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【定義】

中国禅宗初祖・円覚大師菩提達磨大和尚の忌日に行われる法要のこと。達磨大師の忌日については諸説あったが、現在では、『伝法正宗記』巻5の説により、中国の梁の大通2年(528)10月5日示寂説に則ってその日に行われている。
十月五日、達磨忌。公界、力に随って供を弁ずべし。 『瑩山清規』「年中行事」

【達磨忌差定】

●達磨忌前日
1、疏調認
2、僉疏式(斎罷)
3、宿忌準備
4、迎真諷経(禺中)
5、特為献湯諷経(晡時)

●達磨忌正当
1、献粥諷経
2、正忌諷経(午時)
3、送真諷経(哺時)

正忌諷経については、祖師忌の習いとして、出班焼香付きの十八拝差定にて行うのが通例である。また、その際に唱えられる回向文や疏については、現行『行持軌範』参照のこと。

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