ビスフォスフォネート啓蒙の雛形
○○歯科医師会会員の先生方へ
○○病院 歯科口腔外科 ○○○○
先生方におかれましては、ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。
この度、○○は、、会員のみなさまにお伝えしたい情報を入手しましたので、○○会長のご好意で、このようなファックスをさせていただきたく思います。いろいろな学会でも、まだ危機感が少なく、地域の開業医の先生へのインフォメーションを行うということも行っていません。しかし、マスコミ報道や、学会などの連絡を待っていては、遅くなると考え、○○会長に相談した次第であります。
近年、ビスフォスフォネートという薬剤が、顎骨の壊死をおこすという記事を読まれた先生も多いと思います。わたくし自身も、多発性骨髄腫や他の癌の骨転移の患者様が、静脈注射で行うときにおこると思っていました。
しかし、近年、経口剤での報告が増えております。すなわち、「骨粗鬆症で薬を飲んでいる」と問診で答えられた患者様の多くに、リスクがあるということです(ビタミン剤のみの方は除かれます)。
基本的に、抜歯とかのように骨に侵襲を及ぼす処置以外の処置、たとえばカリエスの治療では、そのようなことがないとされていますが、2007年には、義歯性潰瘍から壊死になったという報告もあります。顎骨の壊死と申しましても、いわゆる骨髄炎であります。また、その骨髄炎が、従来の治療で治らなく、全世界の施設で困っているというのが現状であります。
現在、歯科治療への説明・抜歯の治療同意書の私案をつけました。日本では、認識が甘く、まだ大きな問題となっておらず、多くの口腔外科でも同意書を作成していませんので、情報収集中であります。各医院の状況で修正してご利用ください。今後は、顎骨壊死への予防対策マニュアルなども作成されていくと思いますが、現状では、ありません。
また、現在、抜歯後の治癒不全でお困りの場合、もう一度、骨粗鬆症で薬を飲んでいるかどうかの確認をしていただきたく存じ上げます。
○○病院 歯科口腔外科 ○○○○
先生方におかれましては、ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。
この度、○○は、、会員のみなさまにお伝えしたい情報を入手しましたので、○○会長のご好意で、このようなファックスをさせていただきたく思います。いろいろな学会でも、まだ危機感が少なく、地域の開業医の先生へのインフォメーションを行うということも行っていません。しかし、マスコミ報道や、学会などの連絡を待っていては、遅くなると考え、○○会長に相談した次第であります。
近年、ビスフォスフォネートという薬剤が、顎骨の壊死をおこすという記事を読まれた先生も多いと思います。わたくし自身も、多発性骨髄腫や他の癌の骨転移の患者様が、静脈注射で行うときにおこると思っていました。
しかし、近年、経口剤での報告が増えております。すなわち、「骨粗鬆症で薬を飲んでいる」と問診で答えられた患者様の多くに、リスクがあるということです(ビタミン剤のみの方は除かれます)。
基本的に、抜歯とかのように骨に侵襲を及ぼす処置以外の処置、たとえばカリエスの治療では、そのようなことがないとされていますが、2007年には、義歯性潰瘍から壊死になったという報告もあります。顎骨の壊死と申しましても、いわゆる骨髄炎であります。また、その骨髄炎が、従来の治療で治らなく、全世界の施設で困っているというのが現状であります。
そのため、必ず問診で、「骨粗鬆症で薬を飲んでいるか」を聞いていただき、服用していた場合の抜歯をできるだけ避けていただきたく思います。 |
現在、歯科治療への説明・抜歯の治療同意書の私案をつけました。日本では、認識が甘く、まだ大きな問題となっておらず、多くの口腔外科でも同意書を作成していませんので、情報収集中であります。各医院の状況で修正してご利用ください。今後は、顎骨壊死への予防対策マニュアルなども作成されていくと思いますが、現状では、ありません。
また、現在、抜歯後の治癒不全でお困りの場合、もう一度、骨粗鬆症で薬を飲んでいるかどうかの確認をしていただきたく存じ上げます。
2007年10月03日(水) 12:44:02 Modified by mxe05064