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軍貫マン
「アザレアが……」

カメリアは絶句する

カーマを崩壊させ、アザレアとの合流を図ったがシトリスに捕らわれ衝撃の事実を知らされる

「そうよ。ここと向こうは時の流れは違うのよ。あなた側からすればアザレアがいなくなって数時間だけれど、こっちでは何年も経っていてアザレアはもうこの世にはいない」

カメリアにとっては信じ難いことではあるが遺品である閃刀を見せられれば受け入れるしかない

スペクトラはアザレアとカメリアを長期的な運用をするつもりはなかったようで短い寿命を迎えたらしい

「そんな……アザレア……」

カメリアは涙を流す

アザレアはカメリアにとって唯一の仲間といえる存在であった

同じ場所で生まれ育ち、思想を共有し、同じ目的のために立ち上がった

だが無情にもシトリスによってその野望は露へと消えた

自身より多くを知り、ずっと先を見据えていたであろう彼女ができないのなら自分も無理だろうと

「私が憎い?」

「いいえ。それが自然の摂理だというなら従います」

カメリアはこんな形で自然と共存するハメになるとはと自嘲気味に笑う

カメリアはアザレアの死に強い喪失感を抱いているが、それと同時に無常観を抱いていた

自身もアザレアも切り捨てた機械と同じでより強いものに淘汰されたにすぎないと

「じゃあ、あとはフゥリに任せるわ。なにか気になることがあったらフゥリに聞いてね」

そういってシトリスが手招きをすると黄緑の髪をした女性が現れる

「カメリアさん、よろしくお願いします。

私はフゥリといいます」

笑顔で声をかけるフゥリにカメリアは戸惑いながらも軽く頭を下げる

「ごめんね。フゥリ、あなたに任せてしまって」

「いえ、シトリス様。むしろ頼っていただけて嬉しいです」

「ありがとう。フゥリはいい子ね」

シトリスがフゥリの頭を撫でるとフゥリは顔を赤らめて嬉しそうにする

カメリアは理解できなかった

恐らくフゥリも自身と同じように無理矢理連れてこられたはずなのに、シトリスに対して敵意のようなものを感じず、むしろ慕っているようにも見えた

フゥリがシトリスから与えられた役割はカメリアに男への奉仕について教えることだった

人間のアーカイブを通して多くの知識を得たカメリアであるが男という種が絶滅した世界で生きていた彼女にとってそれらの知識は無用の長物であり、かつて行われていた繁殖という行為の一環であることしか把握していない

それでは男を満足させることはできないと判断されてのことだ

カメリアとフゥリは互いの過去を語り合う

単純に外の人間について知りたかったからだ

「カメリアさんはすごいですね。自分で道を切り開こうしたですね。そんなこと私には考えることもできなかった」

「それはアザレアがいたから……それにフゥリが悪いわけじゃないよ。受け入れることだって覚悟のいることだから」

顔色を伺い相手に取り入る

カメリアはカーマにいた頃を思い出す

カメリアはあの頃の自分のすべてが虚像だとは思っていなかった

「フゥリはなんのためにこんなことをしているの?」

「空っぽだった私にシトリス様は与える幸福を教えてくれました。ご主人様はご奉仕をすると嬉しそうに私を見つめて喜んでくださいます。そしてもっと私を求めてくださいます。想いを尽くせば尽すだけそれが返ってきて。それが私を満たしてくれる。生きているという実感を」

