グランニコルへの途中、女王陛下ご一行様にて

ピアニィ「やっぱり嬉しいですよ、温泉、温泉〜♪」
アル 「・・・・俺たちの場合、温泉と厄介事はセットのような気がするけどな・・・」
ナヴァール「今までを思うと、否定したいが、否定できん指摘だ・・・」
ピアニィ「アルのいじわる(プウ)・・・・そういえば・・・」
アル 「・・・?」
ピアニィ「アル、アキナちゃんに、今度は武器をプレゼントしたんですってね(笑顔)」
アル 「えっ?!・・・いや、こないだ贈ったばっかりの鎧壊されたっていうから・・・」
ピアニィ「壊された鎧じゃなく、新しい武器なんですね。しかも、ストーマー(70000G)でしたね(笑顔)」
アル 「おい、だから、なんで今度はその《笑顔》なんだ・・・(こないだは平然としてたくせに)」
ピアニィ「だって、アキナちゃん、あんなに攻撃力上がるんですよ、ずるいじゃないですか!」
アル 「(そこか、攻撃力の問題なのか?!)しょうがないだろ、今度はおかんから『予算あるわよね、これ買いなさい!』って、売りつけられたんだから!!」
ナヴァール「さすがエルゼリエ殿だな。こちらの懐具合まで把握済か・・・」
アル 「だいたい、姫さんにはもう愛用のミスティックロッドあるだろ!」
ピアニィ「あたしだって、もっと欲しい武器くらいあります(キッパリ)・・・・それに、アルから贈られたなら、道端の花の輪っかだった嬉しいって言ったのに・・・(ボソッ)」
アル 「あ――・・・・(ディスペルリングじゃなかったっけ?)」
ナヴァール「これはエルザ殿をまたお呼びすべきか・・・(苦笑)」
アル 「それは絶対に却下!!!。・・・ま、なんだ、姫さん、しょうがないから、一応希望は聞いとく。何が欲しいんだ?」
ピアニィ「えっと・・・お、【奥義の杖】とか(エヘッ)」
アル 「・・・・(ピキッ)、非買品だろーが、こらぁ!!!(怒)」
ピアニィ「ふえっ、だって、ケセドの杖の2倍効果ですよ!!。つまり、ケセドの杖、2本分!。強いじゃないですか!(力説)」
ナヴァール「陛下、2倍以上です。消費MP5で、魔術効果上乗せ+20ですから」
アル 「どんなに強くたって、買えないもんを、どうしろと?!」
ピアニィ「うぅぅ〜、駄目ですか・・・(シュン)」
アル 「(そっぽ向きつつ)あ――・・・、折角買ってやるっていうんだから、俺に買えるものにしてくれ。贈りたくても贈れない方が困る。たとえば、マリッドスタッフとか・・・」
ナヴァール「アル、何故そこで【誓いの指輪】(東方ガイド産)をセットでとか言えないのか・・・(溜息)」
アル 「仕方ないだろ、当分の間俺の補助防具は、【巨人の手袋】一択だから(ケロリ)」
ピアニィ「そうなんですよねえ。確かに毎R1回ダメージ+5Dは魅力ですけど・・・セットじゃないと意味ないのがネックです(ウンウン)」
ナヴァール「(そこか、二人ともダメージ重視なのか。既に【効果:死神】以外選択肢にないあたりが・・・)割れ鍋に閉じ蓋とはよく言ったものですな・・・(汗)」

アル 「でも、一応気を使ったんだぜ、旦那に」
ナヴァール「?」
ピアニィ「あの指輪の場合、セットじゃないと意味無いですから、もしあたしが付ける場合、残りの片方は、選択上、ナヴァールに付けてもらうことになっちゃうんですよ」
アル 「つまり、姫さんと旦那がセットの【誓いの指輪】をつけることになるわけだが・・・」
ピアニィ「そんなのバレたら殺されますよ・・・・ステラ姉様に」
アル 「あの姉バカモードなら、たとえ相手が旦那でも首刎ねかねないな(ウンウン)」
ナヴァール「・・・・・・・・・・(滝汗)た、たしかに・・・お気遣いありがとうございます」
アル 「いやいや」
ピアニィ「ですです」


ナヴァール「・・・それにしても、二人ともどうして、そこで素直に『自分以外の相手とペア指輪なんてもっての他』と言えないものか・・・・・(溜息)」





・・・・いや、本気で、あの陛下の「ずるい」が誰に向かってナニをもってずるいなのか気になりますよ(笑)
そして、どうでもいいけど、東方ガイドの「誓いの指輪(死神)」は、殺意の双星に相応しい婚約指輪になると思います(真顔)
・・・・90000G×2だけどな(笑)

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