子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

 中川右介の本のページに戻る

『国家と音楽家』(七つ森書館) 

 


目次

はじめに 3

第1章 独裁者に愛された音楽 13
 ヒトラー政権 15
 ドイツを去った音楽家たち 19
 フルトヴェングラーの抵抗 21
 ヒトラーの誕生日をめぐる駆け引き 26
 ナチ党員・カラヤン 34
 バイロイトとの蜜月と軋轢 41
 神々の黄昏 47

第2章 ファシズムと闘った指揮者 55
 スカラ座の独裁者 57
 トスカニーニ、ニューヨークへ 61
 トスカニーニとムッソリーニ 63
 <<トゥーランドット>>世界初演をめぐって 65
 バイロイト音楽祭 72
 ファシストとの全面対決 76
 パレスチナへ 82
 ザルツブルクでの対決 84
 ザルツブルクとの決別 88
 ルツェルンへの結集 92

第3章 沈黙したチェロ奏者 97
 修行時代とスペイン王家 99
 第一次世界大戦 104
 国王との対決 108
 生涯最高の日の「第九」 112
 クーデターと幻の「第九」 114
 内戦と名演 118
 亡命生活 123
 復帰と沈黙 126
 国連、ホワイトハウスへ 130
 「第九」が歌われた日 135

第4章 占領下の音楽家たち 137
 天才ピアニスト 137
 コルトーの第一次世界大戦 142
 二つの祖国を持つ音楽家 145
 音楽がもたらした仏独の和解 148
 ミュンシュ、指揮者になる 150
 パリ陥落 152
 占領下の音楽 157
 パリ解放 163
 戦後 168
 パリ管弦楽団 174

第5章 大粛清をくぐり抜けた作曲家 177
 1917年の作られた伝説 180
 栄光の日々 184
 大粛清の序曲 188
 失脚 192
 復権 198
 国歌をめぐる一幕 201
 第二の危機 203
 スターリンの死と交響曲第10番 207
 カラヤンとの一期一会 208

第6章 亡命ピアニストの系譜 211
 ショパンの絶望 213
 亡命者ショパン 216
 パデレフスキの野心 218
 首相になったピアニスト 220
 パデレフスキの短い栄光 223
 ルービンシュタインのパスポート 225
 サンフランシスコでのポーランド国歌 228
 ドイツへの敵意 230
 ソ連との和解 234

第7章 プラハの春 237
 チェコの独立とスメタナ 239
 チェコ・フィルハーモニー 244
 独立と首席指揮者ターリヒ 247
 平和の終わり 251
 ドイツ占領下の<<我が祖国>> 253
 「プラハの春」音楽祭の始まり 256
 1967年 261
 ビロード革命 266
 帰ってきた亡命者 269
 守られた約束 271

第8章 アメリカ大統領が最も恐れた男 273
 対立候補にしたくない人間 275
 アメリカの若き二人の英雄 277
 雌伏の日々 283
 赤狩り 288
 頂点への道 292
 アメリカ代表としてのバーンスタイン 297
 若き大統領の誕生 301
 政権交代の果実 304
 大統領との緊張 306
 二度の追悼コンサート 309
 世界を飛び回る指揮者にして平和運動家 314
 ニクソンとの対決 315
 物議を醸すスピーチ 319
 抗議の勲章辞退 324

エピローグ 禁じられた音楽 327
 カラヤン抜きで 329
 アンコールはワーグナー 331
 ワイマールの若者たち 334
 ラマラでのコンサート 336
 バイロイトでのコンサート 339

あとがき 343

参考文献 347
CD一覧 354
<国家と音楽家>略年表 361

Wiki内検索

管理人/副管理人のみ編集できます