「フゥリは幸せなんだね」

カメリアがそう呟くとフゥリは満面の笑みを浮かべて答える

「幸せですよ。ご主人様に愛していただけるのですから。カメリアさんも同じ気持ちになれたらなって」

そういってフゥリはカメリアの手をそっと握る

柔らかく少し温かみのある手はフゥリの思いやりと不思議な安心感を感じさせる

カメリアの心は渇いていた、人との繋がりに

たとえ相手が化け物が生み出した世界の信

奉者であっても

「よろしくお願いします」

カメリアはできるだけ初々しく振る舞うことを意識しながら男に頭を下げる

シトリスはわざわざ知識に乏しい自分を捕らえたのだからそういう部分を求めているのだろうと考えて

カメリアはフゥリと男の交わりを見学することになっていた

「ご主人様に選んでいただくためにはまずアピールが必要です。いかに自分がご主人様にとって有益であるか、いかに想っているかをアピールするのです」

そういってフゥリは淫蕩な舞を披露する

頭の後ろで腕を組み、腰を振り、胸を揺らし、尻を突き出す

男を誘うように激しく踊りながら熱い視線を送る

「ご主人様……私の舞はいかがでしょうか?」

最後に四つん這いになり、お尻を振って男を誘惑するポーズで締めくくる

それはカメリアが知識として知っている踊りなどとは一線を画していた

あられもない格好で興奮を誘うような卑猥な仕草をためらいなく行うフゥリはそれまでの落ち着いた様子とはまるで別人であった

男はひどく興奮したらしく触れられてすらいない肉棒ははちきれんばかりに勃起している

「ではカメリアさんもお願いします」

「えっ……はあ、わかりました。ご主人様……見て……ください」

フゥリに倣って精一杯アピールをしようとするカメリアであったが本質はまだ初な少女

男の視線に湧き上がる羞恥心を抑えきれず

に躊躇いながら舞を踊る

だがその恥じらいもまた男にとっては興奮をより高めるスパイスとなるようで更に肉棒は硬くなる

「わかりますかカメリアさん?ご主人様が悦んでいますよ」

「え……はい」

カメリアは男の反応を見て、これが正解なのだと理解する

「それでははじめましょう。ご主人様は甘えることが大好きなのでこちらから歩みよる形で……」

フゥリは上目遣いで男に視線を向ける

「ご主人様……今日もたくさん可愛がってくださいね」

フゥリは媚びるような甘えた声で懇願しながらゆっくりと歩み寄り、男の腰回りをぎゅっと抱きしめる

男はフゥリの乳房に手を伸ばし、その感触を堪能する

元から同年代の女性よりも発育のよかったフゥリの乳房はシトリスに捕まってからも

さらに大きくなり

「ご主人様……私の胸……気持ちいいですか?」

フゥリは男に胸を揉まれると甘い吐息を漏らしながら問いかける

男は肯定するように強く揉むとフゥリの口からは艶っぽい声が漏れる

「はぁんっ、嬉しいです。たくさん触ってください。んっ」

フゥリの甘い吐息は男の鼓膜を否応なく刺激する

「ご主人様ぁ……もっとしてください」

男はフゥリの乳房にしゃぶりつく

「ひゃぅんっ!ご主人様っ、おっぱい好きですよね。いいんですよ。たくさん吸ってくださいね」

するとフゥリの乳首から母乳蜜が溢れる

「これは一体?」

カメリアは初めて見る母乳蜜に目を丸くする

「これはシトリス様から与えられし加護。飲んでみますか?」

カメリアは男が咥えていない乳首から指で母乳蜜を掬ってそれを甜める

「甘い……おいしい」

カメリアはかつてレイと食べた林檎の味を思い出す

水槽から与えられた無味乾燥な栄養食とは違う甘露を

「ご主人様はこの味の虜になられたんですよ。カメリアさんもシトリス様からもらいませんか?」

「はは…考えておくよ」

カメリアは苦笑いを浮かべるよりなかった

