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「まったく…一体何してるんだか……」



人口の光に照らされた大都会のビル群。そのビルを飛び回りながら黒髪の美女、I:Pマスカレーナは気だるげに呟きを漏らした。

マスカレーナと言えばこの街で、特に裏社会を生きるものなら知らない者はいない運び屋だ。

下手に関わると情報を抜き取られて敵対組織に転がり込むための手土産にされるだとか、彼女との契約を反故にしようものなら身を亡ぼすほどの報復を受けるだとか、そういった噂は後を絶たない。

この街でも五本の指に入る悪女。それが彼女、マスカレーナだ。

だがしかし、そんな彼女のそんな悪い噂も今は鳴りを潜めていた。

噂では、S‐Forceに目をつけられたとか、どこぞの成金に捕まって性奴隷にされてるだとか、そんな根も葉もない噂が幾つも流れている。

前者は特に間違っているわけではないのだが、実際はもっと別の理由があった。



「……はぁ、まさかここまであの子にハマっちゃうなんてねぇ…」



マスカレーナはビルの屋上で足を止め、物憂げに呟いた。

視線の先には自分と腐れ縁の何でも屋が合同で購入したアジトがあるビル。彼女たちがとある男子学生のために用意した場所である。

彼とは何度も身体を重ね、情事に耽ってきた。

あくまで遊びの関係として付き合っていくつもりだった。ただの一般人である彼が、私のせいで誰かに狙われるようなことはあってはならない。だからこそ、彼がどれ程自分たちに恋い焦がれようとも、その想いに応えるつもりはなかった。

しかし、今になっては部屋を買い与えるほどに入れ込んでしまっている。



「恋愛なんてあたしが出来るわけないのに……まったく、バカみたい」



マスカレーナはそう自嘲すると、そのままアジトへと入っていく。

ただ、その表情はどこか柔らかかった。







一方、件の男子学生はというと、今アルバイトを終えて帰路についていた。

以前住んでいたところよりも広い部屋をマスカレーナ達に買い与えられ、食費まで彼女たちが出すと言われていたのだが、何とかアルバイトも続けて自分でも金を出すようにしていた。

