ロボットにロボット法が作られるなら、万能細胞から生れた人間にはどんな法を用意すべきでしょうか? 人間とは? 人間はどう生きるべきか?

ミドリムシ、ゾウリムシ、アメーバ、藻類、細菌類などの単細胞生物。
単細胞生物は自ら・細胞分裂することで増殖し・仲間を増やしていく。
単細胞生物に「心」があるとすると、限りなく仲間を増やしたいらしい。
さて、分裂した単細胞生物は最早元の個体でなく複数個の個体になる。
それなら分裂して生まれた単細胞生物の心は元の心と同じなのかしら。

分裂しても元の心と全く同じことを願い・祈り・得心するのだろうか。
体が細胞分裂して幾つかに分れるように、心は分裂するのでしょうか。
別々の体になった心と心は同じことを願い・祈り・得心するのかしら。
同じことを考えていた単細胞生物だけど、分裂してから考え方は変る。
それは別々の境遇に置かれ、別々の時間を過す処に全ての因が生じる。

結局、単細胞生物は細胞分裂した時、心も分裂して分れるのでしょう。
逆に、「+」と「−」が接合した単細胞生物の「心」はどうなるのでしょう。
異なった二つの体と体が一つになると、余分は廃棄されるに違いない。
そして、二つの核を持ったままで互いを己と感じて至福の時を過そう。
二つの心も一つの心になる時、余分は廃棄されて至福に至ると云える。

お互いを己の心身と感じ合える幸福な関係の下に新しい命は生れます。
新しい命には互いを己と同じように大切に思う心が満たされています。
多細胞生物である「人間」の場合もこの原則が変ることはありません。
人の「卵子」と「精子」に於いても、それぞれの「命」は合体して共鳴する。
いかに不仲な父母の間に生れても、子供の中では既に解決しています。

重要な事に、この形が個体の「自然」であり「至福」であるといえる。

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ココロ お多福ちゃん

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