SharePoint 2010における管理、開発、ユーザそれぞれの立場で使用方法を纏めます。情報がさまざまな場所に分かれてしまっているので、まとめる役割にしたいと思います。分かれてると検索もできないですし。また、実際に使用可能なサンプルを多く載せたいと思います。

コンテンツ管理

コンテンツ管理機能について書きます。

詳細はbeta版評価ガイド参照
http://technet.microsoft.com/ja-jp/sharepoint/ff38...
ドキュメント ライブラリはリストの一種であり、様々なファイルを格納することができる。文書ファイルのバージョン管理機能がある。

■ドキュメント ライブラリの作成
ドキュメント ライブラリはテンプレートから作成する。SharePoint Server 2010には次のビルトイン テンプレートがある。
Wiki ページ ライブラリスライド ライブラリデータ接続ライブラリ(「SharePoint Server Enterprise サイト機能」が必要)ドキュメント ライブラリフォーム ライブラリ
メディア ライブラリレポート ライブラリ(「SharePoint Server Enterprise サイト機能」が必要)画像ライブラリ翻訳管理ライブラリ

ライブラリの作成手順は下記の通り。
1. 目的のサイトにアクセスし、[サイトの操作]-[すべてのサイトコンテンツの表示] をクリック。
2. [作成] をクリック。
3. フィルターから [ライブラリ] を選択し、ライブラリのテンプレート一覧から [ドキュメント ライブラリ] を選択する。画面右端の入力ボックスにライブラリ名を入力し [作成] ボタンをクリック。

■ドキュメント ライブラリの削除
1. ライブラリを表示し、リボン メニューの[ライブラリ] タブをクリックし、[ライブラリの設定] をクリック。
2. [このドキュメント ライブラリの削除] をクリック。
3. "削除しようとしているライブラリのごみ箱移動"のメッセージが表示されたら [OK] をクリック。

■ドキュメント ライブラリへの既存ファイルのアップロード
1. ドキュメント ライブラリにアクセス。[ドキュメント] タブをクリックし、[ドキュメントのアップロード] をクリック。
2. 単一ファイルのアップロードの場合は「ドキュメントのアップロード」を、また複数のファイルを同時にアップロードする場合は「複数のドキュメントのアップロード」をクリック。
※他のファイルに紐付くHTMLファイルをアップロードする場合、複数ファイルアップロードでアップロードしてください。単体ファイルのみの選択した場合も、紐付いているファイルはすべてアップロードされます。
3. ドキュメントのアップロード ウィンドウにアップロードしたいドキュメントをドラッグアンドドロップで追加し、 [OK] をクリック。
4. アップロードが完了したら [完了] ボタンをクリック。

■ドキュメントの削除
1. 削除したいドキュメントのチェックボックスをオンにし、[ドキュメント] タブにある [ドキュメントの削除] をクリック。
2. [OK]をクリック。
ファイル単位でのバージョン管理ができる。バージョン管理は有効になっていため、バージョン管理を構成する必要がある。
バージョン管理を有効にする際に、"承認が必要" オプションを選択すると、承認が行われない限り、ファイル編集者と承認権限またはフルコントロールを持つユーザーのみに文書を公開するようになる。

■バージョン管理を有効にする
1. ドキュメント ライブラリにアクセスします。[ライブラリ] タブをクリックし、[ライブラリの設定] をクリック。
2. [バージョン設定] をクリック。
3. ドキュメントのバージョン履歴 における[メジャー バージョンを作成する]もしくは[メジャーとマイナー (下書き) バージョンを作成する]を選択。[OK] をクリック。

■複数バージョンを保存する
1. ドキュメント ライブラリにアクセスし、Office アプリケーション ファイルをアップロードしておきます。アップロードしたファイルは既定ではパージョン0.1となる。(0.1は下書き)PowerPointファイルがアップロードされているとする。ファイルのドロップダウンメニューから[PowerPoint で編集] をクリック。

2. スライドを編集する。 編集が終わったら、[ファイル] 、 [情報] タブから [チェックイン] ボタンをクリック。
3. チェックイン バージョンの種類を指定し、必要に応じてコメント。[OK] をクリック。

■メジャーバージョンを発行する
1. ドキュメント ライブラリにアクセスし、ドキュメントのドロップダウン メニューから[メジャーバージョンの発行] をクリック。
2. コメントを指定し、[OK] をクリック。
3. 承認権限を持つユーザで、ドキュメントのドロップ ダウン メニューから [承認/却下] をクリック。
4. [承認] を選択し [OK] をクリック。
5. [承認の状態]列が “承認済み” に変更されたことを確認。

■バージョン履歴を確認する
1. ドキュメント ライブラリにアクセスします。バージョン履歴を確認したいドキュメントを選択し、[ドキュメント] タブの [バージョン履歴] をクリック。

■古いバージョンを復元する
1. ドキュメント ライブラリにアクセスし、目的のドキュメントをチェックアウト。
2. 右図のダイアログが表示されたら[OK]をクリック。
3. [ドキュメント] タブの [バージョン履歴] をクリック。
4. バージョン履歴を確認し、復元したいバージョンのドロップダウンメニューから[復元]をクリック。
5. 右図のダイアログが表示されたら [OK] をクリック。
コンテンツ タイプとは、リストやライブラリのアイテムに対して関連するメタデータ(付加情報)をグループ化したものである。コンテンツ タイプは以下の情報を含めることができる。
・ドキュメント テンプレート
・サイト列
・ワークフロー
・情報管理ポリシー

■コンテンツ タイプの作成
1. [サイトの操作]-[サイトの設定] をクリック。
2. [ギャラリー] セクションにある [サイト コンテンツ タイプ] をクリック。
3. [作成] をクリック。
4. コンテンツ タイプを定義。[OK] をクリック。
5. [サイト内の新しい列から追加] をクリック。
6. 列名に指定し、列の種類として[選択肢]を指定。
7. 選択肢の項目を入力し、[OK] をクリック。

■ライブラリへの追加
1. コンテンツ タイプを追加するライブラリにアクセスします。[ライブラリ] タブから [ライブラリの設定] をクリック。
2. [全般設定] の [詳細設定] をクリック。
3. [コンテンツ タイプの管理を許可する] を "はい" にし、[OK] をクリック。
4. [コンテンツ タイプ] セクションから [既存のサイト コンテンツ タイプから追加] をクリック。
5. [サイト コンテンツ タイプの選択元] からサイトコンテンツタイプを追加し、[OK] をクリック。
6. ドキュメント ライブラリの [新しいドキュメント] メニューに追加したテンプレートが表示されることを確認。
Office 2007 および Office 2010 アプリケーションでは、SharePoint 上に格納されたドキュメントに付与されるカスタム プロパティをドキュメント情報パネルから操作可能。

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