クトゥルフ神話TRPGやろうずWiki

遊園地で恋人とデートをしていた探索者は、何者かによって気絶させられて密室に閉じ込められます。
探索者の目的は、2人とも無事に部屋から脱出することです。

このシナリオは謎解きメインというよりはロールプレイメインです。
全力で演じてください。
PLが1人の場合はKPが恋人を演じます。
PLが2人の場合は恋人同士という事を伝えて下さい。

また、ロールプレイの為にお互いの馴れ初めや普段どんな会話をするとか、好きな所、嫌いな所などを決めさせると
より一層楽しくなります。

推奨技能は、応急手当、医学、図書館、戦闘技能です。
無くてもクリア出来ます。

STR	CON	POW	DEX	APP	SIZ	INT	EDU	HP	MP	SAN
10	13	25	17	18	15	17	28	13	25	0

オカルト 75, クトゥルフ神話技能 50, 応急手当 60, 医学 60,
運転 45, 回避 30, 信用 80, 説得 75, 心理学 75, 生物学 75, 追跡 60,
目星 30, コンピューター 45, 薬学 75, 忍び歩き 65, 隠れる 65,拳銃 65,
母国語（日本語）100, 英語 70, ドイツ語 70, 拳銃 65, 武道 50, ナイフ 65.

ナイフ:65% 1D6+1D4
拳銃:65% 1D6 1ターンに2発
肉体の保護:12ポイント(物理的なダメージを合計12ポイントまで無効にする)

過去、ニャルラトホテプによって狂わされた人間である。
狂気によって自分の事をニャルラトホテプだと思い込んでおり、他の人間を狂わせることを生き甲斐にしている。
ニャルラトホテプに教わった呪文、あるいは彼自身が独自に習得した呪文は十数種類にも渡る。
それらは、この世のものではない冒涜的な存在を召喚させるものもあれば、人間を狂気へと導くものまで様々である。
これらの呪文を行使することによって、彼は人間でありながら恐ろしいまでに高い精神力を得たのだろう。
また、彼は非常に長命である。発狂の末死んだ者、歯向かってきた者を自らの贄としているのだ。

STR	CON	POW	DEX	APP	SIZ	INT	EDU	HP	MP	SAN
10	15	16	13	12	13	13	17	14	16	80

応急手当 80, 写真術 50, 精神分析 37, 図書館 50,
信用 60, 説得 60, ドイツ語 48, 医学 80,
経理 30, 心理学 34, 生物学 30, 薬学 30.

職業は医師。
探索者と脱出するために全力を尽くす。
探索者との会話や行動の中では常に明るく気丈に振舞っている。
不安や恐怖心を吐露することはなく、もし探索者が弱音を吐けばすかさずフォローするだろう。

基本的な性質として、明朗快活で芯が強い。
恐ろしい状況だからこそ、その性格が強く現れるが、本当は恐怖心で一杯だ。
心理学や説得、言いくるめに成功すれば恋人の本心を暴くことが可能だろう。

自分が傷つくことで、他人が傷つくことを避けられるのであれば迷わずに行動出来る人間である。

STR	CON	POW	DEX	APP	SIZ	INT	EDU	HP	MP	SAN
14	10	10	10	5	16	13	☓	13	10	☓

鉤爪:25% 1D6+1D4
ハンディングスピア:25% 1D6+1D4(貫通)
装甲:1
正気度喪失:0/1D6

奥山 啓太によって呼び寄せられた。
哀れな魚類。

STR	CON	POW	DEX	APP	SIZ	INT	EDU	HP	MP	SAN
15	13	13	10	7	17	13	13	15	13	☓

STR	CON	POW	DEX	APP	SIZ	INT	EDU	HP	MP	SAN
24	31	13	10	☓	17	13	13	15	24	☓

ショゴスロードが人間からショゴスの姿に変わった時にSANチェック(1d6/1d20)

こぶし:95% ダメージ 2D3+DB
組み付き（偽足):95% 毎ラウンド1D6

ショゴスの姿のみ：
押しつぶし:100% 0+2D6

共通：
毎ラウンド2ポイントの回復
拳銃に対しては1ポイントのダメージしか受けない

人間の姿をしたショゴス。
ニャルラトホテプと知り合い、彼が奥山 啓太を使って遊んでいるのに協力している。
奥山 啓太は、ショゴス・ロードを操っているように思い込んでいるが、それは全くの間違いだ。

彼自身、食事は物足りているし、この空間において他のショゴス・ロードよりは気長である。
ただし、危害を加えたり彼を苛立たせるような発言をすればたちまち襲いかかってくるだろう。