男はカメリアに蜜を甜める姿に独占欲を駆られたのか吸ってない側の乳首の先端を爪でくすぐるように弄りはじめる

「ひゃうっ、ご主人様っ、くすぐったいですぅ」

フゥリは身をよじらせて悶えるがその表情はどこか喜んでいるようでもあった

「ふふっ、ご主人様はほうとうにおっぱいが好きですね。赤ちゃんみたいで可愛いです」

フゥリは慈しむような手つきで男の頭

を撫でながらもう片方の手で肉棒を扱きあげる

甘味な母乳蜜、母性を込めて頭を撫でられ、さらにすでにはちきれんばかりに勃起した肉棒の刺激が加われば男はすぐにでも限界を迎えるだろう

「そろそろいきますね。カメリアさんもご主人様にご奉仕しましょう」

フゥリは肉棒から手を離すとカメリアはフゥリに倣って肉棒を擦る

「ご主人様をいっぱい褒めてあげてください」

フゥリは小さな声でカメリアに囁く

「えっと……すっごく、大きくて硬いね」

カメリアは伏し目がちになりながら褒める

男はその稚拙ながらも一生懸命な様子に興奮し、限界を迎える

「カメリアさんご主人様を受け止めてあげてください」

男は勢いよくカメリアの手に自身の欲望を吐き出した

「これが……」

白くドロドロとした液体にカメリアは驚きを隠せない

「カメリアさん失礼します」

フゥリはカメリアの手に付着した白濁液をぺろりと舐める

「おいしいです。これはご主人様からいただいたもの。決して無駄にはできません」

カメリアも男の欲望をぺろりと舐める

「うぐっ…」

あまりの不味さにカメリアはえづきそうになるがぐっと堪えて笑顔を男に向ける

「ご主人様……おいしかったです」

カメリアの健気な姿に男は情欲を刺激され、再び肉棒は硬さを取り戻す

「カメリアさん、まだこっちにもご主人様のものが残ってますよ」

フゥリはカメリアに耳打ちをして、男の肉棒を咥えさせる

カメリアはおずおずと舌を出して先端の割れ目に這わせる

「んんっ……んむ」

「そうです。そのまま舐めてくださいね。ご主人様のお汁がどんどん出ますから」

フゥリは男への奉仕を続けるように指示する

カメリアは鼻腔を掠める雄の匂いに戸惑いつつも肉棒を舐める

「んっ……ふっ…ぷはぁ」

「カメリアさん口を開けてください。ご主人様に見せてあげて」

言われるままにカメリアは口を開くと男の欲望がどろりと口内を満たした

カメリアは内心ごちる

これらの行為を考えた人間はさぞ倒錯した性的嗜好の持ち主だったのだろうと

「ご主人様ぁ……もっとください」

カメリアは口内に溜まった欲望を飲み干すと男を見上げる

男はカメリアの秘部を見つめる

「ご主人様はカメリアさんが気になるみたいですよ。指で広げて見せてあげて」

フゥリはカメリアの耳元で囁く

「ご主人様……どうぞ私の中を見てください」

頬を薄っすらと上気させながらカメリアは秘部に指を這わせると押し広げた

まだ男を受け入れたことのないそこは綺麗なピンク色をしていた

男は指でつんと押してみる

「ひゃん!」

たったそれだけのことでカメリアは体をビクつかせる

男はカメリアに自分で擦るよう指示しを出す

「カメリアさん、それでは一緒に」

手本とばかりにフゥリは自らの秘部を慰める

「んっ…はあん」

皮を捲り、敏感な部分を刺激しながら自らの感じる場所を重点的に責め立てる

カメリアもそれに合わせて指を動かす

「ん゛ぅっ!」

カメリアは少し触れただけで微弱な電流のような刺激が脳天を貫く

生まれてはじめて行う自慰行為にカメリアは戸惑いながらも快楽を貪る

「んっ……はぁ、気持ちいい」

意識せずとも自然と声が漏れてしまうほど夢中になっていた

「これはなに?」

秘部からこぽこぽと湧き出し指に絡みつくそれをカメリアは不思議そうに見つめる

「これは女の子が気持ちよくなると出てしまうものなんですよ。カメリアさんはいま幸せを実感しています」

