四回生

文化環境学系 四回 井上 晃一(inoue)


僕はこの春から大学院に進学する。パレスチナ問題に直接関係のある大学院ではないけれど、何かの形でパレスチナと関わっていきたい。直接の当事者にはなれないかもしれないけど、傍観者にだけはなりたくない、なってはいけないと思う。今回の抗議デモに参加するなかで、どのような形でパレスチナとつながっていくことができるか、つながりをもつことはどういうことなのか、ということを考えたい。(2009/1/10)

個人的にはもっとソフトな感じの自己紹介でもいい気がするけど…
もうちょっと考えます(2009/1/10)
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三回生

人間科学系 三回 後藤 直樹(goto)


パレスチナ問題は現在進行形の問題だ。けれどこの問題の現在進行性を、僕が本当の意味で感じたのは、今なお続くこのガザ侵攻を前にしたときだった。
抗議デモにどのような形で参加するかゼミの人達と話し合う中で、常に僕が(きっと僕だけじゃなく)そこから考えさせられたのは、自分は一体どれだけ深く思えているか、ということだった。レトリックを剥ぎ取られた自分の言葉がいかに無力か無責任か。けれどその無力さと無責任さの糾弾を真っ直ぐに受けとめたいと思う。その先に何が見えるかは、まだわからないけど。(2009/1/9)

まったく自己紹介になってないのにいまさら気付きました。これじゃ、他の人が書きにくいだろうから自己紹介をします。えーと、趣味はクラシックギターと寝ることです。眠いのでもう寝ます。また、明日きちんと書き直そうと思います。(2009/1/10)

以前よりもずっと、パレスチナ問題に気をかけるようになって。例えば、たくさんのサイトに、現地の悲惨な状況を伝える記事がアップされていて。今日なんかついてないな、とか、なんだつらいなとか、レポート書かなきゃな、とか、日々の些細な悩みは今も続いてて、例えば、今日なんかいい事あったなとか、いい出会いがあったりなとか、楽しかったなとか、嬉しかったなとか、そんな些細な幸せは今日も続いていて。でも家に帰って、ふと今のガザのニュースを読んだりすると、自分が些細な生を送っていることが罪の様に思えてくる事があります。
まったく想像できない中で、でも想像すると、僕がもし今ガザにいる人だったとして、何よりもつらいのは、自分の愛する人を失うことだろうなと思います。例えば愛だってエゴなんだと思います。自分の大切の人のためなら、きっと他の多くの人の痛みすら人は目をつぶるのでしょう。ある意味で僕らが無関心でありつづけるガザの状況だって、自分の大事な人たちを守る無意識の自衛作用なのかもしれないのです。今、本気でガザで起こっていることに心を痛めている人が世界にたくさんいると思います。彼らは、イスラエルによる爆撃で直接殺されることはないかも知れないでしょうが、感情移入すればするほどその精神はけっして無傷ではいられないはずです。自分と自分の大切な人を守るために、この現実から目をそらす人を責めることは僕にはできないと思う。だからよりいっそう、今ガザで起きていることに対して心を痛めている人がいるのなら、その人の心のその傷が致命的にならないことを、いつか癒されることを願いたいと思います。
愛はエゴだといいましたが、たとえエゴだとしても僕は結局誰かを愛することを否定したくはないのです。確かに共同体の中のみに閉じた愛が、共同体の外に限りなく無関心な心を生み出している事は事実だとしても、誰かを愛することなしに痛みを共有することは不可能でしょう。
(2009/1/18)

もう一個。僕はやっぱり自分の些細な日常を否定したくない。
たとえすっごく些細なことに心動かされながら生きていたとしても。

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文化環境学系 三回 堀部 碧(cathy)


今から時をさかのぼることおよそ22年前、日本の(だいたい)真ん中・岐阜県にて生を受けました、花も恥らう乙女です(笑)。陸上競技やら合唱やらの部活に燃えた日々を経ながら、今日まで少しずつ、田んぼや畑の広がるのどかな地元から、京都という(田舎育ちの私からしてみれば)都会へ、さらに、大学での学問という窓から世界を・・・といった感じで自然と私にとっての「世界」は広がっていきました。私の好奇心が赴くままに調べ、考え、そして今何かの縁で出会っているものの一つが、パレスチナ問題。まだまだ分からないことも多いし、偏見を捨て去れていないこともあるだろうけれど、ゼミの人たちや、パレスチナとのつながりを持った多くの人たちの「語り」に耳を傾け、私たちに何ができるのかを考えていきたいと思います。ニックネームは「きゃしー」と読みます。本ゼミの美術担当(仮)です。(2009/1/10)

