曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

十方世界を尽くすこと。仏法の働きが世界に満ちていること。尽界。詳細は、『正法眼蔵』「十方」巻を参究すること。
家常尋常なり。日本国の俗のことばには、よのつね、といふ。しかあるに、沙門家常のよのつねの言語は、これ尽十方界なり、言端語端なり。家常語は尽十方界なるがゆえに、尽十方界は家常語なる道理、あきらかに参学すべし。この十方、無尽なるゆえに、尽十方なり。 『正法眼蔵』「十方」巻

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