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深夜の楽屋・・・
静かな部屋の中に私のノートパソコンのキータッチの音だけが響いている。
簡単な報告書だけど、この休憩時間にあげてメールで送らないと。
小鳥さんが事務所でまだ待っているはず・・・。
やよいはさっきから眠っている。とても可愛い寝顔。
そう思う反面、ちょっと物足りない気持ちがある・・・。

いつの間にかキーを叩いていた指でやよいの柔らかな頬を突付く。
「う〜ん・・・。」
少し嫌がるように寝返りを打つ。
(やよいはなんでこんなに可愛いんだろう・・・。)
思わず顔がほころんでしまう。
ツンツン・・・つんつん・・・
そのまま、こちらに向けている背中やお腹、首筋なんかを面白半分に突付いてみる。

「ぅ・・・ぁ?」
私は体に変な違和感を感じて目を覚ます。
深夜の収録での休憩時間で寝てしまったみたい。
違和感の正体は律子さんの悪戯だった。私が起きたのに気が付いたのか、律子さんは私を突付くのを止めた。そして、その直後キータッチの音が聞こえ出す。
私は体を起こして律子さんを見ると、ノートパソコンの画面を見ているようだった。
だけど、一瞬だけ私を横目で見たのを見逃さなかった。

「律子さん、もう休憩時間は終わりですか?」
「いいえ、まだよ。後10分くらいかしら。」
質問すると律子さんはちらちらと私を見ながら答える。
「そうですか〜。10分あるですね・・・。」
私がにっこり笑いながら意味有りげにいうと、律子さんの動きが止まる。
「やよい・・・。貴方は何でそういう顔をしながらそういう事が言えるの。」
困ったような、嬉しそうな、複雑そうな顔をしている。
(律子さんは期待している。誰でもない私に・・・。)
私は自分より5歳も年下の中学生とは思えない、そのいつもと違う微笑みにやられてしまう。
こんな私は他の誰にもさらけ出したりなどしない。
「やよい・・・お願い・・・。」
「律子さん、私はパソコンを操作なんて出来ませんよ?」
わかってて私の言葉をはぐらかす。私の眼鏡越しの思惑はすでにお見通しの筈なのに・・・。
「時間がないの・・・少しだけでも・・・。」

焦らされて、可愛い女の子になった律子さんは少し涙ぐんでいるようにも見える。
でも、私はもう少し焦らす・
「それは、やらなくて良いんですか?」
「意地悪言わないで。こんなの後でやるわ。だから・・・。」
上目遣いの眼鏡越しにならない瞳。すごく可愛いって思う・・・。だから、抑えられない衝動の赴くままに私は唇を奪う。

「んうっ!?」
「んっ。」
少し乱暴に重ねられたやよいの情熱的な熱い唇の感触を驚きながらも嬉しく思いつつ私は目を閉じる。小さい舌を入れてこられるのに応えていると、頭がボーっとしてくる。
やよいのポニーテールの髪の毛が頬に当たる。小さな体だけれど、私を上から抱え込むようにしている。
真っ直ぐで純粋な思いは、屈折した私の心をいとも容易く砕いた。いや、溶かしたのかもしれない。

律子さんの抵抗が全く無くなって、私はキスをやめて顔を離す。
静かに目を開ける律子さんの切なそうに潤んだ瞳と、唇同士から離れる度に長くなる唾液の糸が私を更に興奮させる。
ステージ衣装の上から軽く豊満な胸を揉み上げる。
「ぁっ・・・。」
律子さんの甘い声が漏れる。
「律子さん、気持ち良い?」
「うん・・・。」
小さな声で、律子さんは正直にちょっと目を逸らしながら返事をする。
「すごく素直だね。もう時間だから終わったら、ね?」
「はい・・・。」
私は胸を持っていた手を離して、いつものようににこやかに言う。
律子さんはさっきよりもはっきりと、そして私の顔を見ながら物欲しそうに答えた。


続かない(笑)

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