On30にロクハン用品を使うのはどうなの?と思うのだが、部材は小さい方がいろいろ役に立つのです。
今回は元々HO用のポイントに組み込むのだから、Nを飛び越えてZ用とはいえ、それほど過負荷でもないでしょう。
それよりも、ロクハンっていつの間にかすごく充実しているのですね。アクセサリーデコーダーまで出しているとは思いませんでした。Nの黎明期のカトーを知っているだけに^^;、この充実度はすごい、心がざわつきます^o^
さて、今回使うのはコレ。
開けてみると、確かに小さいとはいえ、DS44とそれほど変わらないかも。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/H2HtJg2MZu.jpg)
カトーのDS51k1(以降K)が2000円、ロクハン(以降R)のこいつが1800円、コストはさほど改善されるほどでもない。
Kよりも使いやすいのであれば今後のスタンダードとして手動のH490をどんどん電動化したい。そこが今回の検証ポイントです。
Rには日本語と英語の2枚の説明書が同梱されています。海外展開を視野に入れているようですね。
解説はかなり丁寧。図も入ってわかりやすい。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/2_EiRE8OhU.jpg)
で、今回の取り付け方法はこちらです。
カトーのH490の開き・・マシンも開けて配線を確認します。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/_4YeGTsMCi.jpg)
さて、配線は確認できたのだけど、ユニトラックの線路下の余裕は5mmほど。ポイント内にすっぽり収めるにはコンデンサの太さが邪魔になる。
で、コンデンサを外し配線を伸ばして空きスペースに収納という方法を考えてみた。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/JBLedfJMZ_.jpg)
コンデンサを立ててみると、足がギリギリにハンダ付けされています。
配線を伸ばすだけならなんとかなりそうな短さ^^;、2mmもあれば配線をハンダ付けできそう。足下からニッパーでコンデンサを取り外しました。
でもって、本体の取り付け位置はこちらにします。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/BKO0IUeNkb.jpg)
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/DUbvdyh1qu.jpg)
ここもモールドにかかるのでモールドをカットしました。
埃が入らないようにモールドされているのかな? 邪魔です^^;
そして、コンデンサを伸ばして近くの隙間に両面テープで止めて、配線を取り回すとなんとかカバーの内部に収めることができました。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/vhwnGisHwD.jpg)
最後に、裏蓋を止めるのですが、ここで配線が引っかかって蓋が浮くことが判明。
さらにモールドを削って配線を通しました。これも埃対策?邪魔ですねー。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/3qkS0JSC9w.jpg)
なんとか収まりました。
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/RgyXH8uqHO.jpg)
![](https://image02.seesaawiki.jp/o/6/omo1956/V3eSkF9LtI.jpg)
完成図・・ってほぼ原型ですが^^;
結局、200円の差ですが、手数が結構かかるのでどうなんだろう。
ただ、Rの動作はKに比べていい感じなのは確かです。コンデンサがでかいから?
同じ値段なら手間をかけても安心感を採るという考えもありますね。6番にも組み込んでみよう。
2019.12.27
軽工作Indexに戻る