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「う〜〜〜〜ん…これで大丈夫かなぁ…」

ホーリーエンジェルは鏡の前でクルッと回り、鏡に映った自分の姿を見て確認する。

今日のホーリーエンジェルはいつもとは違った…なぜなら、今日は待ちに待った彼氏とのデートの日だからだ。

そのため彼女は何回も鏡を見て何度もファッションチェックをしていた。

(大丈夫!今日のためにいっぱい予習したんだから!)

そう思いながら、彼女はもう一度デートプランを確認する。

彼は自身より7つも年下であり、年上としてリードしたいという気持ちがあったのだ。

そのため、ホーリーエンジェルは念入りにデートプランを練っていた。

前日に美容院に行って髪を整えてもらい、ネイルサロンにも行ってきた。

また、服も持っている服の中で一番のお気に入りを選び、化粧もばっちり決めている。

全てはデートを成功させ彼氏との仲を深めるためである。

(……よしっ!完璧ね!)

全ての準備を終えて、ホーリーエンジェルは気合を入れる。

すると、スマホのアラームが大きな音で鳴り始める。

(あっ!もうこんな時間!?いけない!早くしないと待たせちゃう!!)

ホーリーエンジェルは慌てて部屋の外へ出て、玄関へと向かった…





ホーリーエンジェルが待ち合わせの場所に行くとそこには腕時計を見ながらソワソワしている彼の姿があった。

駆け寄って声をかけると彼は笑顔を浮かべる。

それが嬉しくてホーリーエンジェルの顔もまた自然とほころぶ。

それからは楽しい時間が流れた。

映画館で映画を見た後、ランチを食べて買い物を楽しむ…そんな夢のように楽しい時間はホーリーエンジェルにとって幸せなひと時だった。

しかし、楽しい時間が経つのはとても早く、あっという間に夕方になってしまう。

彼は名残惜しそうにそろそろ帰らないといけないと言ってきた。

だが、ホーリーエンジェルは彼氏を帰したくなかった。

今日で3回目のデートであるため、ホーリーエンジェルとしてはもう一段階関係を進めたかったのだ。

「今日…家に来ない?」

ホーリーエンジェルは勇気を出して彼を誘う。

彼はいいのかと言った表情をしているが、その反応は当然であった。

ホーリーエンジェルは大人気アイドルグループトリックスターのメンバーだ。

そんな彼女が家に男を連れ込む姿を誰かに…激撮ディスパラッチとかに撮られたりすればスキャンダルになってしまう可能性がある…だが、ホーリーエンジェルはそれでも構わなかった。

今の彼女にとっては彼と過ごすこの瞬間が何よりも大切なものだった。

ホーリーエンジェルが返事を待っていると、彼は決心がついたのか首を縦に振った。

ホーリーエンジェルはそれを見ると微笑みながら彼に手を差し出し、彼も優しく握り返した。

こうして二人はホーリーエンジェルの家へと向かうのであった。





人は他の動物とは違う…そうは言っても人も動物の一種だ。

愛し合う男女が同じ部屋にいて何も起こらないはずがない。

ホーリーエンジェルの部屋へと来た二人は自然と性行為をする流れとなった。

だが…

(ええ……っと…どうしようどうしようどうしよう)

ホーリーエンジェルはパニックになっていた。

「ふふ…お姉さんがリードしてあげる」

そう言って彼に覆いかぶさったまではよかったのだが、そこから先に進むことができなかったのだ。

アイドル時のキャラクターのせいで経験豊富と勘違いされることが多いが、ホーリーエンジェルは今までの人生で男性とお付き合いなどしたことが無く、当然のように処女であった。

年上である自分がリードしなければと思っているのだが、いざ本番となるとその先に進むことができなかった。

しかも、初めては痛いと聞いたことがあるので余計に怖かった。

ホーリーエンジェルの手は完全に止まっており、目は泳いでおり顔からは冷や汗が出ていた。

(あああぁぁ〜もう!私のバカ〜!)

