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軍貫マン
シトリスは男が好むであろう女性を捕らえて性玩具としているが、あくまで性玩具を選ぶのは男の判断に任せているためすべての女性が男と性行為を行うわけではない

選ばれる傾向にあるのは生への執着が強くアピールをなりふり構わず行うものやこの環境に適応して自分を売り込む術を知っている元キープたちやすでに男のお気に入りになっているキープたちが多い

シトリスはそれを悪いとは思っていない

だがシトリスはそれで満足していなかった

男の幸福を追求するため男の視界から溢れた性玩具たちにも目を向け可能性を模索する、ダイヤの原石を求めるかのように

「フゥリは私とおはなしするのはいや?」

シトリスはフゥリと一対一の対話の場を設けていた

フゥリは積極性に乏しくこれまで一度も男に選ばれたことはない

だが支配者であるシトリスや女性たちが男への奉仕を強要されることに恐怖や嫌悪感を見せないため機会を与えれば成果を出してくれるのではないかと考えていた

「いえ……そういうわけでは……私にはよくわからなくて……」

フゥリは理解ができなかった

シトリスは男を甘やかす悦びや、男を蕩けさせる仕草などを熱心に語り聞かせているが自分には遠い話に思えて曖昧に相槌を打つことしかできなかった

フゥリは生への執着がなかった

フゥリは代々続く因習に倣って神の依代に選ばれた

それに関しては複雑な思いを抱いていたがそういうものだと受け入れてオオヒメを宿すその日を待っていた

しかし、シトリスに捕らわれたために生きる目的を失い、男に気に入られてキープにならないと養分を吸われて死に至ると言われても自身の終わりを待つことに慣れきったフゥリにとってはこれまでとそう変わらず危機感を抱くことができないからだ

「気になることがあるの?なんでも聞いていいのよ?」

シトリスは真っ直ぐフゥリを見つめる

恐怖によって威圧するときや男を甘やかすときのような母性に満ちた優しげな顔とも違うまるで心を見透かそうとするような目を向けられフゥリは息を呑む

「あなたはどうしてこんなことをするのですか?食べるためならこんなことをする必要ないのでは?」

シトリスがやっていることは生きるための捕食行為から明らかに逸脱している

フゥリにはシトリスの行動が無意味に思えてならない

「それは幸せになるためよ」

シトリスは即答で答えた

フゥリはその答えに困惑して言葉が続かない

「私も昔は他の蟲惑魔と同じだったわ。人を騙して罠に嵌めて恐怖と絶望に染まった表情をみながらそれを喰らうことに喜びを感じていた」

シトリスは遠い目をしてかつてを思い出すかのように語る

「あるときね、小さい子供を食べようと思ったの。でもその子は私がなにかをする前に転んで泣いちゃったの。私は思わずその子に近寄って慰めようとしたわ」

シトリスはフゥリに視線を戻すと言葉を続ける

「そしたらね、その子供は泣きながら私に助けを求めたの。私を蟲惑魔の疑似餌だと気づかずに。でね私はその子を抱きしめて大丈夫、痛くないよ。怖くないよ。ってあやしたの」

シトリスはそのときを思い出すかのように優しげな表情を浮かべている

「しばらく待ったらその子は笑顔でお礼を言ったの。お姉さんありがとうって。そのとき私の胸のなかで温かいものが込み上げてきたわ。こんな経験は生まれてはじめてだった」

シトリスは幸せそうな表情を浮かべたあと舌なめずりをした

フゥリはそれになにか不穏なものを感じていた

「そしたら急にお腹が空いてきたわ。子供があまりに美味しそうだからつい……。でもせっかく笑顔になったのに苦しめるなんて可哀想だって思ったの。だから苦しまないようにゆっくり、ゆっくり食べたの。」

シトリスは当時の味を思い出しながら舌を舐めする

「これまでのなによりも美味しかったわ。それで気づいたの。相手に優しくすればそれが返ってきてもっと幸せな気持ちになれるって。だから私はあの子に幸せになってほしいの。私ももっと幸せになりたいから」

シトリスはフゥリを見つめる

「今の話どう思った?」

フゥリは冷や汗を流しながらシトリスの問いに答える

「それは……えっと……あの……」

フゥリはなんと答えれば正解なのかわからず言葉に詰まってしまう

「ふふっ、冗談よ。これは作り話。びっくりした?」

シトリスはいたずらっぽく笑うとフゥリを優しく抱きしめて耳元で囁く

「でもね。その子供は本当に幸せにだったと思うわ。だって幸せ気持ちのまま終わりを迎えたのだから」

「そうなんでしょうか?」

シトリスは甘い囁きはフゥリの根底にあるなにかを壊そうとしている

「幸せは目で見ただけじゃわからないのよ。籠の中の鳥は一見不自由に見えてもそこが一番居心地の良い場所なのかもしれない。裕福な家で大切に育てられたとしてもそれに息苦しさを感じているのかもしれない。あなたにはそれがわかると思うの」

