唾液
pHについての雑記も参照してください!
- 歯垢内pHが唾液のpHで、本当に中和されるのかについて、ちょっとコメントが書いてありました。検査の会社なので、ちょっと注意必要ですが、参考になります。
唾液緩衝能テストにるいて 「ステファンのカ−ブで示されているpHは,唾液ではなくプラーク中のpHである。 プラークのpHが元に戻るのは,緩衝物質である重炭酸塩がプラーク中に拡散し酸を 中和する。従って唾液のpHが,プラ−ク中の酸を直接中和しているとは言えない。」 click
- 唾液緩衝能検査試薬の特許申請の文章もおもしろいです。
一定量の唾液に乳酸を添加し、唾液のpHを7.0から6.0に低下させるのに必要な乳酸量により唾液緩衝能を評価する(非特許文献1click)。」click
- 歯垢の中に唾液の緩衝能は働かないと書いてあるのもありますが。基文献検索中。
菌によって産生された不溶性グルカンは産生された酸の拡散を防ぎ歯の表面の酸濃度の増加およびその維持に大きく寄与しています。また産生されたグルカンは水に溶けないことから、その内部に唾液が浸透することができないので、唾液の緩衝能が発揮されず、グルカン内のにphが低く保たれることとなるのです。 click
2008年08月30日(土) 01:36:00 Modified by mxe05064