多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。


キュトスの姉妹 結界の六十二妹 人物

「先代」キュトスの姉妹の27、クリーアム。

リアトリスの前のキュトスの姉妹の27番目。紀元槍に穿たれて消滅した。
光モノと武器に目が無かったとか。

口調

ようこそパンジョンへ。クリア直前まで行った先達として、君たちを歓迎するよ。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/7039/...

累卵の記述項

1-27 蒼穹のクリーアム

槍究のクリーアム。 最果ての探求者。

派手好きで、宝石や装飾品などを好んで身に着けていた。
宝石を媒介にした魔術を用いる鉱物の魔女。
鉱石の竜プリムラルが一番最初に現れた時、自分の魔力の性質と共鳴させて足止めを行ったのはクリーアムである。

1-34シュトラールと瓜二つの容姿。
これは、1-55ナタリエルに恋焦がれており、彼女の気を引くためにネルトリートに顔を書き変えてもらったからである。しかし、顔を変えた彼女が戻ったときには既にナタリエルは何者かの襲撃を受けて行方不明になっていた。

失意のまま想い人を探して放浪を続けたのだが、ある日「最果ての二人」という伝説を耳にする。
全てを叶える万能の宝石。 それを用いればナタリエルの居場所も、そして、本心では叶わぬ願いと諦めていた慕情の成就も夢ではない。
クリーアムは「それ」があるという紀元槍へ向かい、数々の困難を乗り越え、ついにPUNGEON THE DUNGEON に辿り着く。そこには数多くの探求者・・・紀士たちがいたが、ライバルたちを押し退け、ついに彼女は槍の迷宮、天を突く大尖塔の最上階に到達した。そこで彼女を待っていたのは、なんとナタリエルだった。
ナタリエルはクリーアムに問う。
「あなたは私を愛しているか」
首肯するナタリエル。ならばと、ナタリエルは続ける。
「あなたは私の想いを知っているか」
それにも、頷く。彼女の、シュトラールへの想いは周知の事実だったから。
「ならば。 あなたは、私と彼女の幸福を願うか」
首を、横に振った。その途端、
「ならばお前に幸福になる資格はない」
と、ナタリエルの姿がまるで真鍮が熱で融け出すかのように崩れていく。融け落ちた真鍮から現れたのは、金色に輝く鎖で全身を覆った見目麗しい美女であった。
思わず、お姉さま、と驚愕の声を漏らすクリーアム。かつて確かに死んだはずの姉、1-19フラベウファがそこにいた。さらに、その背後から現れる一人の少年。紀元神群が一、槍のアルセスである。長大な槍を携えたアルセスは、一言だけ言い放つ。
「君には、『触れる』資格が無い」
無慈悲な視線と声がクリーアムを貫き、次いで衝撃が襲う。何が起こったかも判らぬまま、クリーアムはアルセスの一撃によって葬られた。
塔の最上階から放り出されたクリーアムは、その全身からきらきらと宝石を撒き散らしながら、蒼い大空の中に溶け行くように散っていった。


ディスペータの命により一部始終を監視していたポルガーは慌てふためいてその事姉妹全員に報告した。
そのことはディスペータの不興を買い、ポルガーはディスペータに見限られることになる。

これが、死んだはずのフラベウファが初めてキュトスの姉妹たちの前に姿を現した最初の事件であり、
長く安定期にあった姉妹たちに立て続けに起こったクリーアム・シュトラールの相次ぐ消滅に始まる一連の悲劇の幕開けであった。ついに世界への介入を行い始めたアルセスに対処するためヘリステラは行動を開始しようとするが、事態はヘリステラの予想よりも遥かに早く進行した。
南東からの脅威の眷属の大軍勢、フリールヴカルカイオス?ゾルトワーシュ?といった異形と無数の精霊たち、そしてそれを率いるウィータスティカの三兄弟が襲撃を開始したのである。
目的は、1-25アルシャサの引渡し。
チャカ大陸の動乱の裏でキュトスの姉妹たちを翻弄した、アルシャサ抹消事件?の始まりである。

表記ゆれ

クリーアマイア、クレアノーム

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