多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

最古の紀人。呪詛を司る。
冥府の魔神ツィタシポナ?を倒し呪われたゲヘナが後に体を両断した時、這い出した呪詛がゲヘナの血を浴びて生まれた神。

最速の紀人。神々の伝令。パシリ
セラティスゲルシェネスナを避けきり、「私より強い者で、貴方より遅い者はいないだろう」と言わせた。まぁセラティスの方が速いんですけどね。


イーリィが一番最初に紀人になった。
紀人といえば英雄カーズガン、その正対の呪祖レストロオセ、また末の紀人オーなどが有名だろう。
戦鬼神デーデェイア、金の鎖フラベウファ、虹色の弓レメス、赤き茨ティーアードゥ、砂の女帝フリグメルダ?大いなるラウスの右腕、文神ハレ、踏破者ナプラサフラスに美しきミエス・リヴァ
紀人、すなわち新しき神々は数多くいるが、その中で序列や格のようなものが明確に示された事はない。
それは古き神にしても同じなのだが、こうまで雑然と、混沌とした神群はかつてそうはいなかった。
他の神群らが厳然とした力関係や関係性、血縁による上下関係に縛られていた事を思えば、これは異例である。

その中で、紀人イーリィの異質さは特筆に価する。
冥府の魔神ツィタシポナ?がレストロオセにけしかけられて古き神々を襲ったとき、矢面に立って戦ったのは古き神々の中でもっとも惰弱なゲヘナだった。
ゲヘナは冥府の魔神を打ち倒したが、消えぬ呪いをその身に刻まれた。
後に非業の死を遂げた後も、ゲヘナの両断された肉には呪詛が刻まれていた。
割れたからだの隙間から這い出た呪詛は、神の血を浴びて紀性を持つに至り、紀人となった。
これが呪詛の神イーリィである。

そもそも新しき神とは、鏖殺のデーデェイアや神造の三面神ハザーリャを始め、その存在理由は紀元神群の勢力拡大である。
その為に、紀神によって召し上げられたり、あるいは相応しい力を持つ者が昇神したりする訳だが、イーリィはその出自からして特殊である。
空間に焼き付いた意志とも呼べぬ原始的な感情、並外れて強固な残留思念であった『呪い』が、神の血肉に触れることで神格を得たのである。
また、かの神は新しき神であると同時に古き神の力を身に宿している。こういった点がこの呪詛の神が紀元神群の中でも異質な存在として扱われる所以である。
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