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作者:名無し




 青年は手を引かれながら、夜の帳が下りた崩壊した街を行く。
 彼を導くのは茶髪のロングヘアを揺らす少女、エクソシスター・イレーヌだ。
 その髪は月の光を受けて透き通るように輝いている。

「わたくしたちエクソシスターには、その名が表す通り二つの顔があります」

 穏やかな語り口は優しく、まるで子守唄かのようだ。

「一つは修道女、一つは祓魔師。これらに関しては説明も不要でしょう。読んで字のごとく、聞いたらまず思い描かれるような務めを日々果たしております」

「しかし、ほかにもエクソシスターが果たさねばならない務めがあります」

 目的地に到着したのか、イレーヌは青年の手を引きながら扉が半壊した建物に入っていく。

 そこは教会の跡地だった。
 だが、その大半はすでに崩れ落ちていてかつての静謐さは見る影もない。

「ふふっ、ソフィアちゃんやステラちゃんはまだこのお務めはしたことがないんですけどね」

 イレーヌは楽しそうに微笑を零しながら、慣れた手つきで修道服の胸元をするするとはだけさせていく。
 瞬く間に彼女の零れ落ちそうなくらい大きく柔らかなおっぱいが露わになった。

「あなたのような殿方を愛おしみ慈しむこと、それもエクソシスターの務めなのです。
 さぁ、いらっしゃい。わたくしの赤ちゃん♡」

 イレーヌは手近のまだ壊れていない長椅子に腰かけると、誘うように両手を大きく広げて掲げる。

 青年は脱力したかのように崩れ落ちると、イレーヌにゆっくりと歩み寄る。
 そしてその顔をイレーヌのたわわに実った乳房に寄せ、先端の薄っすらと黒ずんだ乳首を口に含んだ。

「よしよし♡ ちゃんとちゅぱちゅぱできてえらいですよ♡」

 音を立てながら乳首を吸う青年の頭をイレーヌはゆっくりと優しく撫でる。
 その顔には慈愛に満ちた穏やかな笑みが浮かんでいる。

「あぁ……、なんて可愛いんでしょう」

 イレーヌが恍惚としながら呟く。
 彼女の口から漏れる吐息は微かに熱を帯びていた。まるで彼女自身もまたその熱に酔っているかのように。

「えぇ、もちろん。まだ吸っていないおっぱいも自由に吸っていいのですよ。ちゃんと訊くことができてえらいえらい♡」

 時々向けられる視線に気づいたイレーヌが答えて彼の頭を撫でてあげると、青年は歓喜するように身体を微かに震わせた。
 その折、彼女は彼の下腹部の変化にも気がつく。

「おちんちんももうそんなに大きくなっていたのですね♡」

 青年は勃起したそれを彼女に見られたのだと悟って慌てて手で隠そうとするが、イレーヌがそれを止めるように彼を優しく抱きしめる。

「何一つ恥じて隠す必要なんてないのですよ。それは殿方として当然のことなのですから、むしろちゃんと大きくするのをよくがんばりましたね♡ よしよし♡」

 彼女がトントンとあやすように彼の背中を叩いてあげると、青年の身体から強張りがゆっくりと消える。
 イレーヌは彼の耳元に顔を寄せ、熱を帯びた吐息を吹きかけるように優しく囁いた。

「ズボンを脱がせてあげるので、わたくしの膝に頭を乗せて横になってくださいね。ちゃんとできたら、ご褒美おっぱいとシコシコをしてあげますから♡」

 青年はイレーヌの迷いのない手つきでズボンとパンツをあっという間に脱がされると、自らの頭を彼女の膝の上に乗せて横になる。
 あまりに素早い動きだったので、イレーヌは驚いたように目を丸くすると口元を緩めて微笑んだ。

「さぁ、わたくしの赤ちゃん。ご褒美おっぱいですよ♡」

 彼女がたわわに実ったおっぱいを差し出すと、青年は飛びつくようにしゃぶり始めた。
 母乳を喉を鳴らして嚥下する彼をうっとりと見つめながら、イレーヌはその頭を優しく撫でる。

「うふふっ、よしよし♡ ちゅうちゅうできてえらいえらい♡ さぁ、おちんちんもシコシコしてあげますからね♡」

 空いた手を伸ばし、イレーヌは青年の肉棒全体に指を絡めるようにして握る。
 そのまま先端から溢れ出る先走り汁を掬い取ると、全体に塗すように広げて上下に扱き始める。

「ママの前で我慢なんてしなくていいのですよ♡ だから、精液をびゅうびゅううって出してくださいね♡」

 彼女の鮮やかな手つきに青年はあっという間に翻弄され、彼の肉棒がイレーヌの手の中で一回り膨らむ。

「そろそろ射精そうなのですね♡ さぁ、ラストスパートですよ。がんばれ♡ がんばれ♡」

 青年の視界が弾け、肉棒が暴発したかのように白濁液を激しい勢いで吐き出す。
 イレーヌは数度に渡った射精が終わると、横になっている青年の頭をあらためて優しく撫でる。

「がんばって、いっぱい射精できましたね♡ よしよし……って、あら?」

 いまの射精で限界だったのか、青年は気絶したかのように眠りに落ちていた。
 予想外の展開にイレーヌもしばしば目を瞬かせていたが、彼があまりに幸せそうに眠っているのを見て愛おしそうな微笑みを湛える。

「おやすみなさい、わたくしの赤ちゃん♡」

 そして彼の額に口づけを落とし、慈しむようにもう一度微笑んだ。


次のエピソード:エリス&ステラ編

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