4-101 無題

91 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 20:40:29 ID:eOa7E5Rn
頭なでなでもいいけど頬をなでなでもいいよね

92 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 20:43:13 ID:krwj5Fqc
耳の後ろの耳たぶ部分の窪みなでなでは至高


「ただいまー!寒いよー!」
「美香、お帰り。この時期の原付は寒いだろ?」
そういって悟志は私の頬を撫でてくる。
部屋で温まった悟志の掌の温度が、冷たく冷え切った私の頬に暖かい。

「あうー…悟志の手、あったかーい…」
「あはは。また猫顔になってる。」
「だってー、この暖かさは悟志じゃないと味わえないもーん。」
「はいはい。お帰り、美香。」
頬を撫でながら悟志がキスをしてくる。とても軽い口付けなのに、体中に火が付いたように、暖かくなる。

「悟志、ただいま。ありがと。」
私は自然に微笑む。悟志も柔らかい笑顔を浮かべてくれる。幸せ。
「うおっ!ちょっ、いきなりだなぁ。」
気付いたら、私は悟志の胸に飛び込んでた。でも、しっかり受け止めてくれた。もっともっと甘えてみたくなる。
「今はここまで。」
そういって悟志は頭を撫でながら、軽く抱きしめてくれる。

直後、頭を撫でていた手が私の左耳の耳たぶの後ろを軽く撫でてくる。右耳には悟志の吐息がかかっている。
ぞくぞくして、膝が笑っちゃう。私は強く悟志を抱きしめる。これ以上されちゃうと、ここでしたくなっちゃうから、
「この続きは、お風呂の後で、ね?」
そういって、悟志から離れる。

名残惜しいけど、二人の時間は始まったばっかりなんだから。
2009年01月16日(金) 22:13:25 Modified by amae_girl




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