ホーリーエンジェルは心の中で自分を叱る。

そして、焦りで頭がいっぱいになっているところに突然彼の方からホーリーエンジェルにキスしてきた。

唇を重ねるだけの軽いものであったがその行動にホーリーエンジェルは驚いた。

(ど、どうして!?)

その疑問に対して彼は答えてくれた。

———彼はホーリーエンジェルのことを心の底から好きであること。

———ホーリーエンジェルのことが大好きすぎて我慢できないということ。

———だから、自分に任せてほしいということを。

それを聞いた瞬間、ホーリーエンジェルの迷いは消えていき、彼に身を委ねることにした。

彼はホーリーエンジェルを仰向けに寝かせるとゆっくりと彼女の上に覆いかぶさり、顔を近づけると再び軽く口づけをした。

ホーリーエンジェルは目を閉じて彼のされるがままになる。

最初は軽いキスだったが次第に舌を入れてき、その初めての感覚にホーリーエンジェルは戸惑うものの受け入れる。

お互いの舌が深く絡み合い唾液を交換しあう。

しばらくして、彼が口を離すと銀の糸を引く。

キスにより息が上がり頬も赤く染まっているホーリーエンジェルははとても艶やかな雰囲気を出していた。

その姿を見ていた彼も興奮を抑えられず、今度は乳首に吸い付くように口に含み、それと同時に空いた手でもう片方の胸も揉みはじめた。

彼は柔らかな感触を楽しむかのように何度も大きな胸を下から持ち上げるように掴む。

自分の大きな胸に夢中になる彼を見てホーリーエンジェルは嬉しい気持ちになった。

しばらくすると彼は手を下へと移動させ、スカートの中へ侵入すると太ももを撫でながら足の付け根の方へ移動させていく。

そして下着の上に触れる。

そこは既に湿っていた。

彼は指先でなぞるような動きを繰り返す。

(ああっ……ダメぇ……)