情事では彼女たちに甘やかされることが多いが、さすが生活まで甘やかされるわけにはいかない。

そんなことを考え、マスカレーナ達から買い与えられた部屋に着く。

鍵を開けて扉を開く。彼の瞳に映ったのは、視界いっぱいに広がる草原だった。



「あら、おかえりなさい」



遠くからマスカレーナの声が聞こえる。しかし、その姿は一向に見えない。目をゴシゴシと擦ってからもう一度開ける。

そこに広がっていたのはやはり草原で、部屋に置いていたはずの家具も、見つからない。



「あっ…そっか。ちょっと調整をミスったわね…ちょっと待ってて」



マスカレーナの声が再び聞こえ、彼女の言うとおりにすると、草原の景色が突然消え、いつもの部屋が視界に映る。

マスカレーナも部屋の中央に姿を現し、彼女のすぐそばには仰々しい機械が置かれていた。



「ごめんね〜?仕事で扱う品の機能の確認をしてたのよ。運んでる途中に壊れてたら契約違反になっちゃうしね〜」



マスカレーナがそう説明する中、男子学生はその機会を様々な角度で眺める。

機械に夢中になっている彼にマスカレーナは頬を少し膨らませて、自分にも構えと言わんばかりの視線を送っていた。



「ふ〜ん…あんたってば、こういうのに興味があるの?せっかくお姉さんがバイトで疲れてるあんたをお出迎えしてあげたっていうのにさ〜」



マスカレーナがわざと恩着せがましい言い方で男子学生に近付いていき、彼の肩に顎を乗せる。

彼は急に顔を赤くし、慌てふためいた。



「なによ〜そんなに顔を赤くして〜♡お姉さんとエッチしてる時はあんなに甘えてくるくせに〜♡」



マスカレーナにからかわれた男子学生は顔をさらに真っ赤にして俯く。その様子を見て彼女はクスクスと笑った。

彼と出会ってかなりの期間が経っているというのに、普段の彼はいまだにマスカレーナ達と話す時に緊張している。

彼女としてはそんなところもかわいらしく、飽きが来ないでいられる理由の一つだったりするのだが。



「あんたってこういう機械とかに興味あるんだ…なんか意外ね〜」マスカレーナが彼の肩に顎を乗せながらそう言った。男子学生は気恥ずかしそうに頭を搔く。

「最近どっかの馬鹿な富豪が企業機密を盗まれたらしくてさ〜。死に物狂いで犯人の怪盗たちを探してるらしいけど、その隙にライバル企業がその機密をもとこれを作ったのよ」



そう言ってマスカレーナは件の機械を操作する。すると、その機械からホログラムが投影され、再び部屋が草原へと変わった。



「立体映像投射装置って言うんだって。これの動作確認をしてたの。わかる?ちゃんと草の感触がするのよ?」



マスカレーナに言われて男子学生はその草に手を伸ばす。するとまるで本物の草に触れたような感触が伝わってきた。

思わず目を輝かせる男子学生にマスカレーナは満足そうに笑う。



「すごいでしょ〜♡あんたがこういうのに興味あるなら、もっといろいろ見せてあげるわよ?」



そう言って彼女は機械を操作していく。すると今度は学校の教室の光景に変わる。

学習机が並んでおり、まるで本物の教室のようだ。男子学生が目を輝かせて机に触れると、机の感触が手に伝わる。



「ちゃんと機能してるみたいね。ほら、ここ座ってみて」



マスカレーナに言われるままに男子学生が椅子に座る。この椅子もまた立体映像のはずなのに本物のようで、座り心地もしっかりとしていた。

マスカレーナはそんな彼の膝の上に尻をのせる。柔らかい感触に男子学生は驚き、身体を強張らせた。



「もう…そんなに緊張しなくたっていいのに…んちゅ……♡」



マスカレーナは男子学生の唇に自身の唇を重ねた。そしてそのまま舌を彼の口内に滑り込ませる。

ねっとりとした舌が彼の舌に絡みつき、その感触を楽しんだ。



「んちゅっ……れろっ……♡はぁむ……♡」



唇を離すと、唾液の橋が二人を繋ぎ、すぐに崩壊した。男子学生の顔は真っ赤に染まり、目もトロンとしている。

そんな彼をマスカレーナは愛おしそうな目で見つめて頭を撫でた。



「かわいい……ふふふっ♡今日もバイト頑張ってきたんでしょ?だから、お姉さんが癒やしてあ・げ・る♡」

マスカレーナはそう微笑むと、再び男子学生の唇を奪った。

実のところ、彼がバイトを続ける理由はここにもあった。こうしてバイトを終えて疲れ切った体を、彼女たちに癒やしてもらうことに、彼は夢中になっているのだ。



「ちゅぷっ……れろれろっ……♡はぁむ……♡」



マスカレーナの舌が彼の口内を蹂躙する。舌を絡ませ、歯茎を舐め回し、唾液を啜った。

そして今度は彼がマスカレーナの口内に自身の舌を入れると、彼女もそれに応えた。舌と舌が絡み合い、淫靡な音を立てる。

二人の唇からは唾液が漏れて顎を伝い、胸元へと滴り落ちていく。その様はまるで一つの生き物のようだ。



「ぷはっ♡……どうする…?このままベッドに行ってエッチしちゃうのもいいんだけど…♡せっかくなら、これの動作チェックに付き合ってほしいんだけど……」



そう言ってマスカレーナは投射装置の方に視線を送る。

動作チェック…これから二人で始めることとはどうにも結び付かない言葉だった。男子学生は戸惑いながらも、彼女の言葉に従うことにした。



「付き合ってくれるんだ…♡それじゃあちょっと待ってて。あたしも準備してくるから」



マスカレーナは立ち上がると、彼女の自室に入っていく。その間、男子学生は立体映像で映し出された教室を眺めていた。

普段彼が授業を受けている教室となんら変わらないその景色に、思わず彼は心を躍らせた。



「お待たせ〜♪それじゃあ、始めるわよ〜」



準備を終えたマスカレーナが戻ってきた。彼女の服装はかなり露出度の高い学生服だった。ブラウスは丈が短いうえにボタンはすべて外され、下部を結んでいるだけ。当然、臍や派手な色の下着がしっかりと見えてしまっている。

スカートもかなり短く、少しでも屈もうものなら下着が見えてしまいそうだ。

所謂ギャルと呼ばれるような、その中でも特に性に奔放そうな女子高生が来ていそうな改造制服。男子学生はそんな装いのマスカレーナに興奮を隠しきれなかった。



「えへっ♡こういうの……好きでしょ?流石にあたしの歳じゃ結構きついかな……」



マスカレーナは自分の装いを見下ろし、自嘲するように笑う。しかし、男子学生にとってはその服装はむしろ彼女の魅力を引き立てていた。

以前、もう一人のセフレのハンディーレディも同じように学生服を着て見せてくれたことがあったが、彼女とはまた違った魅力があった。その扇情的なマスカレーナの姿に、男子学生の股間は今にもはち切れそうなほど膨張していた。



