中央競馬の重賞のデータベースです。全てのグレードレースの第1回から全てのレースの1着−3着馬(G1競走は全5着馬)、および払戻金のデータベースです。徐々に拡充していきます。

略歴

昭和59年にグレード制導入に合わせて新設された。当初は4歳以上のハンデキャップ戦で、レース名は「フェブラリーハンデキャップ」でG3に格付けされていた。創設当初はダートの重賞は少なく、冬のダート王決定戦の様相を呈していた。

平成6年に出走馬のレベルの向上および実績馬が高負担重量により人気を裏切ることが続いたため、G2に格上げになり、負担重量が別定重量に条件変更となり、レース名称は「フェブラリーステークス」に変更になった。

平成9年にダート路線の拡充によりG1に格上げになった。条件は定量戦となった。創設当初は唯一のダートのG1競走でダートナンバーワン決定戦となっていた。
また、ダートグレード競走格付け委員会が発足したことにより、平成9年よりJRA,NARの統一したダート重賞競走の格付けが行われ、統一G1に格付けされた。

出走資格

サラ系4歳以上 国際競走、指定交流競走
負担重賞 牡馬、騙馬 57キログラム、牝馬55キログラム

傾向

ステップレースとして第1回東京競馬1週に根岸ステークスが設置されている。

現在、地方競馬所属馬に最大5頭の出走枠が確保されている。
平成11年岩手県競馬所属のメイセイオペラが優勝し、地方競馬所属馬として初めてJRAG1を優勝した。また、このときの口取りの際に馬主である明正商事の関係者が大挙して押し寄せる、というハプニングも起こった。

発足当初からトップクラスのダート馬の出走が見られており、G3当初から高いレベルを維持している。
現在、2週前に川崎競馬場で統一G1である川崎記念が行われている関係上、中距離のダート馬の上位馬は比較的相手関係が楽な川崎記念に向かう傾向があり、出走馬が分散している。そのため、冬のダート王決定戦というよりも、現在は、この後UAEのドバイで行われるドバイワールドカップに出走する馬のステップレースの役割も果たしている。

出走予定馬は、上記したように川崎記念との両睨みになるが、明け4歳の上がり馬は賞金が足りなく、川崎記念に選出されないことが多く、こちらに出走していることが多い。したがって、ステップレースを勝ってきた勢いのある馬が出走することが多いが、ステップレースよりも距離が長くなる点と、最後の直線に坂がある東京コースということから中距離に実績のある馬が勝つことが多い。

過去の勝ち馬一覧

回数年月日コース距離勝馬斤量騎手調教師勝ちタイム
第1回1984.2.18東京ダ1600メートルロバリアアモン56吉永正人松山吉三郎1分40秒1
第2回1985.2.16東京ダ1600メートルアンドレアモン58.5中島啓之松山康久1分36秒9
第3回1986.2.15東京ダ1600メートルハツノアモイ56大塚栄三郎仲住芳雄1分36秒7
第4回1987.2.21東京ダ1600メートルリキサンパワー58.5柴田政人高松邦男1分36秒5
第5回1988.2.20東京ダ1600メートルローマンプリンス56増沢末夫佐藤征助1分37秒7
第6回1989.2.18東京ダ1600メートルベルベットグローブ57郷原洋行大久保房松1分37秒2
第7回1990.2.17東京ダ1600メートルカリブソング57柴田政人加藤修甫1分36秒7
第8回1991.2.16東京ダ1600メートルナリタハヤブサ56.5横山典弘中尾謙太郎1分34秒9
第9回1992.2.22東京ダ1600メートルラシアンゴールド55蛯名正義大久保洋吉1分35秒4
第10回1993.2.20東京ダ1600メートルメイショウホムラ55柴田政人高橋成忠1分35秒7
第11回1994.2.19東京ダ1600メートルチアズアトム57本田 優星川泉士1分37秒8
第12回1995.2.18東京ダ1600メートルライブリマウント56石橋 守柴田不二男1分36秒4
第13回1996.2.17東京ダ1600メートルホクトベガ57横山典弘中野隆良1分36秒5
第14回1997.2.16東京ダ1600メートルシンコウウインディ56岡部幸雄田中清隆1分36秒0
第15回1998.2.1東京ダ1600メートルグルメフロンティア57岡部幸雄田中清隆1分37秒5
第16回1999.1.31東京ダ1600メートルメイセイオペラ57菅原 勲佐々木修一1分36秒3
第17回2000.2.20東京ダ1600メートルウイングアロー57O.ペリエ工藤嘉見1分35秒6
第18回2001.2.18東京ダ1600メートルノボトゥルー57O.ペリエ森秀行1分35秒6
第19回2002.2.17東京ダ1600メートルアグネスデジタル57四位洋文白井寿昭1分35秒1
第20回2003.2.23中山ダ1800メートルゴールドアリュール56武 豊池江泰郎1分50秒9
第21回2004.2.22東京ダ1600メートルアドマイヤドン57安藤勝己松田博資1分36秒8
第22回2005.2.20東京ダ1600メートルメイショウボーラー57福永祐一白井寿昭1分34秒7
第23回2006.2.19東京ダ1600メートルカネヒキリ57武 豊角居勝彦1分34秒9
第24回2007.2.18東京ダ1600メートルサンライズバッカス57安藤勝己音無秀孝1分34秒8
第25回2008.2.24東京ダ1600メートルヴァーミリアン57武 豊石坂 正1分35秒3
第26回2009.2.22東京ダ1600メートルサクセスブロッケン57横山典弘藤原英昭1分34秒6
第27回2010.2.21東京ダ1600メートルエスポワールシチー57佐藤哲三安達昭夫1分34秒9
第28回2011.2.20東京ダ1600メートルトランセンド57藤田伸二安田隆行1分36秒4
第29回2012.2.19東京ダ1600メートルテスタマッタ57岩田康誠村山 明1分35秒4
第30回2013.2.17東京ダ1600メートルグレープブランデー57浜中 俊安田隆行1分35秒1
第31回2014.2.23東京ダ1600メートルコパノリッキー57田辺裕信村山 明1分36秒0
第32回2015.2.22東京ダ1600メートルコパノリッキー57武 豊村山 明1分36秒3
第33回2016.2.21東京ダ1600メートルモーニン57M.デムーロ石坂 正1分34秒0
第34回2017.2.19東京ダ1600メートルゴールドドリーム57M.デムーロ平田 修1分35秒1
第35回2018.2.18東京ダ1600メートルノンコノユメ57内田博幸加藤征弘1分36秒0
第36回2019.2.17東京ダ1600メートルインティ57武 豊野中賢二1分35秒6
第37回2020.2.23東京ダ1600メートルモズアスコット57C.ルメール矢作芳人1分35秒2
第38回2021.2.21東京ダ1600メートルカフェファラオ57C.ルメール堀 宣行1分34秒4
第39回2022.2.20東京ダ1600メートルカフェファラオ57福永祐一堀 宣行1分33秒8
第40回2023.2.19東京ダ1600メートルレモンポップ58坂井瑠星田中博康1分35秒6
第41回2024.2.18東京ダ1600メートルペプチドナイル58藤岡佑介武 英智1分35秒7

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