クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

夏休みを利用して以前から興味のあったハンティングをしに猪狩島へ3泊4日の予定で訪れた2人の女性(?)旅行者。
一般人がライフルやショットガンが使える特区として、普段体験出来ないハンティング旅行を楽しみにしてました。
しかし、ある部屋に宿泊した旅行者が悪夢を見てしまうことから、少しづつ不穏な雰囲気になってきます。
2日目のハンティング後に雷雨に見舞われ、3日目にはその影響なのか普段出てこない熊やグールと遭遇し、
旅行者は彼らとの戦いを強いられましたが、ガイドの手助けもあって無事彼らを退けることが出来ました。
その後、ガイドによって猪狩家の秘密を知ることとなりました。しかも、その内容は悲惨なものでした。
ただ、旅行者はガイドに口外しないようお願いされてましたので、そのまま予定通り猪狩島を去りました。
その数日後、猪狩旅館から旅行者に手紙が届いていました。

PCより
PLより

PCより
PLより

初めてKPを務めさせて頂いた一匹狼です。
今回はオリジナルシナリオのテストにお付き合い頂きありがとうございました。
前日まで誰も応募者がいなかったので、前日まで流局になると思っていましたが、
2人の参加者のおかげで無事シナリオを始めることが出来ました。
このシナリオは本場アメリカのCoCのように銃撃戦で神話生物をやっつけるシナリオを
プレイヤーのイメージが作りやすい現代日本舞台で出来ないかと考えて作りました。
当然、現代日本には銃刀法という法律があるため、最近話題の特区を適用して法律の問題をクリアしました。
さらに、離島を舞台にすることで、クローズシナリオにありがちな息苦しさを感じさせず、
ある程度KPが管理しやすい閉鎖的な空間を実現しました。
そのため、シナリオ自体はほぼ一本道で探索要素も殆どないのですが、
探索者が無関係の場所を探索するのを見て、シナリオ改変要素を考えているところです。
ちなみに、2日目のハンティングは3日目の決戦に向けての銃撃戦チュートリアルとなっていますので、
シナリオがスムーズに進行出来たのではないかと思います。
ルルブをご覧頂ければわかりますが、グールは銃撃のダメージを半減する特性がありますので、
銃撃戦を楽しませながらも近接攻撃ゴリ押しにならないよう、回避を毎回適用するといったハウスルールを採用しました。
今回は初回テストということもあって、探索者を死なせないよう防弾チョッキ装備の激甘設定にしたつもりなのですが、
最終決戦前に現れた熊の一撃で瀕死になってしまったのはKPとしては冷や汗ものでした。
色々考えて、ガイドのイケメン発動でその探索者を救済し、無事帰還して頂きました。

KPとして面白かった部分は、部屋割りで悪夢部屋の5号室を選んだ探索者がSANCに強くなるお酒を飲まず、
無関係の部屋を選んだ探索者がお酒を飲んで、これ逆だったら良かったのになんて思いながら、
さらに、翌日は何もないのに全員がお酒を飲んだ展開が見事にはまってました。
あと、最終決戦の舞台となる社殿に目星をしてスペシャルが発動したので、当初のシナリオとは異なる全員で突入になった展開です。
こういう時に自作のシナリオだと、自分の中で世界観が構築されてるので、アドリブがしやすいメリットを改めて感じました。
初KPで自作シナリオを選んだのも、他人のシナリオでアドリブする自信がなかったのが最大理由です。
それでも、3日目のビーチの目星成功でどんな情報を流すか悩んだりしましたので、KPの難しさを改めて感じます。
このシナリオは割とKPの裁量が大きいので、世界観が構築されないとKP難易度は高い部類だと思います。
逆にKP慣れしてる人だと化けるような気もしますので、このシナリオの他KPでの進行も見てみたいです。