4-661 無題

661 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 08:53:23 ID:REIIink2
「ねえ未奈美、>>659さんが姫始めは一月二日だって教えてくれたんだけど…」
「えー、今更言われても…。じゃあ一日のはプロローグって事で!」
「姫始めにプロローグなんて付けちゃっていいのかな…」
「私は慎ちゃんとこうやって触れられているだけでいーの。ふみゅ〜ん♪」
「分かったから耳掃除中にあまり動かないで。未奈美に怪我させたくないんだよ」
「は〜い♪」


うーん、甘くならんなあ…。後は任せます。ぐふっ!



663 名前: ◆POBrm2R/G2 [sage] 投稿日:2009/01/03(土) 03:03:31 ID:CA3ZTG5G
>>661
こんな風な電波を受信しました。違っていたらごめんなさい。

 ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 

「みゅ〜・・・」
「未奈美って耳掻きの間、気持ち良さそうにするよね」
「だって慎ちゃんの匂いとか温もりとか優しさが伝わってきて心まで溶かされちゃうんだも〜ん・・・」
「よくもまあそんな恥ずかしい台詞が言えるよね・・・」
「えへへぇ♪慎ちゃんのこと好きじゃなきゃこんなこと言えないよ?」
そう言いながら僕の太ももを撫でてくる。ちょっとくすぐったいのでやめさせるためにちょっとイジワルをする。
「はい、これで左耳おしまい。逆向いて」
「慎ちゃん、ふ〜しないとだめだよぉ」
「・・・くすぐったがるくせに」
「えへへ♪でもアレがないと終わった気分にならないんだもん」
「はいはい・・・ふっ」
「ひゃうん!・・・えへへ♪ちょっと気持ちよかった♪」
「・・・早くしなさい」
「は〜い」
なぜこんなに恥ずかしい言葉を言えるのだろうか、僕にはそれが不思議でならない。
      • まぁこんなに無邪気で、危なっかしくって、それでいて芯が強い彼女だから、僕は惹かれたのかもしれないけど。
そんなことを考えながら未奈美の右耳を丁寧に掃除する。
「ふっ」
「ひゃう!」
「はい、おしまい」
「慎ちゃ〜ん、くすぐったいからいきなりはやめてってばぁ」
「ごめんごめん」
非難しながらもちょっと楽しそうにする未奈美。次の瞬間には表情が変わるのも彼女の特徴で、
「ね!私いい子にしてたでしょ!?」
目を輝かせながら僕の目を見つめる。その言葉自体は本当のことだったので、素直に未奈美を褒めてあげる。
「うん、耳掃除の間はいい子にしてたね」
「だから、ご褒美に後ろからぎゅーしながらなでなでしてくれるよね?」
これだから甘えん坊さんは。隙さえあればくっついたり触ってって要求してくるからなぁ。
後ろから抱き付いてるとムラムラしちゃって生殺しなんだけど・・・
「・・・分かりましたよ。はい、ここにおいで」
「えへへ♪はい、ぎゅーってして?」
ぎゅー、と言葉にはせず、黙って抱きしめながら頭を撫でてあげると、まるで懐いた犬のように僕の胸に頭をこすり付けてくる。
「ん〜・・・♪きもちー・・・♪」
とろんとした表情で、口調でそんなことをつぶやく未奈美。
眠たいときの未奈美の癖、と言うか何なのか分からないが、その言葉に僕のリビドーが刺激されてしまい襲いたくなる。

「ねぇ、未奈美」
「・・・」
「未奈美?」
「・・・くー・・・くー・・・」
「・・・寝てる・・・このやり場のない欲求はどうしたらいいんだろうか・・・」
2009年01月16日(金) 23:36:59 Modified by amae_girl




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