14-694
694 :アクエリアス [sage] :2008/03/09(日) 17:09:10 ID:gjiNuXtl
695 :アクエリアス [sage] :2008/03/09(日) 17:09:34 ID:gjiNuXtl
696 :アクエリアス [sage] :2008/03/09(日) 17:09:56 ID:gjiNuXtl
697 :アクエリアス [sage] :2008/03/09(日) 17:10:44 ID:gjiNuXtl
それじゃあ、妄想投下。
なのは、フェイト、はやて、ヴィヴィオの四人家族というなのは界では珍しいSS。
「フェイトパパ〜〜!!」
仕事から帰ってきて、車を車庫に止めると、愛娘が裏口から出てきた。
「ヴィヴィオ!ただいま」
車から出て、抱き上げる。
「お帰りなさ〜い♪」
エヘヘと笑って、ヴィヴィオはフェイトにしがみついた。
「二人は?」
「え〜とね、さっきなのはママもはやてママも帰ってきたよ」
「そう」
そのまま玄関に入って、再びただいま〜、と声を掛けると、おかえり〜、とキッチンの方から、
そして、二階から階段を下りてくる音も聞こえる。
「フェイトちゃん♪おかえりなさい」
笑顔で迎えてくれたのはなのはだった。
今日は確かはやてが夕食を作ってくれるはずだ。今作っている最中なのだろう。
「今日は二人の方が早かったね」
「うん♪」
フェイトはなのはに鞄を半ば取られる形で渡すと、軽くキスをした。
それを見て、仲間はずれにされている気分になったのか、抱き上げていたヴィヴィオが、ヴィヴィオも〜、とふくれっ面をした。
フェイトは苦笑しながら、その柔らかい頬にチュッとキスする。
すると、すぐにヴィヴィオの表情は明るくなった。
ヴィヴィオを下ろすと、なのはに渡した鞄を取って、
「ヴィヴィオが持ってく〜」
と言って行ってしまった。なのはが慌てたようにそれに続いた。
フェイトはそれを見送ると、良い香りがただようキッチンに向かった。
「はやて、ただいま」
「ん〜、おかえり〜」
はやてが一度こちらを向いて、微笑んだ。
「今日のご飯は何?」
「ビーフシチューやで」
「へぇ、おいしそう」
はやての隣りで、その中身を見る。
「今日はヴィヴィオが野菜切ったんやで〜」
「それじゃあ、益々おいしそうだ」
はやてがルーを入れると、シチューの匂いが際立った。
ルーが完全に溶け終わると、火を弱火にして蓋をした。
「よし!あとはトロトロ煮込めばばっちりや」
そう言って、はやてがこちらを向いた。
フェイトは一度火元を横目で見た後、先程なのはにしたように口付ける。
「煮込み終わるまで最低三十分かかるし…何しようかな?」
はやてが唸っていると、タタタッと駆けてくる音が聞こえた。
「フェイトパパ、はやてママ!四人でテレビ見よ〜!!」
丁度良い提案に二人は顔を見合わせて笑った。
「じゃあ、そうしようか」
「せやなぁ」
「三人とも〜!始まっちゃうよ〜!!」
リビングからなのはの声。
「早く〜」
「ちょっと着替えてくるから」
フェイトは一度二階に上がっていく。
はやてはヴィヴィオに先導されて、リビングへ向かった。
「ご飯できた?」
なのははリビングに入ってきたはやてに声を掛ける。
「あとは煮込むだけやから」
そう言ってはやてが大きめのソファの端に腰掛ける。それを見て、なのは自身も反対の端に寄った。
その間にヴィヴィオが座った。
始まったのは、いつものバラエティ番組。
出されていくクイズに、なのは達も真面目に考えていた。
二問程終わった頃、フェイトがシャツにパンツという軽い部屋着に着替えて戻ってくる。
それに気づいたヴィヴィオは自分の座っていたところから降りた。
「はい、フェイトパパ」
促されるまま、そこに座る。そして、ヴィヴィオは当然のようにその膝の上に座った。
忙しい三人が揃って普通の時間に帰って来れるのは、珍しい。
