●●●リョナ技の記述を注釈ありで読み解く４●●●
●●●４、バーディのまんぐりの記述を、注釈ありで読み解く（相手側）●●●
前回はバーディ側のまんぐり時の記述を見ていったので、今度はバーディまんぐり時の受けキャラにかかる記述を見ていきます。
使用するキャラクター
見ていく記述『後背位（11006番）』
…『Birdie-N2.cns』で『11006』を検索したところから見ていきます。
ここの部分は、相手のキャラにかかる記述となります。
; まんぐり(相手)----------------------------------------------------------------------------
[Statedef 11106];★必須 バーディ側の『targetstate』の対象になるため、しっかり数字を合わせる。
type = S …ここが『A』だったり『S』だったりする。ロックをかけてる状態のため、『S』か『A』ならあまり影響はないはず。
movetype = H
physics = N
velset = 0,0
SprPriority = 1 …バーディのレイヤーも考えて設定するように
;��
[State 6206, やられ側に専用air有り];▲相手キャラにやられアニメがあり、ライフが500未満の場合の分岐
type = ChangeAnim
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
Trigger1 = Life < 500
value = 180120
;��
[State 6206, やられ側に専用air有り];▲↑の分岐をさらに細かく分けたもの
type = ChangeAnim
Triggerall = Time = 0
Triggerall = SelfAnimExist(180110) = 1
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
Trigger1 = Life >= 500
Trigger2 = SelfAnimExist(180120) = 0
value = 180110
;��
[State 6206, やられ側に専用airがない場合];▲相手キャラにやられアニメがない場合に、責めキャラのアニメに当てはめる用
type = ChangeAnim2
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180110) = 0
value = 12239
分岐は少々面倒だが、分けて考えていくとやりやすい。
まずは『SelfanimExist()=1』で、○○のアニメを持っている場合、とする。
体力での分岐を考えないのであれば、
[State 6206, やられ側に専用air有り]
type = ChangeAnim
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
value = 180120
[State 6206, やられ側に専用airがない場合]
type = ChangeAnim2
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 0
value = 12239
のような形でも問題ない。
ただし、このようにライフなどで分岐していく場合、triggerに条件の分岐で追記をしていくことで変化していく。
この場合は一度訳を書いていくのが好ましい。（予期していない条件があったりするため）
if関数のような感じのツリー式に考えるのがしっくり来ると思われる。
180120のアニメが存在する？ → ＮＯ → 180110のアニメが存在する？ → ＮＯ →��（ChangeAnim2-12239）
↓ＹＥＳ↓ ↓ＹＥＳ↓
ライフは500未満？ → ＮＯ → �◆�ChangeAnim-180110）
↓ＹＥＳ↓
� �ChangeAnim-180120）
のような形になる。このように全部の条件のゴールを作って上げないと、対応していないパターンに当たった場合、挙動がおかしくなる。
以降はplaysndを挟む。後背位では『changestate』があったが、今回は存在していない。
これはバーディ側で変更のタイミングを決め、バーディ側でアニメ毎に必要な受け側のアニメを引き出しているため。
図のような形にすると、
バーディ 受け側
11100（挿入待機） ―『targetstateで開始直後11106を呼び出す』 ＜11106＞
↓『60フレーム経過後次へ』
11101（ピストン1） ―『targetstateで開始直後11107を呼び出す』 ＜11107＞
↓『200フレーム経過後次へ』
11102（ピストン2） ―『targetstateで開始直後11108を呼び出す』 ＜11108＞
↓『200フレーム経過後次へ』
11103（ピストン3） ―『targetstateで開始直後11109を呼び出す』 ＜11109＞
↓『200フレーム経過後次へ』
11104（射精） ―『targetstateで開始直後11110を呼び出す』 ＜11110＞
という形で、毎回バーディ側で呼び出すことでズレないようにしているため、この形では受け側は『changestate』がいらないようになっています。
そのため、受け側の記述は最低限の記述がかなり少なくなります。
あとはバーディ側まんぐりのように11107〜11110はほぼ同じ記述になります。