「幸せ……」

カメリアはその言葉を口にすると胸の内に暖かいものが広がるのを感じた

「あら、ご主人様が手伝ってくれるみたいですよ」

男はカメリアの秘部を指で弄りはじめた

「ご主人様ぁ……あ゛っ、これしゅごい」

カメリアは呂律が回らず、もはや意味のある言葉を発することができなくなっていた 男はさらに指の動きを激しくする

「はぁ……んっ」

カメリアの秘部から溢れる蜜は量を増し、潤滑液として機能し始めていた

「そろそろですね」

フゥリが呟くと男は臨戦態勢になった肉棒を秘部にあてがう

カメリアは息を呑む

異物を身体に受け入れることへの僅かな恐怖

そしてそれを上回る期待感と好奇心がカメリアを支配する

「カメリアさん、ご主人様を受け入れてあげてください。そうすればもっと幸せになれますよ」

フゥリは男の後押しをする

男は腰を進め、肉棒を少しずつ押し進めていく

「お゛お゛ぉっ!あがっ……んんん!」

破瓜の痛みに顔を歪ませながらカメリアは声をあげる

「あぐっ!……ああっ……ううっ」

「カメリアさん、深呼吸です。吸ってー吐いてー」

フゥリはカメリアを落ち着かせようと声をかける

カメリアはフゥリの言う通りに深く息を吸い、吐きだす

すると痛みよりも快楽が上回り、肉棒を受け入れる準備ができたことを悟る

「うご……いてください」

か細い声で懇願すると男は腰を動かしはじめる

「んっ!はぁぁあ」

カメリアは甘い吐息を漏らしながら男の肉棒を受け止める

「カメリアさん、感じていていますか?ご主人様がカメリアさんを悦ばせようと頑張ってますよ」

男は期待の眼差しでカメリアを見つめる

どうやら褒めてほしいらしい

「……ご主人様のおちんちん、とっても気持ちいいです」

カメリアは男に媚びる言葉を囁く

「カメリアさんもっと淫らにおねだりしてみてください。ご主人様が喜ぶようないやらしい言葉で」

フゥリは耳元でカメリアにアドバイスをする

「んっ……ご主人様ぁ……私のおまんこをごりごりって突いてください。いっぱい気持ちよくしてください」

恥じらいながらも淫らな言葉を紡ぎ出すカメリアに男の欲望ははち切れそうなほど膨張していく

「ご主人様っ……もっと激しくしてください」

カメリアは男の欲望を全て受け止め、そして自身の欲望も満たすために腰を動かす

「そろそろですね。カメリアさん、ご主人様の愛を受け止める準備はいいですか?」

男の限界を悟ったフゥリはカメリアに問いかける

「はい……お願いします。いっぱいください」

すると男はラストスパートとばかりに肉棒で膣を擦り上げ、子宮口をノックする

「ああん!はぁ……いいぃっ!イく、イっちゃいます!あぁっ!ご主人様ぁああ!」

カメリアが一際大きな声をあげた瞬間、男の欲望が弾けた

それはカメリアの膣内で痙攣し、子宮に精液を流し込む

「ご主人様のがいっぱい……んぁっ、気持ちいい」

カメリアは渇いた心が満たされていくのを感じた

「カメリアさん、気持ちよかったですか?ご主人様を受け入れて幸せでしたか?」

フゥリは満足げな表情でカメリアに問いかける

「うん……今までで一番幸せだったよ」

カメリアは満面の笑みを浮かべる

その後

「それじゃあ間引きね」

シトリスが冷徹に裁きを下す

ここでは彼女の思想を受け入れるか割り切れるものしか存在できない

それを行うには大きな痛みと伴う

「アザレアもそうだったのだろうか?」

カメリアの問に答えは返ってこない

彼女の死を知らなければ自分も他の女性と同様に藻掻き苦しんでいたのだとカメリアは思う

「私は幸せなのだろう」

カメリアの口から放たれたその言葉はどこか虚しく聞こえた

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