6-309 新インフルエンザA(甘えん坊)型
「さて、休みの連絡も入れた。周囲に感染させちゃまずいしな」
寝室に戻ると、薄いワンピースを着た女性が、枕元に座っている。
今朝起きたらいた。魔性すら感じる魅力が、俺を寝床へ釘付けにする。
彼女はウイルスらしい。しかしインフルエンザとか、よく報じられる病気とはまた違う。
「二回目、しよっか」
その誘惑に、思わず体が疼く。
「ん……ふぅ」
下を絡めるキスが、性欲を一斉に掻き立てる。
まるで例のマムシものでも飲んだかのように、強力。
「ぷはぁ……ふふ、もうこんなに」
彼女の手が、俺の下にそっと触れる。布地越しにも関わらず、あまりの快感に電撃が走り、体が思わず反応する。
「ねぇ、私のも……触って」
頭が段々オート制御モードに切り替わりつつある中、彼女が俺の手首を掴み、下へと持っていく。
スカートの中には、先刻のようにストライプの三角布はない。
「んんっ――!」
切ない声と、絶えず漏れる吐息が愛しい。
直接触れたその器は、もうじっとりと濡れていた。
「はぁっ……だめ、もっと……気持ち良くして」
早く挿れようとすると、早漏を禁ずる指令が出た。
俺は硬くしたまま、愛撫を繰り返す。
脇から手を入れ、ゆっくりと胸を揉み解す。上気が止まらない。
調子に乗って肩からワンピースを下げると、何にも守られていない双丘が顔を出す。
彼女は恥ずかしそうに顔を背けるも、あどけなくも色っぽい息遣いは隠せない。
「んっ……ああっ」
輪、そして突起と順に舌先で舐め、口に含める。一方、手は腰や臀部を這うように滑らせる。
「はぁんっ! ……うう、馬鹿」
涙目で抗議の眼差しを向ける彼女。
そっと耳に顔を近づけ、息を吹きかけたのが予想以上に効いたようだ。ウイルスの癖に、割とノーマルだ。
「ごめんな」
「んっ」
そう言って俺は、再び舌を入れた。彼女もすぐに目を閉じて、応じてくる。
空いた胸も勿論、しっかり使う。鷲掴みにし、徐々に強く。弾力があって、とても気持ちが良い。
ゆっくりと口を離すと、銀の糸が舌と舌とを架ける。恍惚な表情。
「……はぁっ……脱がせて?」
求めるような瞳が、断らせることを知らない。
白いワンピースは一回+αの行為で既に汗で湿っていた。ゆっくりと、胸元から下ろしていく。
隠れていた腹部が見える。白く、そして綺麗だ。
腰。多少骨ばってはいるが、形が良く、それだけでも心を奪われる。
更に下げ、さっきは直接見ることのなかった彼女の下が、露になった。生まれたままの姿。
「恥ずかしいから……あまり見ないで」
男を刺激するワードでも特に上位に入る台詞だ。ウイルスの癖に、よく分かっていらっしゃる。
脱がしきると、今度は彼女が俺の寝巻きのボタンに手をかけた。少しずつ、俺も纏うものをなくしていく。
上を脱ぐと、次は下。ポジションを入れ替えると、半分脱ぎかけていた俺のズボンと下着を、下ろす。
硬いものは益々大きくなってそれを邪魔するが、彼女はそれを取り去った。
「恥ずかしいから、あまり見るなよ」
思わず凝視していた彼女に言うと、ぼーっとした表情で俺を見た。
ぱくぱくと動かす口は、恐らく「お・お・き・い」。何から何までど真ん中直球な奴だ。
次なるプレイは三回目に持ち越し。俺は再び彼女と体位を交代する。
「挿れる……からな?」
「くうっ――!」
締め付けられる感覚が気持ち良い。
一回目よりも強く、まるでもっとしっかり受け止めてくれるかのようだった。
「ん……あっ……やっ……!」
ゆっくりと腰を動かすと、なるべく恥らうようにしていた彼女も、耐え切れずに声を出す。
そして動きは徐々に激しくなり、喘ぐような切ない響きに変わっていく。
「あぁっ……あんっ……はあんっ――!」
綺麗な外見からは、想像もつかない乱れ具合。俺は何度も抱き締めながら、キスをする。
胸元で揺れ、こそばゆいほどに擦れる丘。細く、折れてしまわないかとさえ思わせる腰。
我慢していたものが、限界に達する。
「で、出る――!」
「――あああぁぁっ!!」
繋がったままで、下から信じられないほどの勢いで、放出される精。
体の中で、それを受け止める彼女。
どくどくと、鼓動を強く感じた。俺と、そして彼女の。
俺たちはベッドの上で抱き合ったまま、再びキスを繰り返す。
彼女はウイルス? 幻? どうでも良い。細かいことなんて考えたくもない。
ただ彼女と、こうしてずっと体を重ねていたい。そしてもっと、刺激的なことをしたい。
でも、外には出ない。絶対に。
周囲に感染なんてさせてたまるか。彼女は俺だけのものだ。
正直、このオチが一番書きたかった