changestateは要りませんが、『statedef○○』の○をバーディのまんぐりにある『targetstate』の番号に合うように気をつけましょう。
;体力減少;▲ライフを増減させる
[State 6209, LifeAdd]
type = LifeAdd …ライフの増減に使う記述
trigger1 = AnimElem = 3
value = -3 …3減らす
absolute = 1 …防御力などを無視
訳…アニメの３コマ目で自分の体力を3減らす。（基本体力は1000が多い）
ピストンの時にライフが減るように見せている記述。
これはバーディ側でも似たような記述で設定できるが、記述量が少ないこっちの方が見やすいかも。
他の記述同様、０はならない。１はなる。という形で、何も書かない場合は１で設定され、戦闘不能になるダメージとして扱われます。
このように、戦闘不能になるタイミングを条件指定で弄れたり、相手の体力で受け側のアニメが感じているアニメに変更したり、
var()を使うと何回目の射精後からアニメが変わる、なんて分岐も出来ます。
対応アニメが多くなりますが、その分やれることは増えるということです。
基本的に使う記述の構成まとめ
[Statedef 11106];★本体最初の記述、状態を設定
type = S
movetype = H
physics = N
velset = 0,0
SprPriority = 1
[State 6206, やられ側に専用air有り];★表示するアニメを設定（受けキャラ本体）
type = ChangeAnim
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
value = 180120
[State 6206, やられ側に専用airがない場合]▲慣れたら相手にアニメがない場合のアニメを作っておく
type = ChangeAnim2
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 0
value = 12239
[State -2, PlaySnd];★音声を鳴らす
type = PlaySnd
trigger1 = animelem = 4
value = 4218, 21 + random%3
種類が多くなってきたため、記述の構成テンプレートのページを別に作ります。
また、記事の数が多くなってきたため、『あれ？ こいつ前と違うこと言ってるな』とか思われたら指摘していただけると助かります。
前回＞＞●●●３、バーディのまんぐりの記述を、注釈ありで読み解く（バーディ側）●●●
次回＞＞●５、バーディの立ち突き上げの記述を、注釈ありで読み解く●
前回はバーディ側のまんぐり時の記述を見ていったので、今度はバーディまんぐり時の受けキャラにかかる記述を見ていきます。
使用するキャラクター
- 『mugeryona2376』より『0D_Birdie』
見ていく記述『後背位（11006番）』
…『Birdie-N2.cns』で『11006』を検索したところから見ていきます。
ここの部分は、相手のキャラにかかる記述となります。
; まんぐり(相手)----------------------------------------------------------------------------
[Statedef 11106];★必須 バーディ側の『targetstate』の対象になるため、しっかり数字を合わせる。
type = S …ここが『A』だったり『S』だったりする。ロックをかけてる状態のため、『S』か『A』ならあまり影響はないはず。
movetype = H
physics = N
velset = 0,0
SprPriority = 1 …バーディのレイヤーも考えて設定するように
;��
[State 6206, やられ側に専用air有り];▲相手キャラにやられアニメがあり、ライフが500未満の場合の分岐
type = ChangeAnim
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
Trigger1 = Life < 500
value = 180120
;��
[State 6206, やられ側に専用air有り];▲↑の分岐をさらに細かく分けたもの
type = ChangeAnim
Triggerall = Time = 0
Triggerall = SelfAnimExist(180110) = 1
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
Trigger1 = Life >= 500
Trigger2 = SelfAnimExist(180120) = 0
value = 180110
;��
[State 6206, やられ側に専用airがない場合];▲相手キャラにやられアニメがない場合に、責めキャラのアニメに当てはめる用
type = ChangeAnim2
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180110) = 0
value = 12239
分岐は少々面倒だが、分けて考えていくとやりやすい。
まずは『SelfanimExist()=1』で、○○のアニメを持っている場合、とする。
体力での分岐を考えないのであれば、
[State 6206, やられ側に専用air有り]
type = ChangeAnim