部屋は以下の様に一列に並んでいます。

最初の部屋

記憶の部屋

肉体の部屋

精神の部屋

未来の部屋

黒幕の部屋

未来の部屋以外、扉は1つの壁に横並びになっており、全て同じ場所に通じています。

あなたは、恋人と遊園地でデートをしています。
恋人の医師という仕事柄、ずっと忙しくなかなか休みを取ることが出来ませんでした。
(2人の場合はどちらか忙しそうな方のせいにする)
そんな恋人が、ようやく休みを取ることが出来た日のデートです。

※KPロールプレイ
「なかなか会うことが出来なくてごめんね、今日は楽しもう」とか
「今日はずっと一緒だよ」とかイチャイチャしてください。

様々なアトラクションを乗って行き、そろそろお昼になろうという頃。
あなたと恋人はトイレに行きたくなります。
最寄りのトイレを見つけ、駆け込んだ瞬間後頭部に強い痛みを覚え、そのまま意識を失ってしまいます。

トイレに行くシチュエーションとしては、
ジェットコースターに乗って具合悪くなる判定としてCON*5
スプラッシュマウン◯ンで幸運に失敗し、ずぶ濡れになった（化粧直し)
飲み物を飲み過ぎたなどが考えられます。

探索者(男性)が目覚めると、目の前に恋人が倒れています。
すやすやという寝息を立てているため、どうやら寝ている様です。

正面には3つの扉、右手には3段の引き出しがある棚と机。
左手には頭、腕、足、20本の指、爪、眼球、耳に分けられた人間の姿がガラス越しに飾られていました。(SANチェック:1/1d3)

周囲に照明器具などはありませんが、不思議と明るいです。よく見ると天井や壁が淡く光っているようです。

扉には紙が貼り付けられており、「互いの愛している所を言い合え」と書かれている。

扉には紙が貼り付けられており、「互いの尊敬している所を言い合え」と書かれている。

扉には紙が貼り付けられており、「互いの嫌いな所を言い合え」と書かれている。

この扉の前で言った内容が、両者の心から消える。
たとえば、「愛している所を言い合え」で、相手の全てが好きといえば相手の好きな所が無くなる。

扉に貼り付けられた紙に書いてある条件を達成しないと開くことはない。
扉を破壊しようとするのであれば奥山とのPOWと探索者のSTRの対抗で勝たなければならない。
打ち勝つことが出来れば、扉にダメージを与えることが出来る。尚、扉の耐久力は8。
今後の扉もほぼ共通である。

中には拳銃とメモが1枚入っていました。
メモには「この場でどちらか1人が死ねばもう1人は助けよう」と書かれている。
拳銃(ニューナンブM60)はリボルバー式で、弾は5発装填されています。

※引き出しを引き出して裏を見る:メモが張り付いています。
「あんな化物に襲われたり、こんなに傷ついたり、君を死なせてしまうくらいなら、最初からここで死んでしまえば良かった。今、会いに行くよ」と書かれている。

中には使いかけの救急箱が入っていました。

目星:上の段で見つけることが出来るメモを見つける。

青色に輝く石とメモが入っています。
メモには、「呪いには必須。彼を驚かせてやれ」と書かれている。
青色に輝く石：MP20の代わりになる石。
※ 破壊の呪文に成功すると砕けてしまう
※オカルトを使うと、魔力が込められた石だということがわかる

1枚のメモが置いてありました。メモには
「これから君たちの愛情を味わわせて貰う。扉に書かれているのが、君たちに課す試練だ。達成できれば次の部屋に行けるよ」
と、書いてあります。

目星：机をよく見ると所々に傷があったり、血痕が付着していました。(SANチェック:0/1)

この死体は、どうやら男性のもののようだ。
※献上の部屋にあるハンマーで叩くとガラスが割れる。それ以外では絶対に壊れない。

目星：無念さと、悲壮感を感じさせる表情をしている。
医学：切断面が不自然なまでに綺麗だということがわかる。

中に入ると、天井にまで届く本棚がずらりと並べられている。
正面の壁にはまた3つの扉がある。
入ってきた扉の横を見ると2つの扉がついている。

扉には紙が貼り付けられており、「男の記憶」と書かれている。

扉には紙が貼り付けられており、「男女の記憶」と書かれている。

扉には紙が貼り付けられており、「女の記憶」と書かれている。

[例]
二人が付き合ってから今までの記録を捧げた場合、相手と付き合ってからのことを全て忘れてしまう。
しかし、デートで行った場所や買ったものについては覚えている。
今日、何故この遊園地に来たのかは覚えていないが、乗ったアトラクションやこの閉鎖空間に閉じ込められてから見聞きしたものは全て覚えている。

記録の書かれた本を捧げると、中に書かれていた内容が記憶から消え去る。
二度と思い出すことは出来ない。
因みに、奥山啓太の日記を「男の記憶」と書かれた扉に捧げることが出来る。

