リフレクソロジー

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オールハンドでリンパを押し流す

リフレクソロジーは、アメリカ発祥の健康法で、足の特定部位を押すことで、内臓不調などの痛みを和らげる施術のこと。
内臓疾患に苦しむ患者が無意識に手足を柱に押し付ける行為から研究が進み、足裏に内臓ごとに対応して痛みを緩和する「反射区（ゾーン）」があることが発見された。
よく同じものだと誤解されるが、リフレクソロジーの「反射区」という考え方は、経絡・経穴を軸に考えるいわゆる「足つぼ」とはまったく別物。
日本におけるリフレクソロジーは大きく「英国式」「台湾式」として分かれ、まれに「中国式」というのもありますが、これは足つぼの原理を利用したものであることが多い。
また、「台湾式リフレクソロジー」と称して、足つぼマッサージを行う店もある。
（決して「足つぼ」がダメというわけではなく、同じ足裏健康法でも本来種類が違うということ）
ヨーロッパの国々では医療として科学的に証明されており、ドイツやオーストリアなど保険の対象になる国も多くある。

アドバイス

「英国式」「台湾式」は手技のテクニック体系が異なり、大体のイメージとしては、「英国式」が滑らかで細かな手技で施術していく一方で、「台湾式」はいわゆるイタキモチヨイぐいぐい押していく感じの手技が多い。
もともと内臓の痛みを緩和するために考案された施術なので、症状を直接治癒する効果ではなく、あくまで内臓をリラックスさせるための施術と考えるとよい。