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
value = 180120
[State 6206, やられ側に専用airがない場合]
type = ChangeAnim2
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 0
value = 12239
のような形でも問題ない。
ただし、このようにライフなどで分岐していく場合、triggerに条件の分岐で追記をしていくことで変化していく。
この場合は一度訳を書いていくのが好ましい。（予期していない条件があったりするため）
if関数のような感じのツリー式に考えるのがしっくり来ると思われる。
180120のアニメが存在する？ → ＮＯ → 180110のアニメが存在する？ → ＮＯ →��（ChangeAnim2-12239）
↓ＹＥＳ↓ ↓ＹＥＳ↓
ライフは500未満？ → ＮＯ → �◆�ChangeAnim-180110）
↓ＹＥＳ↓
� �ChangeAnim-180120）
のような形になる。このように全部の条件のゴールを作って上げないと、対応していないパターンに当たった場合、挙動がおかしくなる。
以降はplaysndを挟む。後背位では『changestate』があったが、今回は存在していない。
これはバーディ側で変更のタイミングを決め、バーディ側でアニメ毎に必要な受け側のアニメを引き出しているため。
図のような形にすると、
バーディ 受け側
11100（挿入待機） ―『targetstateで開始直後11106を呼び出す』 ＜11106＞
↓『60フレーム経過後次へ』
11101（ピストン1） ―『targetstateで開始直後11107を呼び出す』 ＜11107＞
↓『200フレーム経過後次へ』
11102（ピストン2） ―『targetstateで開始直後11108を呼び出す』 ＜11108＞
↓『200フレーム経過後次へ』
11103（ピストン3） ―『targetstateで開始直後11109を呼び出す』 ＜11109＞
↓『200フレーム経過後次へ』
11104（射精） ―『targetstateで開始直後11110を呼び出す』 ＜11110＞
という形で、毎回バーディ側で呼び出すことでズレないようにしているため、この形では受け側は『changestate』がいらないようになっています。
そのため、受け側の記述は最低限の記述がかなり少なくなります。
あとはバーディ側まんぐりのように11107〜11110はほぼ同じ記述になります。
changestateは要りませんが、『statedef○○』の○をバーディのまんぐりにある『targetstate』の番号に合うように気をつけましょう。
;体力減少;▲ライフを増減させる
[State 6209, LifeAdd]
type = LifeAdd …ライフの増減に使う記述
trigger1 = AnimElem = 3
value = -3 …3減らす
absolute = 1 …防御力などを無視
訳…アニメの３コマ目で自分の体力を3減らす。（基本体力は1000が多い）
ピストンの時にライフが減るように見せている記述。
これはバーディ側でも似たような記述で設定できるが、記述量が少ないこっちの方が見やすいかも。
- kill = 0
他の記述同様、０はならない。１はなる。という形で、何も書かない場合は１で設定され、戦闘不能になるダメージとして扱われます。
このように、戦闘不能になるタイミングを条件指定で弄れたり、相手の体力で受け側のアニメが感じているアニメに変更したり、
var()を使うと何回目の射精後からアニメが変わる、なんて分岐も出来ます。
対応アニメが多くなりますが、その分やれることは増えるということです。
基本的に使う記述の構成まとめ
[Statedef 11106];★本体最初の記述、状態を設定
type = S
movetype = H
physics = N
velset = 0,0
SprPriority = 1
[State 6206, やられ側に専用air有り];★表示するアニメを設定（受けキャラ本体）
type = ChangeAnim
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 1
value = 180120
[State 6206, やられ側に専用airがない場合]▲慣れたら相手にアニメがない場合のアニメを作っておく
type = ChangeAnim2
Trigger1 = Time = 0
Trigger1 = SelfAnimExist(180120) = 0
value = 12239
[State -2, PlaySnd];★音声を鳴らす
type = PlaySnd
trigger1 = animelem = 4
value = 4218, 21 + random%3
種類が多くなってきたため、記述の構成テンプレートのページを別に作ります。
また、記事の数が多くなってきたため、『あれ？ こいつ前と違うこと言ってるな』とか思われたら指摘していただけると助かります。
前回＞＞●●●３、バーディのまんぐりの記述を、注釈ありで読み解く（バーディ側）●●●
次回＞＞●５、バーディの立ち突き上げの記述を、注釈ありで読み解く●
2020年09月10日(木) 19:30:23 Modified by ID:lTk5toXAkw