普通に探すと、(魔道書を除く)世界各地の本が収められていることがわかる。
どんな本が入っていても良いです。
プレミアがついてる本とか。医学書とか。
ただ、シナリオをクリアする段階で消えます。

図書館成功で2冊、失敗で1冊：
1.男の小学生~中学生の頃の記録が残されている本を発見する
2.女の小学生~中学生の頃の記録が残されている本を発見する
3.男の高校生~大学生の頃の記録が残されている本を発見する
4.女の高校生~大学生の頃の記録が残されている本を発見する
5.二人が付き合ってから今までの記録が残されている本を発見する
6.男が今までに付き合った相手との記録が残されている本を発見する
7.女が今までに付き合った相手との記録が残されている本を発見する
8.背表紙に「奥山 啓太」と書かれた本を発見する
※図書館に成功した後ダイスを振って出目で見つける本を決める
※複数回行っても良い。出目が重なった場合の対応はKPに任せます

目星or幸運
背表紙に「破壊」と書かれた小さな本を見つける。
呪文のコストはMP3, SAN1の消費
対象の10m以内で、1ラウンドの間入り組んだ手の動きをした後、対象とMPの対抗を行う。
対抗に勝利すると、相手は1d6ラウンド目が見えなくなり、3d10分のの間強い苦痛にみまわれる。

本にはメモが挟まっており「君たちにプレゼントだ。私を楽しませてくれ」と書かれている。

奥山 啓太の日記：
本を開くと、一面えんぴつで塗りつぶされたように真っ黒だ。
次のページを捲っても、次のページを捲っても、真っ黒。
だんだん、自分の頭のなかまでも黒く塗りつぶされるような感覚を覚える。
(SANチェック:0/1d3)

中に入ると、正面には3つの扉がある。
左側には机が置いてあり、右側には特になにもないが、壁の一部が曇りガラスになっている。
入ってきた扉の横を見ると2つの扉がついている。

扉にはプレートがかかっており、「男の指」と書いてある。
※男の指を切り落とし、この扉の所に持ってくると開くようになる。指は淡い光に包まれて消える。
※最初の部屋に飾ってあった指で代用可能。

扉にはプレートがかかっており、「魚」と書いてある。
※曇りガラスを壊して中にいる深きものを倒せば開く

扉にはプレートがかかっており、「女の耳」と書いてある。
※女の耳を切り落とし、この扉の所に持ってくると開くようになる。耳は淡い光に包まれて消える。

しわがれ声のうなるような声が中から聞こえてくる。

ガラスを割ると、その先には灰色がかった緑色の生き物が居た。
皮膚は光ってツルツルした感じで、腹部だけは白い。
全体的に形はなんとなく人間に似ていたが、頭部は魚だった。
目が飛び出していて、決してまばたきをしない無表情な顔がこちらを見つめていた。

戦闘に入ります。
深きもののステータスを参照。

机の上には、ナイフとハンマーが1つずつ置かれている。

目星orナイフ、ハンマーを調べる：
ナイフの柄の部分が木材で出来ており、うっすらと血が染み込んでいる。
ハンマーの先の部分にガラス片が1つ乗っていた。

中に入ると、正面には3つの扉がある。
入ってきた扉の横を見ると2つの扉がついている。
それ以外には何も無い。

目星：不自然すぎる程になにもない。部屋の隅々を調べても扉以外に何もない部屋だ。

扉には男性の勇ましい姿が刻まれている。
※男の探索者がドアノブに手をかけると、突然魂も凍りつくような恐怖心に取り憑かれる(SANチェック:0/1d6)
※このシナリオを含め、3シナリオの間性格が臆病になる。

扉には何も書かれていない。
※何事もなく開く。

扉には女性の笑う姿が刻まれている。
※女の探索者がドアノブに手をかけると、突然魂も凍りつくような恐怖心に取り憑かれる(SANチェック:0/1d6)
※このシナリオを含め、3シナリオの間笑うことができなくなる。

部屋に入ってまず目に入るのは、太った醜い男だ。
周囲を見渡すと、左、正面、右の壁それぞれに扉がある。
入ってきた扉の横を見ると2つの扉がついている。

「恋人」と書かれている
エンディング

黒幕と書かれている
何もしなくても開く

テケリ・リと書かれている
※この文字を見た探索者に、オカルトか知識を振らせてください。成功した場合、「黒っぽい玉虫色の化物がテケリ・リという声をあげる」という事を思い出す。
※部屋に居るショゴス・ロードを倒すか、扉を開けてもらうことで出ることが出来る。その他の場合は開かない
エンディング

目星or男の容姿を観察する行為：
男の瞳が玉虫色をしていることに気付く

相手を過度に怒らせる行為や危害を加えると戦闘に入る
KPは状況に合わせて「私はただ君たちを見て楽しんでいるだけだ。望みとあれば挑発に乗ってあげよう」など
探索者が危ないと思うような発言をしてください。

