ベルクシーレ行開始後の一幕
アル「そういえば、わりと意外だったな」
ピア「何がですか？」
アル「いや、言い出しっぺがナヴァールの旦那とは言え【ステラ王女の救出】をナヴァールとベネットに丸投げしたろ。あっちの魔術師とじいさんが同行を言い出したから良かったけど、どう見たってパンチ力不足な面子だからな。いつもの姫さんなら、絶対に『自分が行く！』って言い出してるなと思って･･･」
ピア「そうですか？･････うーん（首ｺｸﾘ）」
アル「実際に、スリスの時は自分で突撃してたわけだしな････ほら、あのステラ王女とは仲良かったんだろ」
ピア「そうなんですけど･･･。でも、ナーシアさんの弟さんを助けます！って言い出したのは、あたしですから･･･」
アル「別にナーシアの弟助けるだけなら、俺とベネットを派遣で、姫さんは旦那とあっちに行ってもよかったわけなんだが（大真面目）」
ピア「（つまりベルクシーレにアルとナーシアさんとベネットちゃん＋1）････それは、とっても却下なメンバー分けです（笑顔）」
アル「なんでそこで、その笑顔なんだ！（ﾌﾞﾙｯ）････まあ、実際の所は、打たれ弱い姫さんとナヴァールの旦那だけで《バルムング》が手ぐすね引いて待ってる所へ潜入なんて、冗談じゃないけどな」
ピア「（ﾑｯ）･････それって、あたしとナヴァールだけじゃ駄目ってことですか？」
アル「いや、別に二人の実力がどうとかじゃなく････（ﾎﾞｿｯ）俺が姫さんを守れないってのが嫌なだけだ。約束したしな」（そっぽ向きつつ）
ピア「ふえっ（ﾎﾟｯ）･･･あの、その（ﾜﾀﾜﾀ）、････えーっと、メンバー分けがどうとかじゃなく、ステラ姉様もあたしが行くより、ナヴァールが迎えに来るほうが嬉しいんじゃないかと思うんですよね」
アル「はあっ？！」
ピア「ほら、《囚われのお姫様》を悪者から救うのは《白馬の王子様》か《騎士様》って、相場が決まってますよね♪」
アル「旦那は、どう考えても《王子》でも《騎士》でもないが････あー、つまり、あの二人って、そうなのか？」
ピア「ですです････多分？」
アル「なんで疑問系？」
ピア「実際に、二人のそういうところを見たことないですから････（苦笑）」
アル「（つまり情報の出どこは、どこぞの腐れメイドか）････ホントかよ（疑惑の目）」
ピア「でも、きっとホントです！（力説）今までの二人の言動とか、あの決闘の時の二人の視線とか、会話の遣り取りとか、姉様から今まで聞いたナヴァールの話とか･･･あと」
アル「あと？」
ピア「女のカンです！！」
アル「････（溜息）。根拠としては甚だ心もとないが･･･そういうことにしとくか」
ピア「しとくかじゃありません、そうなんです！！。････だからですね、あのナーシアさん達との戦闘前にですね･･･」
アル「はっ？！。なんで其処から、イキナリそこまで話が戻る？！」
ピア「（反論ｽﾙｰ）ほら、アルがナーシアさんとの過去のことを『ステラとナヴァールの関係みたいなもんだ』って言ったじゃないですか（笑顔）」
アル「（ｹﾞｴｯ）そこかよ！！！」
ピア「ええ、そこです（ｷｯﾊﾟﾘ）。なんていうか、･･･ちょっと引っ掛かってたんですよね（瞳ｷﾗﾘﾝ）。機会があったら、是非とも詳しく確認したいと思ってました。アルから話題をふってくれるなんて嬉しいです。･･･で、詳しく教えてくれますよね（超笑顔）」
アル「だから、頼むからその笑顔はやめろ！！。訂正、訂正。断固違う！、関係が違う！。アレとは絶対に違う！。というか、そもそも、ナーシアとステラが違いすぎる！！。ついで、俺とナヴァールも違いすぎるだろうが！！」
ピア「だから、どう違うかキリキリ説明して下さい！！。何で、そんなに嫌がるんですかぁ！！」
アル「うっっ････（汗）いや、その････」
ピア「だから、なんで其処で黙っちゃうんですかぁ！！」
アソ「ねえ、ナーシア。あの二人、あれは惚気なのかな？、それとも痴話喧嘩なのかな？、それとも修羅場なのかなあ？。･･･ちなみに、原因はナーシアみだいだけど････」
ナー「知らない（ｷｯﾊﾟﾘ）。全部まとめて同時進行とは、流石にアルは器用」
アソ「確かに器用だな。で、原因のナーシアはどうするの？」
ナー「無視あるのみ。何度も言うけど、《不治の病》は伝染されたら堪らない」
アソ「まあ、《ファントムレイダーズも喰わない》ってことだね」
ナー「アンソン、それ、あんまり上手くない」
ナー「････それにしても、『恋は魔物』とはよく言ったもの（ﾎﾞｿｯ）」
アソ「ん？」
ナー「あの朴念仁が、あんなに《病む》とは････（溜息）」
アソ「（それ、コメントし辛いよ、ナーシア）･････（汗）」
別名：増えるワカメな小ネタ。
のび〜〜〜るな腕のような小話です。
続編もあるんですけど、またそのうちに（苦笑）
ちなみに、ノベル�∨粗�は『捕らわれの騎士様（になるちょっと前）を、可憐なお姫様（逃亡中）が助ける話』です（爆笑）
アル「そういえば、わりと意外だったな」
