多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。


エブグルブとはルザナイ教天使の一人。男性格のバーフルード(天霊)。

名前

名前は「鷹匠」を意味する。その名は部下の天使をあざやかに指揮する様をたとえたものとも、鷹の姿をした七体のオロフルード?(地霊)を従えているためとも言われる。

鷹はこの天使の代表的なシンボルであり、聖都ラヒュリン?にある聖天使エブグルブ寺院?には鷹の像や彫刻がふんだんに設置されている。

ルザナイ教徒男性の人名としてよく用いられる。

対応する天体

天霊エブグルブに対応する天体は「夜月」である。

は最も地球に近い天体であることもあり、五つの月を天体とする五人の天霊は、天使たちの中でも最も地上の住民に影響を与えていると考えられている。

伝承

「大いなる皿」

全ての人(宗派によっては動物も含む)の寿命が記された「大いなる皿?」の余白部分が全て使い切られた後、古い「皿」は天使ディフワ?によって砕かれた。
砕かれた破片は誰の手にも触れないよう、エブグルブによって南極に運び込まれた。異説によると、運ばれた先は夜月である。
この説をとる宗派では、それが行われたとされる日を祭日とし、破片を掴み夜月へと運んで行った彼の隼に見立て、その足に白い糸を巻いた雀を放鳥する。

ある宗派の伝承によると、恐竜?は一度絶滅したが、盗み出された皿から恐竜の運命が削り取られ、新たな運命が刻まれた事で再び地上に出現したのだという。

「草の皿」の製法

「大いなる皿」は陶器製などではなく、草の繊維を網み、表面に樹液を固めて作った、チャカ大陸ではポピュラーなタイプの皿として神話に登場している。
このタイプの皿は「ルクートゥミ=トゥーイブ?(「寄り合わせた草の皿」)」といい、天使エブグルブはこれの作り方を人々に教えたという。

「鷹匠殺し」

ルザナイ教最大の異端「七先駆派」の開祖エブグルブ・バフォウは「鷹匠殺しのシン=グロークス?」によって討ち取られたと伝わる。
強力な教祖を殺し得た「鷹匠殺し」の技は、天使エブグルブが伝授したものだという。しかし鷹匠殺しのシン=グロークスはそのあと姿を消し、この技の中身は不明のままとなった。
「鷹匠殺し」の「鷹匠」とは「エブグルブ(鷹匠)」の名をもつ異端首領を指すが、(異説によれば)これを授けた天使エブグルブをも殺し得る、という意味もあるという。

表記ゆれ

エブグルグ、イーヴグールク、ユーバグラック、Evhgrwbh、Eyvhgrykk

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