On30鉄道模型、アメリカンな森林鉄道OKリバー鉄道の活動を記録します。OKリバー鉄道はOKリバー沿岸に広がる森林地帯に延びる鉄道で、支流ごとの支線や伐採前線から下流の製材所まで縦横に路線が延びています。モデルは各支線、ジャンクションを数名のメンバーで楽しんでいます。2006.3開設

Banta Model Works のツールカーキットを組んでみた。



レーザーカットされた薄板を箱状に組み、その上から帯材を貼り付ける木製キットである。帯財は自分でカットするのでそこそこ手間が掛かるが、色合いの違う板を並べるとレジンキットやプラキットにない質感が得られる。

キットはボディだけなので下回りが必要で、キットではフライッシュマンのマジックトレインを薦めている。
とはいえ、今マジックトレインの2軸車だけ取り寄せるのは面倒なので、タムタムで売っていたバックマンのゴンドラの下回りを採用した。


このキット、1000円程度と格安な上、車輪が松葉スポークがなので古いツールカーにはぴったりなのだ。更に良いことに下回り唯一のデテールパーツとしてブレーキシューとテコが付いているのだ。

はめ込み式の下回りを外し、ホィールベースをそれらしく拡げるために4つに輪切りして床板に接着している。イギリスの貨車の模型だろうか?2軸とはいえ随分とホィールベースが短い車両である。



キットには屋根用の波板が付属しているのだが、何を間違えたらそうなるのか、屋根よりも幅が狭いのである。結局、屋根は耐水ペーパーで、妻側の張り出し部分だけキットの波板を使った。波板自体はとても質感が良くでるので残念である。

で、組み上げてから気づいたのだが、このキット横幅がめちゃ広いのだ。
バックマンの2−8−0コンソリよりも僅かに広い。なにかの間違えなんだろうね>Mr.Banta

キットには並み板以外にもう一つ木製じゃないパーツが入っている。それはコーナーに使う補強用の鉄板である。モデルとしての材質はコート紙。リベットを表現した穴が開いている。これをコーナーと張り出し部分のボディに貼り付け、塗装で鉄板を表現するように説明されている。
リベットが穴なので、貼っている時には違和感があるが、塗装してしまうと意外によろしいのである。なるほど、と感心。

木製キットなので、塗装は水性のウェザリングインクで行なった。
4色(黒、こげ茶、茶、白)のインクはこの手の材質にはとても使いやすい。
インクを塗装用の皿に少量出し、水で薄めて筆塗りした。

塗装の方針は「ヤードの片隅に捨て置かれたツールカー」である。
そのため、茶のインクで塗り上げることはせず、屋根下など日光の当たらない部分に元の塗料が残り、他は色あせた木材を表現することにした。
意外に役立ったのは白インクで、勢い余って茶色にしすぎた部分を色あせた状態に戻すのに重宝するのだ。これは目からウロコ的発見。

ということで、デカールはこれからだが、一応見せられる状態になったので、ご笑覧あれ。

Sep.2006

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