みさお
【人物】
フルネームは『みさおりんか(りんかみさお?)』「みさお」と「りんか」の内、どちらかが姓でどちらが名なのかは不明。ただし、和江と純一は「みさお」としか読んでおらず、「りんか」とナレーションされたのも一度のみである。
身長は和江と同じくらい。髪は藤色、瞳は黒に近い紫。緋袴を履いた巫女装束姿。頭頂部の両脇に謎の突起物がある。霊らしく体が透けているが、第十九話から生身の人間と変わらなくなった。未来の霊界から来た亡霊であり、和江の守護霊である。
未来から来た亡霊という事は、現時点では生まれていない、もしくは生存している可能性がある。
その目的は全く不明だが、和江に夢(内容:純一の家から連れ去られた和江が神社の境内でATAに殺害され、その後、純一達を含む雛見沢町の住人のほぼ全てもテロリストによって殺害。奇跡的に一命を取り止め、病院に搬送されたジェニファーも一時的に意識を取り戻すが、最終的に死亡が確認される)を見せた張本人。
和江の人生を見守る義務がある。
ただし、未来の事柄に関しては禁則事項のため話す事ができない。
亡霊という身の上だが、お腹は空く。
空腹がピークに達すると顔色が赤くなったり、紫になったり、青くなったりする。
精神的に不安定な鈴木の彼女を「多少欠陥があるみたいね」と評しているが、彼女が大仏を前にして支離滅裂な事を口走った際には、「すっかり宗教でいかれてしまっているのね……私はマインドコントロールを解けないのかしら!?」と言って地団太を踏んでいる辺り、鈴木の彼女を心配している面もある。
どうも和江にパシリ(お茶汲みなど)にされていたようだ。
守護霊だが、いつも和江の傍らにいるわけではなく、和江が呼びかけても応答しないことがある。
「魂が帰る場所」という場所に帰ることがあるらしいので、タイミングが悪いと和江が呼んでも出てこれないようだ。
19話にて純一たちのクラスに転入してくる。
和江とジェニファーをくっつける為に出てきたらしい。
【能力】
本人は守護霊の中でもかなり弱いと語っている。1:人に夢(大抵ショッキング)を見せる事ができる。
2:人の魂を入れ替える(魂入れ替えの術)ことができる。
3:人材派遣会社ウッドイル(ウッドウィル?)の社長で、未来の純一を何人も現在に派遣している事から、時間に関する強力な能力を持っていると思われる。
4:護身術の指導が出来る。
5:死んだ人を転生させる。
魂さえ一命を取り留めていれば元の身体に転生させることができる。
その際、魂が別の人間に乗り移っていた場合は、元の人間の魂がその身体に戻ってくる。(例:鈴木の彼女)
また、この能力の発動には時間がかかり、皆殺し編で死んだ者達の転生には3年の準備を要した。
恵子が「鬼の手」を使う際には、みさおに力を制御される必要がある。
【家族】
不明【本編】
〜第一話〜未登場
〜厄晒し編〜
未登場
(未来から純一を派遣している)
〜皆殺し編〜
和江等、一部の人間だけに見える未来から来た亡霊として登場。
終盤、恵子の鬼の手を制御し、死んでしまったみんなの魂の一命を取り留めさせた。
また、ジェニファーと鈴木の彼女の魂を入れ替えた。
〜祭囃し編(現在進行中)〜
皆殺し編から3年後、みんなの魂を元の身体に転生させる。
第十九話において、純一らの通う学校でともに学ぶことになる。色が透けなくなった上に、特に能力のない人間にも認識できるようになったようだ。
【過去】
不明【その他】
基本的に普通の人間には見る事が出来ず、彼女とコミュニケーションが出来るのは霊能力を持っている和江だけである。ただし、同じ霊能力を持っているジェニファーには見えていない為、他に何らかの条件が必要な可能性がある。
おじいさんは電話越しに彼女の声を認識しており、純一は身体能力で和江の心を計ることで存在を知る。
死んで魂だけになった純一やジェニファーたちはみさおの存在が認識できていたので、霊体になるとみさおが見えるようだ。
彼女曰く「世の中の大人の80%はロリコン」
ジェニファーの事は「ジェニファー」または「ジェニファーちゃん」、和江の事は「和江ちゃん」または「和江」、みゆ(美羽?)の事は「緑の髪の女の子」と呼ぶ。
2008年01月06日(日) 11:41:30 Modified by ID:67Cmu5SWlw