それが嬉しいのか、ヴィヴィオはいつもよりはしゃいでいるように見えた。
続きは出掛けてくるので、夜に書きます。
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それじゃあ、妄想投下。
なのは、フェイト、はやて、ヴィヴィオの四人家族というなのは界では珍しいSS。
「フェイトパパ〜〜!!」
仕事から帰ってきて、車を車庫に止めると、愛娘が裏口から出てきた。
「ヴィヴィオ!ただいま」
車から出て、抱き上げる。
「お帰りなさ〜い♪」
エヘヘと笑って、ヴィヴィオはフェイトにしがみついた。
「二人は?」
「え〜とね、さっきなのはママもはやてママも帰ってきたよ」
「そう」
そのまま玄関に入って、再びただいま〜、と声を掛けると、おかえり〜、とキッチンの方から、
そして、二階から階段を下りてくる音も聞こえる。
「フェイトちゃん♪おかえりなさい」
笑顔で迎えてくれたのはなのはだった。
今日は確かはやてが夕食を作ってくれるはずだ。今作っている最中なのだろう。
「今日は二人の方が早かったね」
「うん♪」
フェイトはなのはに鞄を半ば取られる形で渡すと、軽くキスをした。
それを見て、仲間はずれにされている気分になったのか、抱き上げていたヴィヴィオが、ヴィヴィオも〜、とふくれっ面をした。
フェイトは苦笑しながら、その柔らかい頬にチュッとキスする。
すると、すぐにヴィヴィオの表情は明るくなった。
ヴィヴィオを下ろすと、なのはに渡した鞄を取って、
「ヴィヴィオが持ってく〜」
と言って行ってしまった。なのはが慌てたようにそれに続いた。
フェイトはそれを見送ると、良い香りがただようキッチンに向かった。
「はやて、ただいま」
「ん〜、おかえり〜」
はやてが一度こちらを向いて、微笑んだ。
「今日のご飯は何?」
「ビーフシチューやで」
「へぇ、おいしそう」
はやての隣りで、その中身を見る。
「今日はヴィヴィオが野菜切ったんやで〜」
「それじゃあ、益々おいしそうだ」
はやてがルーを入れると、シチューの匂いが際立った。
ルーが完全に溶け終わると、火を弱火にして蓋をした。
「よし!あとはトロトロ煮込めばばっちりや」
そう言って、はやてがこちらを向いた。
フェイトは一度火元を横目で見た後、先程なのはにしたように口付ける。
「煮込み終わるまで最低三十分かかるし…何しようかな?」
はやてが唸っていると、タタタッと駆けてくる音が聞こえた。
「フェイトパパ、はやてママ!四人でテレビ見よ〜!!」
丁度良い提案に二人は顔を見合わせて笑った。
「じゃあ、そうしようか」
「せやなぁ」
「三人とも〜!始まっちゃうよ〜!!」
リビングからなのはの声。
「早く〜」
「ちょっと着替えてくるから」
フェイトは一度二階に上がっていく。
はやてはヴィヴィオに先導されて、リビングへ向かった。
「ご飯できた?」
なのははリビングに入ってきたはやてに声を掛ける。
「あとは煮込むだけやから」
そう言ってはやてが大きめのソファの端に腰掛ける。それを見て、なのは自身も反対の端に寄った。
その間にヴィヴィオが座った。
始まったのは、いつものバラエティ番組。
出されていくクイズに、なのは達も真面目に考えていた。
二問程終わった頃、フェイトがシャツにパンツという軽い部屋着に着替えて戻ってくる。
それに気づいたヴィヴィオは自分の座っていたところから降りた。
「はい、フェイトパパ」
促されるまま、そこに座る。そして、ヴィヴィオは当然のようにその膝の上に座った。
忙しい三人が揃って普通の時間に帰って来れるのは、珍しい。
それが嬉しいのか、ヴィヴィオはいつもよりはしゃいでいるように見えた。
続きは出掛けてくるので、夜に書きます。
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2008年06月03日(火) 19:02:05 Modified by sienn1