サガフロンティア2のシナリオや世界観に関する情報をまとめたwikiです。ゲーム攻略は行っておりません。

東大陸(Levante)

メルシュマン、ロードレスランド、グラン・タイユ、ヴァイスラントの四つの地域からなり、さまざまな気候・文化が混在する大陸。
全体的に雨量が多いため、砂漠地帯を除けば、ほぼ全域に豊かな森林が広がっている。自然環境や治安の関係から人口は北部に集中しており、中央部は帝国の滅亡以来、統治者のいない状態がつづく。ヴァイスラントが術の発祥地と言うこともあり、術に対する依存度が高く、人々は術を重んじ、身分が高いものほど金属を身に着けない傾向にある。




メルシュマン(Merchmin)

概要
東大陸の北方に突き出した半島を指す。
ゲーム開始時(1220年)は、バース、オート、ノール、シュッドの四侯国からなっている。
ロードレスランドとは異なり、モンスターの発生は少ない。紛争が絶えない理由の一つでもある。
地理
全体が温帯に位置するが、ロードレスランドと接するバース領南部のナナミィなどは、夏には亜熱帯といってもよいほど暑くなる。対して、北部のオーバススライブールでは雪が降ることも珍しくない。
中央部の広大なマクニール平原は、丘陵地帯に挟まれているため安定した気候を有し、農耕が広く行われている。その北側、ワロニエの森という大森林がオートとノールに跨っており、そこで切り出された木材はフィニーまでも持ち込まれる。海に面している都市では漁業も盛ん。


ロードレスランド(Lordless Land)

概要
東大陸の中部地域。その名の通りの「君主無き土地」。この呼び名は、ハン帝国崩壊後の動乱の中使われるようになった。
多くの土地は領主がいないため放置され続け、特に東部は荒廃した土地が大半を占める。そのため、モンスターや野盗が野放しになっている不安定な地域でもある。
地理
亜熱帯に位置する。マイセル湾付近では熱帯低気圧の影響が及ぶこともあるが、風のためにそれほど多湿でもない。北東部は砂漠に覆われているが、ハン帝国時代には散水塔*1の機能により緑が広がっていたという。
元来は、アナス川を中心に肥沃な土地だった。またヴェスティア沿岸では魚がよく獲れる。


グラン・タイユ(Grand Teille)

概要
東大陸の中部地域。南東に伸びる形が「巨大な尻尾」のように見えることから名付けられた。
グラン・ヴァレによって南北に分断されているため、文化、社会体制共に大きく異なっている。
地理
多くは温帯に位置するが、北部は亜熱帯、南方は寒帯。ヴァイスラントに接する地域は豪雪地帯でもある。ラウプホルツに広葉樹と針葉樹が共生していることから、この辺りが気候区分の境と思われる。
北は樹海、南に大峡谷グラン・ヴァレと自然の要塞に囲まれている。周辺の海は多くの小島が複雑な海流を形成し、強風による荒波のため航海は難しい。そのため、主要な都市であるラウプホルツに向かうにはグラン・ヴァレを越えるしかない。また、樹海南方からラウプホルツ方面にかけては台風が猛威を振るう。
豊かな森林から獲れる木材はツールから建築材まで幅広く使われる。他の地域とは異なり木造住宅が目立つ。


ヴァイスラント(Weissland)

概要
東大陸の南部地域。ラウプホルツが国境とするリンホフ川以南を指す*2。術発祥の地であり現在でもクヴェルを産出することで知られているため、少数ではあるが冒険者が稀に訪れる。
名前はドイツ語で「白い土地」を意味する。氷結された風景を言っているのだと思われる。
地理
寒帯に位置する。南東の海岸線沿いに険しい山々が連なっており、そこを水源にした河川が海へ流れている。海からは年中強風が吹きつけている。
夏には雪も消えるため、その短い期間に農産物を作り川魚を獲り食料を蓄える。冬は狩猟で生計を立てるという不安定な生活を営んでいる。このような環境ゆえに特産物などはない。




参考資料
パーフェクトワークス 52-87,100-103
アルティマニア 8-14

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