寝室に戻ると、薄いワンピースを着た女性が、枕元に座っている。
今朝起きたらいた。魔性すら感じる魅力が、俺を寝床へ釘付けにする。
彼女はウイルスらしい。しかしインフルエンザとか、よく報じられる病気とはまた違う。
「二回目、しよっか」
その誘惑に、思わず体が疼く。
「ん……ふぅ」
下を絡めるキスが、性欲を一斉に掻き立てる。
まるで例のマムシものでも飲んだかのように、強力。
「ぷはぁ……ふふ、もうこんなに」
彼女の手が、俺の下にそっと触れる。布地越しにも関わらず、あまりの快感に電撃が走り、体が思わず反応する。
「ねぇ、私のも……触って」
頭が段々オート制御モードに切り替わりつつある中、彼女が俺の手首を掴み、下へと持っていく。
スカートの中には、先刻のようにストライプの三角布はない。
「んんっ――!」
切ない声と、絶えず漏れる吐息が愛しい。
直接触れたその器は、もうじっとりと濡れていた。
「はぁっ……だめ、もっと……気持ち良くして」
早く挿れようとすると、早漏を禁ずる指令が出た。
俺は硬くしたまま、愛撫を繰り返す。
脇から手を入れ、ゆっくりと胸を揉み解す。上気が止まらない。
調子に乗って肩からワンピースを下げると、何にも守られていない双丘が顔を出す。
彼女は恥ずかしそうに顔を背けるも、あどけなくも色っぽい息遣いは隠せない。
「んっ……ああっ」
輪、そして突起と順に舌先で舐め、口に含める。一方、手は腰や臀部を這うように滑らせる。
「はぁんっ! ……うう、馬鹿」
涙目で抗議の眼差しを向ける彼女。
そっと耳に顔を近づけ、息を吹きかけたのが予想以上に効いたようだ。ウイルスの癖に、割とノーマルだ。
「ごめんな」
「んっ」
そう言って俺は、再び舌を入れた。彼女もすぐに目を閉じて、応じてくる。
空いた胸も勿論、しっかり使う。鷲掴みにし、徐々に強く。弾力があって、とても気持ちが良い。
ゆっくりと口を離すと、銀の糸が舌と舌とを架ける。恍惚な表情。
「……はぁっ……脱がせて?」
求めるような瞳が、断らせることを知らない。
白いワンピースは一回+αの行為で既に汗で湿っていた。ゆっくりと、胸元から下ろしていく。
隠れていた腹部が見える。白く、そして綺麗だ。
腰。多少骨ばってはいるが、形が良く、それだけでも心を奪われる。
更に下げ、さっきは直接見ることのなかった彼女の下が、露になった。生まれたままの姿。
「恥ずかしいから……あまり見ないで」
男を刺激するワードでも特に上位に入る台詞だ。ウイルスの癖に、よく分かっていらっしゃる。
脱がしきると、今度は彼女が俺の寝巻きのボタンに手をかけた。少しずつ、俺も纏うものをなくしていく。
上を脱ぐと、次は下。ポジションを入れ替えると、半分脱ぎかけていた俺のズボンと下着を、下ろす。
硬いものは益々大きくなってそれを邪魔するが、彼女はそれを取り去った。
「恥ずかしいから、あまり見るなよ」
思わず凝視していた彼女に言うと、ぼーっとした表情で俺を見た。
ぱくぱくと動かす口は、恐らく「お・お・き・い」。何から何までど真ん中直球な奴だ。
次なるプレイは三回目に持ち越し。俺は再び彼女と体位を交代する。
「挿れる……からな?」
「くうっ――!」
締め付けられる感覚が気持ち良い。
一回目よりも強く、まるでもっとしっかり受け止めてくれるかのようだった。
「ん……あっ……やっ……!」
ゆっくりと腰を動かすと、なるべく恥らうようにしていた彼女も、耐え切れずに声を出す。
そして動きは徐々に激しくなり、喘ぐような切ない響きに変わっていく。
「あぁっ……あんっ……はあんっ――!」
綺麗な外見からは、想像もつかない乱れ具合。俺は何度も抱き締めながら、キスをする。
胸元で揺れ、こそばゆいほどに擦れる丘。細く、折れてしまわないかとさえ思わせる腰。
我慢していたものが、限界に達する。
「で、出る――!」
「――あああぁぁっ!!」
繋がったままで、下から信じられないほどの勢いで、放出される精。
体の中で、それを受け止める彼女。
どくどくと、鼓動を強く感じた。俺と、そして彼女の。
俺たちはベッドの上で抱き合ったまま、再びキスを繰り返す。
彼女はウイルス? 幻? どうでも良い。細かいことなんて考えたくもない。
ただ彼女と、こうしてずっと体を重ねていたい。そしてもっと、刺激的なことをしたい。
でも、外には出ない。絶対に。
周囲に感染なんてさせてたまるか。彼女は俺だけのものだ。
正直、このオチが一番書きたかった
2009年10月28日(水) 20:02:07 Modified by amae_girl