ピア「何がですか？」
アル「いや、言い出しっぺがナヴァールの旦那とは言え【ステラ王女の救出】をナヴァールとベネットに丸投げしたろ。あっちの魔術師とじいさんが同行を言い出したから良かったけど、どう見たってパンチ力不足な面子だからな。いつもの姫さんなら、絶対に『自分が行く！』って言い出してるなと思って･･･」
ピア「そうですか？･････うーん（首ｺｸﾘ）」
アル「実際に、スリスの時は自分で突撃してたわけだしな････ほら、あのステラ王女とは仲良かったんだろ」
ピア「そうなんですけど･･･。でも、ナーシアさんの弟さんを助けます！って言い出したのは、あたしですから･･･」
アル「別にナーシアの弟助けるだけなら、俺とベネットを派遣で、姫さんは旦那とあっちに行ってもよかったわけなんだが（大真面目）」
ピア「（つまりベルクシーレにアルとナーシアさんとベネットちゃん＋1）････それは、とっても却下なメンバー分けです（笑顔）」
アル「なんでそこで、その笑顔なんだ！（ﾌﾞﾙｯ）････まあ、実際の所は、打たれ弱い姫さんとナヴァールの旦那だけで《バルムング》が手ぐすね引いて待ってる所へ潜入なんて、冗談じゃないけどな」
ピア「（ﾑｯ）･････それって、あたしとナヴァールだけじゃ駄目ってことですか？」
アル「いや、別に二人の実力がどうとかじゃなく････（ﾎﾞｿｯ）俺が姫さんを守れないってのが嫌なだけだ。約束したしな」（そっぽ向きつつ）
ピア「ふえっ（ﾎﾟｯ）･･･あの、その（ﾜﾀﾜﾀ）、････えーっと、メンバー分けがどうとかじゃなく、ステラ姉様もあたしが行くより、ナヴァールが迎えに来るほうが嬉しいんじゃないかと思うんですよね」
アル「はあっ？！」
ピア「ほら、《囚われのお姫様》を悪者から救うのは《白馬の王子様》か《騎士様》って、相場が決まってますよね♪」
アル「旦那は、どう考えても《王子》でも《騎士》でもないが････あー、つまり、あの二人って、そうなのか？」
ピア「ですです････多分？」
アル「なんで疑問系？」
ピア「実際に、二人のそういうところを見たことないですから････（苦笑）」
アル「（つまり情報の出どこは、どこぞの腐れメイドか）････ホントかよ（疑惑の目）」
ピア「でも、きっとホントです！（力説）今までの二人の言動とか、あの決闘の時の二人の視線とか、会話の遣り取りとか、姉様から今まで聞いたナヴァールの話とか･･･あと」
アル「あと？」
ピア「女のカンです！！」
アル「････（溜息）。根拠としては甚だ心もとないが･･･そういうことにしとくか」
ピア「しとくかじゃありません、そうなんです！！。････だからですね、あのナーシアさん達との戦闘前にですね･･･」
アル「はっ？！。なんで其処から、イキナリそこまで話が戻る？！」
ピア「（反論ｽﾙｰ）ほら、アルがナーシアさんとの過去のことを『ステラとナヴァールの関係みたいなもんだ』って言ったじゃないですか（笑顔）」
アル「（ｹﾞｴｯ）そこかよ！！！」
ピア「ええ、そこです（ｷｯﾊﾟﾘ）。なんていうか、･･･ちょっと引っ掛かってたんですよね（瞳ｷﾗﾘﾝ）。機会があったら、是非とも詳しく確認したいと思ってました。アルから話題をふってくれるなんて嬉しいです。･･･で、詳しく教えてくれますよね（超笑顔）」
アル「だから、頼むからその笑顔はやめろ！！。訂正、訂正。断固違う！、関係が違う！。アレとは絶対に違う！。というか、そもそも、ナーシアとステラが違いすぎる！！。ついで、俺とナヴァールも違いすぎるだろうが！！」
ピア「だから、どう違うかキリキリ説明して下さい！！。何で、そんなに嫌がるんですかぁ！！」
アル「うっっ････（汗）いや、その････」
ピア「だから、なんで其処で黙っちゃうんですかぁ！！」
アソ「ねえ、ナーシア。あの二人、あれは惚気なのかな？、それとも痴話喧嘩なのかな？、それとも修羅場なのかなあ？。･･･ちなみに、原因はナーシアみだいだけど････」
ナー「知らない（ｷｯﾊﾟﾘ）。全部まとめて同時進行とは、流石にアルは器用」
アソ「確かに器用だな。で、原因のナーシアはどうするの？」
ナー「無視あるのみ。何度も言うけど、《不治の病》は伝染されたら堪らない」
アソ「まあ、《ファントムレイダーズも喰わない》ってことだね」
ナー「アンソン、それ、あんまり上手くない」
ナー「････それにしても、『恋は魔物』とはよく言ったもの（ﾎﾞｿｯ）」
アソ「ん？」
ナー「あの朴念仁が、あんなに《病む》とは････（溜息）」
アソ「（それ、コメントし辛いよ、ナーシア）･････（汗）」
別名：増えるワカメな小ネタ。
のび〜〜〜るな腕のような小話です。
続編もあるんですけど、またそのうちに（苦笑）
ちなみに、ノベル�∨粗�は『捕らわれの騎士様（になるちょっと前）を、可憐なお姫様（逃亡中）が助ける話』です（爆笑）
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