シトリスはフゥリを抱きしめる力を強め耳元で囁くように語りかける

甘い香りと柔らかで暖かな乳房の感触がフゥリを包み込む

「あ、あの……苦しいです……」

シトリスは抱きしめる力を少し緩めて今度は頭に手を置いて優しく撫でると再び囁く

「ねえ、あなたはこのままでいいの?なにもしないまま終わって幸せなの?」

「でも……私にできることなんて……」

フゥリは唇を震わせながら言葉を絞り出す

「騙されたと思って一度挑戦してみて。そうすれば私やあの子のように幸せになれるかもしれない。それでもダメだと言うなら私が苦しまないように終わらせてあげるから」

フゥリは珠の家にいたときもシトリスのもとにいたときも苦痛はなかったすべてを割り切っていたから、一方で振り返ればそこに自分の意思は存在していなかった

フゥリは心の中で自問自答するこのまますべてが終わっていいのかと自分は幸せを掴めるのではないのかと

「あの、私やってみます」

シトリスはフゥリから離れて笑顔で頷く

そして時が流れ男がシトリスが捕らえた性玩具との性行為がはじまる

男をフゥリに視線を向ける

シトリスからそれとなく話を聞いており気になっていたのだ

「!?」

フゥリは男から期待のこもった視線に気づくとぎこちないながらも微笑みかけた

「そう、フゥリがいいのね」

シトリスは男の要望を復唱する

「……ご主人様、ありがとうございます」

フゥリは男に礼をいいながら頭を下げる

フゥリの整った顔立ちと舞によって引き締まったしなやかな肉体は男を惹きつけるものだ

しかし、それはシトリスが他に捕らえた女性たちも同様であり、より積極的な者やキープたちの存在によって埋没していた

そんななかでも選ばれたという事実はフゥリの中で忘れかけていたものを呼び覚ます

「えっと……まずはどうすれば?」

フゥリは神に捧げる身であったため貞潔であることを求められ性知識に乏しかった

「大丈夫。そう難しく考えなくていいの。あの子の気持ちを受け止めて、あの子がいっぱい頑張ったらそのぶんいっぱい褒めて甘やかすの。そうすれば……」

シトリスはフゥリに囁く

「あなたは幸せになれる」

シトリスの言葉はとても甘味に聞こえた

フゥリはそれを信じてみたくなった

「わかりました。やってみます」

フゥリは緊張しながらも両手を広げると男はそれに甘えるようにフゥリの乳房へと顔を埋めた

「よしよし、いい子いい子」

男は夢中で乳首を吸い続ける

シトリスによる改造を受けていないため母乳蜜は当然でない

だがその必死な様子が母性本能を刺激する フゥリは男を抱きしめて頭や背中を撫でながら慈愛に満ちた微笑みを浮かべて褒める

「ご主人様、ありがとうございます。とても気持ちいいです」

フゥリはこれまで神の依代としてでなく自分自身が求められる幸福というものを嚙みしめていた

男は夢中で乳首を吸い続けてやがて乳房から口を離すと今度は股間へと顔を持っていく

「ご主人様、そこはまだ……」

フゥリは恥ずかしそうに股を閉じるが男が無理やり開くとそこには既に湿り気を帯びている割れ目があった

「恥ずかしがってはダメよ。あの子はフゥリに悦んでほしくてがんばってるのだからちゃんと応援してあげて」

シトリスはフゥリの頭を撫でながら耳元で囁く

「はい……ご主人様、がんばってください」

フゥリは覚悟を決めて股を開くとそこに男が舌を這わせる

くちゅりと卑猥な音が響きわたると男は夢中で舐め続ける

舌で優しく陰唇を広げ、割れ目をなぞるように舌を動かす そして膣口に舌を差し込み内壁を舐める

「あんっ」

突然の強い刺激に思わず声が上がる

それに気をよくした男は舌をさらに奥へと差し込んでいく

フゥリは未知の感覚に戸惑いながらも優しく男の頭を撫でつづける

「ご主人様、気持ちいいですよ。もっといっぱいしてください」

男が舌を動かす度に甘い快楽が脳を支配していくその感覚をもっと味わいたくて自然と言葉が溢れていた

男はそれに答えるように一層激しく責め立てるとやがて限界を迎え、絶頂を迎えた

「んっ、はぁ……すごいです……こんなのはじめて」

フゥリは余韻に浸りながら男を褒める

「ご主人様、すごいです。がんばってくれてありがとうございます。とても気持ちよかったです」

フゥリは男の頭を撫でながら労うと男の肉棒はビンと張り詰める、フゥリはそれに気づいて驚く

