5-257 無題

将軍が女で甘えんぼうなのか。
しょうじきにはくじょーしろー! あまえるぞー!
愛くるしい将軍に、できることなら甘えられたい犯罪者。
しかし超権力者な将軍に不遜にも甘えられたら罪状追加&牢屋での待遇が最悪のものになる。
地獄の苦しみと断腸の思いをしながら自白する犯罪者。
その苦しみゆえに真っ当な人間になって自分だけの甘えっ子をゲットしようと改心する犯罪者。
きょーもあまえられなかった……
落ち込む女将軍は、引退したじいやの孫のお側付きの青年に
愚痴を言いながらごろごろにゃーにゃー甘える……。とか? うーむ。

「本日もお疲れ様でございました」
「まったく! ちかごろのはんざいしゃどもはまっことふがいない!」
「それは残念でございましたね。さて、こちらに金平糖がございますが」
「むー……、うむ。わらわにたべさせよ。とくにさしゆるす」
「かしこまりました」
「むー、手じゃだめ〜、べろの先っぽに乗せて、こっちにのばすの〜」
「ほーへほはいはふは? (こうでございますか?)」
「えへー、そうそうっ! んふふっ♪ いただきまーすっ、ちゅっ☆ えへへ、あまぁ〜い♪」

今日も犯罪者に将軍家に伝わる甘え誘導尋問の奥義を披露できなかった○○。
しかしお側付きの献身を受け、その心地良き甘さに明日からも頑張ろうと誓うのであった。

みたいないつもの締めみたいなオチで。
2009年04月30日(木) 00:32:23 Modified by amae_girl




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