• アルディオン大陸中央部に位置する、古き王国のひとつ。フェリタニア統一帝国に連なるものではなく、統一帝国建国と同時期にセインの一人である女戦士メルティによって作られた国。
  • 始祖メルティに倣って、代々女王が治めている(男児に王位継承権は無い)。“偉大なるヒース”と呼ばれる意思あるホワイトヒースを国の象徴として崇めており、ヒースの声を聞くことのできる者のみが女王となる。メルティの子孫であるロイドス、クリード、ガースという三王家からヒースの声を聞くものが集められ、そのうち次代の女王たるものにヒースの花弁が落ちるという特徴ある継承方法は有名。
  • 女王は言わばヒースの巫女であり、その予言を伝えることで国を導くとされる。そのため、女王の結婚は歓迎されない傾向があり、生涯独身を通す女王も多いとのこと。
  • 王都はレスノール、先代女王カーサとその夫の急死により一人娘であるスリスが女王となる。フラーヴォルドと呼ばれる地方領主を置き、多数の領主が女王を支えるという形態をとる。しかし女王の権力は絶大。身分・種族・職業などによる階級制が厳しく差別等もある(エクスマキナに市民権は無いなど)。
  • 領土ごとに徴兵を行うフュルドと呼ばれる制度があり、兵役を忌避することは許されない。しかしそのために国民はみな兵士という戦意の高さを誇っている。他国に侵攻した事こそ無いが、侵略に対しては粘り強く戦い抜くことで知られている。
  • 帝紀八一二年十月、国境にある要害ファリストル城が『盗まれる』という事件が発生。その直後、グラスウェルズより派遣された外交官が死亡、それを理由としてグラスウェルズより宣戦布告を受ける。世に言う『メルトランド戦役』である。戦端は開始一週間で王都レスノール包囲という電撃的な速さで進展、直後に“偉大なるヒース”が枯れ果ててしまい、メルトランドは滅亡となる。
  • ヒースは枯れる直前に最後の女王を示したとの噂もあるが、定かではない。スリスは逃げ延びて新興国フェリタニアに身を寄せるが、軍師ナヴァールの策略によりその領土はレイウォール王国へと譲渡されてしまう。残されたメルトランド国民は偉大なるヒース復活を信じながら、各地においてレイウォール・グラスウェルズ両国へのレジスタンス活動を続けている。
  • フェリタニア女王ピアニィの提案により、メルトランド復興の兆しもあるとのこと。
  • きくたけGMの所為で、変態の多い国とベネットさんに言われるが・・・・あの、アルもエルザもメルトランド出身なんですが・・・。


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