「すごい……私でこんなになってくれたんですね」

「そうよ。フゥリがとても魅力的だからなのよ。」

シトリスはフゥリの手を取って男の肉棒へと導くと手を重ねて一緒に握るように促す

「あっ……すごく熱いです……」

触れたそれは熱く硬く脈打っていた

これからなにをするのか理解したフゥリはドキドキしながら期待に胸を膨らませる

「まずは優しく上下に動かしてあげて。それからゆっくりと口に含んで、舌で舐め回してあげるの」

「はい……」

フゥリはシトリスのアドバイスを聞きながら男の肉棒に指を這わせて優しく握りしめるとゆっくり上下させ、同時に舌を伸ばして先端を舐める

「ふふっ、上手よ。次は先っぽを口に含んで舌で窪みとか裏側を刺激してあげて」

フゥリはそれに従うと男は快感に悶える

「ご主人様の……おちん…ちん…ビクビクしてて可愛いです」

フゥリは恥じらいながらも優しく奉仕を続けていく

「次は口を上下に動かしてみて、歯を立てないように気をつけてね」

フゥリは頷き、指示通りにゆっくりと頭を動かすと肉棒が口内で擦れる度に男のくぐもった声が上がる

「……んっ……ちゅぷ……ご主人様の美味しいです……」

次第に速度を速めていき、それに伴って男も限界を迎え始める

そしてついにその時が来た

男は身体を大きく震わせるとフゥリの口内に大量の白濁液を解き放った

「きゃっ!んっ、んん〜」

突然のことに驚きながらもそれを受け止めようとするがうまくいかず口の端から溢れてしまう

それでもなんとか全てを受け止めると男から離れその様子をシトリスは優しく微笑みながら見守る

「全部飲めたのね。偉いわ」

シトリスはフゥリを頭を撫でながら褒める

それを男は口を尖らせる

「嫉妬しちゃったの?かわいい。あなたもフゥリを気持ちよくできてえらい。よしよし」

シトリスに撫でられると男はすぐに機嫌を取り戻した

「ねえ、フゥリは元々神様に身体を捧げる予定だったのよ。そんな子のはじめてをもらったらあなたは神様よりもすごいってことにならない?」

男はそんなフゥリを自由にして、さらにはこれから処女をもらえるという興奮から再び肉棒を硬くさせた

「ご主人様……私のはじめてをもらってください」

フゥリの言葉で男から理性は消え、肉棒を割れ目にあてがうと一気に奥まで挿入した

「んあっ!あぁっ」

男が腰を動かす度にフゥリの頭の中で快感が弾け、甘い声が出てしまう

「はぁ……すごいです……ご主人様のおちんちんでいっぱいにされてます……」

男は快楽に溺れながら夢中で腰を振り続ける

「ねぇ聞いて……」

シトリスは男に耳打ちをする

すると男はフゥリの名を叫びながら一層激しく責め立てる

「………!!!!」
神としてでなく自身の名を呼び強く求められたことでフゥリの自尊心は高まり、その幸せを男に分け与えるように膣内はぎゅっと肉棒を締め付ける

「ご主人様、気持ちいいですか?もっと呼んでください」

フゥリは笑顔で男を愛しむように抱きしめながら囁くと男はさらに激しく腰を打ち付けながらフゥリの名前を叫び続けた

「ああ……嬉しい。ご主人様の愛の証を私に刻んでください」

フゥリは絶頂が近づいていることを感じながらも男に優しい微笑みを向けると、男の肉棒はさらに膨らんでいく

「そろそろじゃかいかしら。ちゃんと受け止めてあげてね」

「あっ、ああっ!んっ!!あぁぁっ!!ご主人様ぁ……私、もう……」

男が精を解き放つと同時にフゥリもまた絶頂を迎えた

それと同時に大量の愛液と共に熱いものが注がれる感覚があった

長い射精が終わり肉棒が引き抜かれるとそこから白濁液が溢れ出す

「ご主人様、どうでしたか?」

男はフゥリに頭を撫でられながら満足したと答えるとそのまま眠りについた

「お疲れ様。あなたの真剣さはあの子にもつたわっていると思うわ」

シトリスが労いの言葉をかけるとフゥリは恥ずかしそうに俯いた後に一礼する

その後はシトリスに懇願し母乳蜜を出せる身体に変えてもらう

「シトリス様、ありがとうございます。私の幸せはあなたのおかげです」

フゥリは笑顔でシトリスに感謝の言葉を伝えたのだった

そんなフゥリをシトリスは彼女を捕らえる前にチラリと覗いたオオヒメを盲信するフゥリの両親と同じだと感じとっていた

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