南東からの脅威の眷属

古い神と敵対する精霊の一群。紀元神群とは別物だが、信仰の対象とならない訳ではない。

アリアロー、ダワティワ、テンボトアン、ラニミーフなどが有名。

亜大陸に於いての信仰の対象の1つでもある。

正しくは南京からの脅威の眷属である。

故郷

【南東海諸島】

南東海諸島

【南東からの脅威の眷属】の故郷とされる南洋の島々。その昔【眷属】は
ここから海を越えて亜大陸にやってきた。

失われた都ハルムシオン

失われた都ハルムシオン

【南東からの脅威の眷属】はかつてこの都市の住人であったともいわれる。
【大地の果て】にあった【ハルムシオン】は大地の球化のさいに切り離され、
宇宙の彼方に遠ざけられてしまった。このことから【失われた都ハルムシオン】とも呼ばれる。

文化

３

「３」は神聖な数とされ、三兄弟や三姉妹が多い。

貨幣絵画

一部の妖精、また南東よりの脅威の眷属の間では、絵画が貨幣として通用する。
貨幣絵画を描いたのはツィターである。

信仰

精霊崇拝

主神

早贄のラニミーフ、白眉のイア＝テム、怒号のペリクライワの三柱は、
南東からの脅威の眷属の中で最も強力な精霊であり、主神として扱われている。

地域

大砂漠東部・・・遊牧中心の暮らし・精霊信仰（南東からの脅威の眷属）

潤星(水星)を水に関係付ける思想は世界中に広く分布しているが、亜大陸バージョンの特異な点はそこに楽園の大宮殿【ウィータスティカ】が在るとした点だ。
紀元神群の支配したあとの亜大陸西側ではこの伝説は廃れているが、神々の統治が及ばず、【南東からの脅威の眷属】の支配する東海岸地帯では地域によってはその存在が信じられていた。

マーディキ神群にかわって信仰される

マーディキ神群

魔神族のひとつ。シャムザルとその妻アレヴォドを筆頭とする神々でかつては亜大陸地方の東海岸地帯で崇拝されていた。
デーデェィアによってシャムザルとアレヴォドと長男ドーレヘン以下１８人の子神が殺された後、その配下の神々は砂漠の要塞に立て篭もり、地の利を生かした戦法で紀元神群の軍勢を悩ませたが、フリグメルタの生んだ「蟻の子」たちによって殲滅される。
「蟻の子」は短命である代わりに、半年のあいだ睡眠をとったり飲み食いしなくても生存可能の強靭な戦士であり、砂漠での長期の戦闘に耐えうる者たちだった。
マーディキ神群の絶滅後、その空位を埋め崇拝の対象となったのは【南東からの脅威の眷属】どもであった。