「あはは♡どうやら杞憂だったみたいね♡こんなにガッチガチに勃起させちゃってさ〜♡そんなにあたしとエッチしたかったんだ♡」



再び男子学生の膝上に座ると、彼のズボンにできたテントを手で撫でる。その刺激に彼も思わず声を漏らし、マスカレーナもそれにクスクスと笑った。



「オタク君ってば、そんな可愛い声出しちゃって♡そんなにシたいんなら……ほら、いいわよ♡」



マスカレーナはそう言うとブラウスの胸元を下着ごとはだけ、そのたわわな果実を男子学生に見せつけた。

オタク君という呼ばれ方に彼は疑問符を浮かべながらも、その果実に顔をうずめ、吸い付いた。



「あんっ♡もう……♡そんながっつかなくてもちゃんとさせてあげるわよ♡ほぉら♡」



マスカレーナは男子学生の頭を撫でながら自身の乳房を押し付ける。柔らかく張りのある感触が顔いっぱいに広がり、幸せな気分になる。

彼は息苦しくならないように、それでいて彼女の胸の感触を堪能できるように柔肉を頬で歪めたり手で揉みしだいたりしながら、その先端を舌で味わう。



「オタクく〜ん♡赤ちゃんみたいに同級生のおっぱい吸ってさ〜♡恥ずかしくないの〜?」



マスカレーナにそう言われ、彼はようやく、教室で同級生と情事にふけるというシチュエーションでエッチがしたいという意図なのだと

理解した。



「んふふっ♡やっとわかったんだ♡それで、どう?放課後の教室で同級生にお願いしてエッチするっていうのは?」



マスカレーナは意地悪そうに笑い、男子学生に尋ねる。彼は何度も首を縦に降って感動を伝える。



「やばっ♡オタク君必死すぎ♡ちょっと気持ち悪いって〜♡」



そんな言葉とは裏腹に、マスカレーナの顔は満面の笑みだった。それでも彼を揶揄うように身体を動かし、そのたわわな果実を揺らす。

男子学生が乳房から口を離そうとせずに、その身体を堪能する。

彼女らの乳房をしゃぶることは、もはや彼にとって日常に一部になりつつあるが、それでもその快感に飽きがこないでいる。それもこうしてお互い制服姿でできるとあれば、尚更だ。



「でもさ〜せっかくの教室でのエッチなんだから、いつもと違うこともしたくない?例えば〜♡」



マスカレーナは彼の手を取って自身のスカートの中に招き入れる。指先にぐちゅっと湿った感触が伝わり、男子学生は驚いて顔を上げた。

マスカレーナは頬を赤く染めて目を逸らす。しかし、その奥にある期待感は隠しきれていなかった。



「こうしてあたしのオマンコも気持ちよくしてみてよ♡ね?お願い♡」



マスカレーナは両手でスカートを持ち上げて下着を露わにする。そこに男子学生は手を忍ばせて、その淫裂にあてがった。



「はじめっからグチュグチュしちゃだめだからね?ゆっくり慣らすようにして……んっ♡そうそう♡なかなかうまいじゃん♡」



マスカレーナは男子学生の頭を撫でながら誉める。彼も褒められて喜んでいるが、指の動きを激しくするということはせずに彼女に言われたように優しく愛撫する。

マスカレーナはその愛撫に声を漏らしながらも、さらに彼を指導するように言葉を続ける。



「はぁっ♡……ねぇ、オタク君♡ここも触ってほしいんだけど……♡」



マスカレーナは男子学生の手を取って、自身の陰核に触れさせる。彼は一瞬驚いたが、言われるままに指先で陰核を擦った。



「んあっ♡そうっ♡ちゃんと覚えておいてよ?ここがあたしの弱いところ♡」



マスカレーナの陰核は興奮によって肥大し、硬く勃起していた。擦る度に彼女の口から嬌声が漏れる。



「ふふっ♡オタク君、結構上手だね?あたしが相手した奴らの中でも結構うまいかも♡まぁまだ一番ってわけじゃなさそうだけどね〜♡」



マスカレーナの言葉に、思わず男子学生は手を止め、乳房を吸うことも一度やめてしまった。

当然彼女の初めてが自分でないことぐらい、彼は知っている。しかし、こうして改めて口に出されると、どうしてもショックを受けてしまう。



「なに?あたしが処女じゃないってことぐらいわかってたでしょ?まぁ安心してよ♡別に誰かと付き合ってるわけじゃなくて、ただのエンコーだし。お金のためにやってんだから」



