入学準備活動
はじめはメール
はじめの問いあわせメールは、現職の紹介、動機、今までの研究・業績の説明。それと目的を述べた。
そのときの目的は、
「この成果を定式化してより発展系を模索する」
ということだった。
もともと本大学院設立の趣旨としては以下の2つがあったように記憶している
- 産業界の人々の業務上の課題を解決する一助
- 人材の底上げ
どうも大学というのは、なんというのか、高くくくったところだなあ
という感想だ、よほどうちの会社のほうが進んだことをやっているぜ。
でもその社員からすると、本当にすすんでいるのは現場(客先)にあるんだぜ。
研究計画
面接があるから、提出資料(論文業績など)の他に資料があればこれを準備せよとのお達しがあった。
つまり研究計画を発表せいということである。
ということで準備した。
当然「この成果を定式化してより発展系を模索する」というのは目的にはなり得ない。
ということで、いろいろ来し方行く末をなやんで分かったことが
- 「過去の様々な業務上の研究・活動が、すべて収斂しつつある」
- 「何を研究したいか?というのにまだ漠然としている」
- 「方向性は業務の方向性と道連れである」
1→これは、もとが一人の人間なのだから、自然とそうなったのであろう。
収斂といいうよりも、ぐるぐる回っているというのが適切だろうか?
2→どうも産業人をしていると、研究には何となく方向性という直感・希望のようなものだけではだめで、なぜ?どんなテクノロジーがあるからそれが可能なのか?という
理由付けが必要だとおもってしまう。そういういみでまだ漠然としている。
3→社会人なのだから、趣味で研究をするわけいにはいかない、業務関連でやってきた
テーマをネタにやるのだから、当然のことながら、on goingの業務の方向性と関連する。勝手に暴走はできない。あえてゆうならば研究の方向に業務をもってゆくことである。
ということは、つまり、どういうことか?こういうことだ
現状と方向性を明らかにして、方向性は事業の方向の道連れであるが、それは自分で変えることができるかもしれない、そのきっかけをこの機会を通じて得たい、それは技術なのかもしれないし、人なのかもしれない。
もうひとつは趣味でやる研究でこれは別の話。
面接編
というわけで面接にいった。何を発表せよという事前の連絡がなかったが、常識的に、過去の研究や、研究計画について背景をふくめて説明する。出席者(不明,片山,日比野,若いにいちゃん)
1つ前の受験者はアスペクト指向とかいうスライドを表示していた年配の女性だったな。
鋭いつっこみもあるが、まあ基本的にはこちらのペースで行った。
- 経歴をみると、授業をとる必要は内容にみえる(そりゃそうだろ!!)
- はたからみると結構な遍歴なんだろう
- 国立K大卒、大手メーカの研究所、米国S大客員研究員
- 会社生活とうまく折り合いはつくのか(時間がさける?)
- 一応いまやっていることとその延長戦をネタにしているのでぶれてはいない
- こういう職種だとアカデミアとの関わりも必要になるので、その一環なら問題はない
2005年09月05日(月) 15:44:48 Modified by miwamasa3