15 | グスタフと名前を変えて出奔*3 | ||||
| 1297 | 17 | ノースゲートへ渡り、ロベルトと出会う | ||||
| 1305 | 25 | ジニー、プルミエールと出会う | 和平会議 ハン・ノヴァの戦い | ジニーの冒険 | ||
| 巨虫のメガリス | ||||||
| ウィルについてテルムへ | エッグを追って | |||||
| ギュスターヴの陣営へ | ||||||
| 7 | ヴァンアーブルよりギュスターヴの剣を授かる デーヴィドを救いに戦場へ | サウスマウンドトップの戦い | サウスマウンドトップの戦い | |||
| 1306 | 26 | 北大陸奥地へ | ||||
| エッグを破壊。ギュスターヴの剣が折れる | 最後のメガリス |
参考資料
パーフェクトワークス 168,169,203-205,207
アルティマニア 54,403,405
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