最終更新: r32_takacyan 2008年04月29日(火) 21:32:50履歴
東京都の大田区南雪谷の銭湯「明神湯」
同湯は石川台駅を出て駅西側の希望ヶ丘商店街を南へ。
しばらく行くと左手に国の湯があります。
そこからさらに道なりにすすんで行くと右手に煙突が見えてきます。
4本目くらいの路地を右にまがって呑川を渡ると右手に同湯があります。
同湯は入口に黒瓦ののった唐破風、その上の脱衣場棟に千鳥破風の重なった昔ながらの東京型伝統的銭湯です。
軒下には懸魚が付いていて、その下の入口に藍染白抜きの家紋入りオリジナル暖簾が掛かっています。
下足スペースは右が男湯入口になります。
引き戸を開けて番台の女将さんに料金を支払い、銭湯巡礼スタンプ帳に印を貰います。
脱衣場は昔ながらの高い折り上げ付きの格天井、床も磨き上げられた木製の床です。
ロッカーは入口側壁の造り付けと横置きに置かれた島ロッカー1基。
ロッカー間に木製の長イスと外側寄りにもテーブルとイス。
外側はガラス戸で、その外には庭になっていて縁側が付いています。
さて浴室。
伝統的東京型の2段式になった高い天井、奥壁側には「志摩」のペンキ絵があります。
女湯の方には富士山が描かれているようです。
男女境壁には富士山と湖のタイル絵があります。
奥壁側ペンキ絵の下は薬湯と深浅の3つに分けられた浴槽になっています。
外壁側寄りが浅浴槽で湯は少し熱め、ジェットで細かい泡の浴槽になっていてなかなか気持ちがよろしい。
真ん中は深浴槽、いちばん左が浴用剤を投入した薬湯になっています。
浴槽とペンキ絵の間には現役で看板がいくつか掛かっています。
地元の質屋や茶道具の店など色々ですが、眼科医院の看板にはなんとも懐かしい感じの目のイラスト(昔の眼科の看板にはよく描いてありましたね)が描かれています。
住所も雪ヶ谷車庫前となっていて、結構古い物のようです。
カランは両壁側と島カラン2基、配列は男女境壁側から6.5.5.5.5.5となっていて両壁側のみシャワー付きとなっています。
外壁側には立ちシャワーブース1基。
相客は地元の人が次々と入れ替わり、常時6人ほどという感じです。
上がって外庭の縁で木のイスに腰掛けてしばらく夕涼み。
脱衣場の壁に以前に浅草テプコ館の銭湯展で展示されていた銭湯の模型の写真が貼られています。
女将さんに聞いたら同湯をモデルに1/25の縮尺で模型化された物だとの事。
同湯は映画「水の女」の撮影にも使用されていて、外観と下足スペースのエントランスでの撮影をしたということです。
因みに銭湯の中のシーンは当時廃業が決まっていた銭湯を「好きなように使っていい」ということで撮影されたそうです。
また、「銭湯の謎」の表紙にもなっています。
▼神明湯・模型と実物の比較。
模型の写真はガラス越しのために反射で見辛いですが、女将さんの話だと模型は照明が模型所有者の町田氏の好みでレトロな物に変えられているのと、浴室棟の湯気抜き部分の屋根の反りが無い事以外は非常に良く再現されているそうです。
住所・東京都大田区南雪谷5-14-7 営業は16:00〜23:30
お休みは5.15.25日
鉄道の最寄り駅・石川台、雪が谷大塚、御嶽山駅
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
平成20年4月24日取材撮影
同湯は石川台駅を出て駅西側の希望ヶ丘商店街を南へ。
しばらく行くと左手に国の湯があります。
そこからさらに道なりにすすんで行くと右手に煙突が見えてきます。
4本目くらいの路地を右にまがって呑川を渡ると右手に同湯があります。
同湯は入口に黒瓦ののった唐破風、その上の脱衣場棟に千鳥破風の重なった昔ながらの東京型伝統的銭湯です。
軒下には懸魚が付いていて、その下の入口に藍染白抜きの家紋入りオリジナル暖簾が掛かっています。
下足スペースは右が男湯入口になります。
引き戸を開けて番台の女将さんに料金を支払い、銭湯巡礼スタンプ帳に印を貰います。
脱衣場は昔ながらの高い折り上げ付きの格天井、床も磨き上げられた木製の床です。
ロッカーは入口側壁の造り付けと横置きに置かれた島ロッカー1基。
ロッカー間に木製の長イスと外側寄りにもテーブルとイス。
外側はガラス戸で、その外には庭になっていて縁側が付いています。
さて浴室。
伝統的東京型の2段式になった高い天井、奥壁側には「志摩」のペンキ絵があります。
女湯の方には富士山が描かれているようです。
男女境壁には富士山と湖のタイル絵があります。
奥壁側ペンキ絵の下は薬湯と深浅の3つに分けられた浴槽になっています。
外壁側寄りが浅浴槽で湯は少し熱め、ジェットで細かい泡の浴槽になっていてなかなか気持ちがよろしい。
真ん中は深浴槽、いちばん左が浴用剤を投入した薬湯になっています。
浴槽とペンキ絵の間には現役で看板がいくつか掛かっています。
地元の質屋や茶道具の店など色々ですが、眼科医院の看板にはなんとも懐かしい感じの目のイラスト(昔の眼科の看板にはよく描いてありましたね)が描かれています。
住所も雪ヶ谷車庫前となっていて、結構古い物のようです。
カランは両壁側と島カラン2基、配列は男女境壁側から6.5.5.5.5.5となっていて両壁側のみシャワー付きとなっています。
外壁側には立ちシャワーブース1基。
相客は地元の人が次々と入れ替わり、常時6人ほどという感じです。
上がって外庭の縁で木のイスに腰掛けてしばらく夕涼み。
脱衣場の壁に以前に浅草テプコ館の銭湯展で展示されていた銭湯の模型の写真が貼られています。
女将さんに聞いたら同湯をモデルに1/25の縮尺で模型化された物だとの事。
同湯は映画「水の女」の撮影にも使用されていて、外観と下足スペースのエントランスでの撮影をしたということです。
因みに銭湯の中のシーンは当時廃業が決まっていた銭湯を「好きなように使っていい」ということで撮影されたそうです。
また、「銭湯の謎」の表紙にもなっています。
▼神明湯・模型と実物の比較。
模型の写真はガラス越しのために反射で見辛いですが、女将さんの話だと模型は照明が模型所有者の町田氏の好みでレトロな物に変えられているのと、浴室棟の湯気抜き部分の屋根の反りが無い事以外は非常に良く再現されているそうです。
コラム銭湯の模型に同湯模型の写真を掲載しています。 |
住所・東京都大田区南雪谷5-14-7 営業は16:00〜23:30
お休みは5.15.25日
ライブドア地図 | 明神湯 |
鉄道の最寄り駅・石川台、雪が谷大塚、御嶽山駅
*銭湯の情報については掲載時と変わっている可能性もありますので、ご利用の際はご自身にて確かめる事をお勧めします。
また、銭湯は近所の人の生活の場です。けして近所の人に迷惑をかけないようにしましょう。
平成20年4月24日取材撮影
タグ
コメントをかく