曹洞禅・仏教に関するwikiです。人名・書名・寺院名・思想・行持等々について管理人が研究した結果を簡潔に示しています。曹洞禅・仏教に関する情報をお求めの方は、まず当wikiからどうぞ。

【定義】

四大の内、特に物の活動の積極性を示す、火大と風大をまとめた言葉。
仏性の言をききて、学者おほく先尼外道の我のごとく邪計せり。それ人にあはず、自己にあはず、師をみざるゆえなり。いたづらに風火の動著する心意識を、仏性の覚知覚了とおもへり。たれかいふし、仏性に覚知・覚了ありと。覚者知者はたとひ諸仏なりとも、仏性は覚知・覚了にあらざるなり。いはんや諸仏を覚者・知者といふ覚知は、なんだちが云云の邪解を覚知とせず、風火の動静を覚知とするにあらず。 『正法眼蔵』「仏性」巻

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