ショゴス・ロードは、ただニャルラトホテプが遊んでいる奥山啓太の遊びを見に来ているだけだ。
何も知らないし、特に何も答えない。
ただの世間話であれば、気のいいおじさん程度に受け答えをしてくれるだろう。

何をしているのか聞かれれば、ここの黒幕の遊びに付き合っているのさ。と答えてくれる。

部屋に入ると、今までに見たことのない程美しい男が立っていた。
「ようこそ、黒幕の部屋へ。今までの部屋は楽しんでもらえたかな？君たちの幸せはとても美味しかったよ」
と言って微笑んでいる。

男の後ろに扉が見える→「出口は僕の後ろの扉だけ、勿論、素直には出さないよ」

会話：
どうしたらいいの？→「僕と戦えばいいのさ」
どうしてこんなことを？→「面白いからに決まっているじゃないか」
ひどい→「その顔が僕はたまらなく好きなんだ」
楽しかったよ→「僕も用意した甲斐があったというものだ」
ここから出して→「僕を倒せたらね」

3ラウンドまでは、ナイフか拳銃による攻撃を行う。
4ラウンド目か、肉体の保護が無くなった時か、破壊を使われたら
「まだ僕も死にたくないからね、また会おう」と言って消えてしまう。
※破壊に成功すると青い石は砕けてしまう。

※自殺してない方
恋人が頭（or心臓とかPLが選んだ場所)を撃ちぬく。
そこからは真っ赤な血液が飛び散り、床に赤い花を咲かせた。
恋人はもう動かない。(SANチェック:1d3/1d6)

※自殺した方
自分を撃ちぬいてから、どれだけの時間が経っただろう。
果てしなく続く白い空間の中で、貴方はずっと漂い続けます。
またしばらくすると、どこからともなく声が聞こえてきました。
「君は、大切なものの為なら死を選ぶことが出来る人間なんだね。こんな所で死なせるのは勿体無いな」
そう聞こえた瞬間、貴方は何かに吸い込まれるような感覚を覚えた後意識を失います。

徐々に、二人の周りからざわめきが聞こえ始めます。
驚きに目を開くと、ここは元いた遊園地でした。
隣には恋人が居ます。
あなた達は無事元の世界に帰ってきたのです。

※自殺してない方
恋人が頭（or心臓とかPLが選んだ場所)を撃ちぬく。
そこからは真っ赤な血液が飛び散り、床に赤い花を咲かせた。
恋人はもう動かない。(SANチェック:1d3/1d6)

しばらく泣いていると、周囲からざわめきが聞こえ始める。
驚いて周りを見渡すと、そこは元居た遊園地だった。
しかし、先程まで居たはずの恋人は手の中になく、真っ赤な血だけが掌に残っていました。

※自殺した方
自分を撃ちぬいてから、どれだけの時間が経っただろう。
果てしなく続く白い空間の中で、貴方はずっと漂い続けます。
その後も、自我と無我の狭間を彷徨い続けることでしょう。

扉を潜ると、眩い光に包まれ思わず目をつむる。

強制聞き耳：
「彼と遊んでくれてありがとう。これでまた面白くなる」という声が聞こえた。

しばらくすると、周囲からざわめきが聞こえ始める。
目を開くと、そこは元いた遊園地だった。
急いで周囲を見渡すと、すぐ近くに恋人の姿があった。
君たちは、無事あの恐ろしい空間から脱出することが出来たのだ。

扉を潜ると、眩い光に包まれ思わず目をつむる。

しばらくすると、周囲からざわめきが聞こえ始める。
目を開くと、そこは元いた遊園地だった。
急いで周囲を見渡すと、すぐ近くに恋人の姿があった。
君たちは、無事あの恐ろしい空間から脱出することが出来たのだ。

※扉を最初に開いた人間だけ生還
扉を潜ると、眩い光に包まれ思わず目を瞑る。
しばらくそうしていると、周囲からざわめきが聞こえ始める。
目を開くと、そこは元いた遊園地だった。
急いで周囲を見渡すも、恋人の姿は無い。
大きな声で名前を読んでも、園内のあちこちを駆けまわっても、恋人の家に行っても、会うことは出来なかった。
※相方はロスト

クリア：1D8のSAN回復
黒幕の部屋か、「テケリ・リ」と書かれた扉から脱出：1D8のSAN回復
深きものを倒した：1D6のSAN回復とクトゥルフ神話技能+1
ショゴスを倒した：1D20のSAN回復とクトゥルフ神話技能+1D10
青色に輝く石はこわれていなければ持っていてOK
魔術も覚えたまま。