ホーリーエンジェルは声を出しそうになるのを必死に抑えるが、その様子を見た彼はさらに激しく動かす。

刺激を受けたホーリーエンジェルの体がビクンッと跳ね、秘所から大量の愛液が流れ出す。

彼は十分に濡れたことを確認すると指を中に入れ、ホーリーエンジェルの膣内をかき回しはじめる。

クチュクチュという水音が鳴り響き、ホーリーエンジェルは恥ずかしくなり両手で顔を隠した。

やがて限界に達したホーリーエンジェルは体を弓なりにして絶頂を迎える。

ホーリーエンジェルが呼吸を整えていると、彼はズボンを脱ぎだし大きく膨れ上がったモノを取り出した。

それを見たホーリーエンジェルはごくりと唾を飲み込むが、すぐに笑顔を浮かべながら彼に挿入を促した。

「きて♡」

その言葉を聞いた彼は大きく膨れ上がったモノをホーリーエンジェルの秘所にあてがい…挿入をはじめる。

狭い膣内を少しずつ押し広げながら彼のモノが入ってくる。

ホーリーエンジェルは押し広げられる圧迫感に耐えながらも笑顔を絶やさず受け入れた。

彼のモノがホーリーエンジェルの膣内を進んでいくと何かがそれ以上の侵入を拒むようにぶつかる。

それはホーリーエンジェルの膣内にとって最後の砦である処女膜であった。

彼は驚きホーリーエンジェルに目を向けると、ホーリーエンジェルは「ふふ……私の処女膜…破って♡」と言った。

ホーリーエンジェルの言葉に彼は優しく微笑み返すと一気に腰を前に押し出し、ホーリーエンジェルの処女を奪う。

「んっ……!」

ブチィと何かが破れる感覚と共に激痛が走り、ホーリーエンジェルの目尻には大粒の涙が浮かぶ。

それを見た彼は慌てて引き抜こうとするが、ホーリーエンジェルは脚を体に絡めて離れないようにする。

「実はね……私…今まで男の人とお付き合いした経験ないんだ……だから……あなたが初めてで……すごく嬉しい…………お願い……最後までして……?」

そう言ってホーリーエンジェルは自ら唇を重ねた。

ホーリーエンジェルの健気な態度に彼は我慢できなくなりかけたが、理性を総動員して何とか抑え込みホーリーエンジェルが落ち着くのを待つ。

数分後、ホーリーエンジェルが落ち着いてきたのを確認し、彼はゆっくりと挿入を再開させる。

今度はホーリーエンジェルも痛みを感じることはなく、彼が根元まで入ったことを伝えるとホーリーエンジェルは嬉しそうな表情を見せた。

そして、ゆっくりではあるがピストン運動を始める。

「あん!……やん!……はぁ……はぅ……ひゃうん!!」

動くたびにホーリーエンジェルは喘ぐが、それは苦痛ではなく快楽によるものだということはすぐに分かった。

なぜなら、彼女の顔は蕩けきっており、口からは甘い吐息が漏れていたからだ。

「ねぇ……もっとぉ……動いていいよ……?……あなたの好きなようにして……?」

ホーリーエンジェルの要望に応え、彼は徐々にペースを上げていった。

パンッ!パァン!!ズブッ!!!グチャッグチョッ!!

肌同士がぶつかり合う音と結合部からの水音が部屋に響く。

「あっ……んんっ…ん!」

ホーリーエンジェルは必死に声を抑えようとするが、押し寄せてくる快感には勝てずどうしても出てしまう。

そんなホーリーエンジェルの声と肌同士がぶつかり合うたびに大きく揺れ動く胸……視覚と聴覚…そして下半身の締め付けによって彼は限界に達しようとしていた。

そして、ついにその時が訪れた。

「んんっ!!!んんんん〜〜〜っっっっ!!!」

その瞬間、ホーリーエンジェルは背筋を大きく反らしながら痙攣を起こし、同時に彼のモノを強く締め付ける。

その強い刺激に耐えきれず、彼は思い切り子宮口を突き上げた状態で射精を開始した。

ドクッドクッと脈打ちながら放たれ続ける精液をホーリーエンジェルは一滴残らず受け止めていく。

(……これが中出しの感覚……熱いものが広がっていくのが分かる……とても幸せな気分だわ……)

全てを出し終えた後、彼は己のモノをゆっくりと引き抜くと入りきらなかった白濁液が溢れ出てきた。

「どうだった……かな……気持ちよかった?」

ホーリーエンジェルは上体を起こしながら彼に感想を求めると、彼は顔を真っ赤に染めながら俯くだけだった。

その姿を見たホーリーエンジェルはクスリと笑い、彼の耳元に口を寄せて囁いた。

「いっぱい出たね……♡これだけ出されたら…みんなのアイドルホーリーエンジェルから…貴方だけのホーリーエンジェルになるのも時間の問題かな♡」

その言葉を聞いて彼のモノは再び大きくなり、それを見たホーリーエンジェルは妖艶な笑みを浮かべた…







翌朝、目を覚ましたホーリーエンジェルは隣で寝ている彼の頭を撫でる。

昨日はあんなにも激しく求めてきたのに今はまるで子供のようにすやすや眠っている姿を見るとつい微笑ましくなってしまう。

彼を起こさないようにそっとベッドから降りようとすると、後ろから抱きつかれベッドの中に引きずり込まれた。

「きゃっ!?もう……起きちゃったの……?」

彼はまだ眠いのか返事とも言えないような声を出しながらさらに強く抱きしめ、そのまま再び眠りについた。

(ふふっ……かわいい……)

ホーリーエンジェルは幸せを感じつつ、自分も二度寝をすることに決めた。

(もう少しだけこのままでもいいよね……)

こうして2人は幸せに包まれたまま朝を迎えたのであった。

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