とりあえず書いてみたけど、難しいですね。もう少しみんなの様子も見てみたいです(2009/1/10)
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文化環境学系 三回 廣本 のどか(noddy)


広島出身でカープが大好きな熱い(比較的w)人間です☆
友達からはよく「何か助けてあげたくなる」オーラを出していると言われます。確かに、これまでの人生を振り返ってみると、何かを形にするとき、そこにはいつも周りの人々の助けがありました。
思想としてのパレスチナゼミには、今年度の前期から参加しています。私がパレスチナ問題に対して、主体的に「行動」していこうという思いになったのには、そういう思いを持つ周りのゼミ生の存在が大きいと思います。これからもパレスチナ問題とつながっていこうとする輪に加わり続けたいし、また、その輪を広げていけたらいいなぁと思います☆(2009/1/10)
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文化環境学系 三回 盛田 青葉(twin)


朝日新聞で連載していた「カラシニコフの人々」。
それが、私にとって記憶に残る最も衝撃的な記事の一つでした。
それ以来、世界の紛争、民族問題などに関心を持ち始めながらも関わり方が分からないまま……そんな中で大学に入学し、外国語をやろう!と下手の横好きで様々な言語の入り口付近をふらふらと覗き回っているうちに、迷い込んだのがアラビア語の授業。あれよあれよという間に思想としてのパレスチナゼミに行き着いていました。
パレスチナの問題に対してであれ、世界の問題に対してであれ、私はいまだに立ち竦んだままの状態から動けていない、とよく感じます。しかしながら、まずは一歩ということで、まだまだたくさん学ばなければならないことはもちろん、そうした「知」を少しずつ、何らかの自分なりの「形」(行動、問題へのかかわり方というような)にしていけるように頑張ろうと思っています。

ちなみに大阪生まれの大阪育ち、にもかかわらずあまり関西弁とツッコミが上手くない事が密かな悩み。(2009/1/15)
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二回生

文化環境学系 二回 ろばと(ROBART)


人類学と現代美術を学びながら、今パレスチナ問題についても勉強をしていますROBART(ろばと)です。
僕にとってアートとは作品というよりも誰かとつながるための――話をするための、コミュニケーションをとるための――交通装置だし、ARTはAesthetic Relational Transmissionの略だと思ってたりします。
なので僕の作品は僕だけがつくるんじゃなく、みんなと一緒につくるものばかりです。
何かしらの形で人と人とが繋がらないなら作品をつくって大層な美術館に飾るなんて意味はないです。(誰かが「美術館はアートの墓場だ」と言ってましたけど)
でも、だったらパレスチナ問題にはどう関わるの?―――そう聞かれるし、自問自答もしていますが、答えはまだでてません。。。
ただ、僕のするひとつひとつの行為や、出会った人や、読んだ文章や、あるいは知らされた現実なんかがいつかひとつの線で結ばれたらと願っています。たとえそれが直線でなくとも。どれだけ細い線であっても。
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文化環境学系 二回 袴田 春香(parco)


静岡出身で、たびたび海外逃亡する思いつき人間です♪
人類学や国際関係をかじりつつ、パレスチナ問題についても勉強しています。
もともと語学に興味があって、「読めたらカッコいい」という単純な理由でアラビア語を専攻。。。
辞書を片手にうねうねした文字とにらめっこしているうちに、気づいたら思想としてのパレスチナゼミに来ていました。
パレスチナ問題が、単純なユダヤVSアラブという対立でないということを初めて知り、
とても多くの普遍的な思想的課題をはらむ問題ということに気づかされる毎日です。
「沈黙」の姿勢をとること、「中立的な立場をとって判断を保留」することの危険性に気づいたとき
自分がいかに傍観者であったかを知りました。
どのようなアクションをとっていくべきか、まだまだ模索中ですが、熱意あふれる岡先生と
素敵なゼミのメンバーと一緒に行動していきたいと思います。
でもその前にもっともっとパレスチナ問題に関する知識を吸収しなければ〜っと思っているので、
このHPを通してそのへんも一緒に学べたらなぁと思います。

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