マスカレーナは昔を思い出すかのよう目をして、笑った。



「でもさ、結構楽しいよ?この前なんか先生ともしたし♡先生もあんたみたいにあたしのおっぱいをしゃぶってきてさ〜♡結構強く噛まれちゃってさ……しばらく跡が消えなかったんだから」



マスカレーナの口から出るのは、彼女にとってはなんでもないことなのかもしれない。しかし、男子学生にとってはそうではなかった。

まるで自分のように、彼女のおっぱいをしゃぶりつくした相手がいる。そう思うと、彼は胸にざわつきを覚えた。



「授業中、黒板に問題の答えを書くように言われてさ、黒板の所まで行ったら教壇で隠してあたしのお尻を揉んでくるの♡授業中だから真面目そうにしてるけど、必死にセックスさせろセックスさせろってアピールしてきてさ〜♡本当、あれはウケたわ〜」



マスカレーナはそう笑っているが、男子学生にとっては笑いごとではない。あくまでシチュエーションのリアリティを高めるためのネタだろうが、それでもまるで事実のような話し方をされればどうしても気になってしまう。



「あれ?どうしたのオタク君?いきなり強く揉み始めて……まさか、嫉妬しちゃった?」



図星だった。しかし、彼は何も言えずただ彼女を貪り尽くすしかなかった。

そんな男子学生にマスカレーナはニヤッと笑みを見せ、彼の内ももを指でなぞるように撫で回す。



「それで…先生を揶揄ってあげようと、こうして先生のズボン越しにチンポをカリカリしてあげたり……♡」



マスカレーナは自身で口にしたことと同じことを男子学生にも実践する。男子学生は彼女の制服のズボンにできたテントの先端を、同じように弄った。



「こんな風にカリカリって♡…との先っちょがじわじわ滲んじゃってさ〜♡何ともなさそうな顔してても鼻息を荒くしちゃってんの♡それおかしいのなんの♡」



マスカレーナは楽しそうに語るなかで、男子学生がその話を聞き続けることに限界がきていることは察していた。

だから彼女は彼の身体を責めることを続けながら、彼の耳元に口を近づける。



「ほかの男の話が嫌なら…もうしちゃう…?生ハメエッチ♡」



マスカレーナは男子学生の返答を聞く前から、彼のベルトを緩めて制服を脱がせていく。すでに準備万端になったそれを外に出すと、彼女は机に手を着いて、もう片方の手で秘裂を開いて見せる。



「ほら、このヌルヌルのオマンコにあんたのおちんぽぶち込んで♡一番奥でビューってザーメン吐き出してよ♡」



彼女は淫らな笑みを浮かべ、膣から愛液を溢れさせる。さらに尻たぶを左右に振り、彼の興奮を煽っていく。

男子学生はマスカレーナの期待に応えるかのように、その濡れた穴に自身の肉棒を突き入れた。



「あっ♡きたきたっ♡やっぱオタク君のおちんぽ……いいっ♡あんっ♡」



男子学生はマスカレーナの腕を掴み、乱暴に腰を打ち付ける。いつもよりも激しく突かれ、マスカレーナも腰をくねらせて彼に応えていった。



「はぁっ♡オタク君…ちょっといつもより情熱的じゃない…♡そんなにあたしの話で独占欲出ちゃったの?あはっ♡可愛いじゃん♡」



男子学生がマスカレーナを突けば突くほど、彼女の膣は締まりを強くしていく。さらに彼女の方からも腰を振り、彼のペニスに快感を与えていく。



「んんっ♡いいっ……これ好きっ……♡あぁっ♡もっと突いていいよ……♡」



二人は激しい性交の中で、自然と顔を近づけ唇を重ねていた。舌を絡ませ唾液を交換しながら、腰を振ることに没頭する。



「ちゅっ♡れろっ♡んじゅるぅううっ♡はっ……♡オタク君…♡キスもまた上手くなってる♡あいつとたくさん練習したの?」



男子学生はマスカレーナの言葉に小さく頷き、さらに腰を振る。

この部屋に彼が引っ越した日のことを思い出して、マスカレーナはすこし表情を曇らせる。

自分が促したとはいえ、彼と他の女がセックスしている自分を差し置いて情熱的にキスをしていたというのは、どうにも咬ませ犬にされたような気持ちになってしまう。

彼女にもまた小さな嫉妬心が生まれ、再び彼とキスをすると、いたずらっぽい笑みで口を開く。



「じゅる♡れろ…♡ほんと…この前の不良とは大違い♡あいつは本当に顔と話術だけで、テクなんかからっきしだったもん♡あむっ♡」



再びほかの男との行為を話すマスカレーナに、男子学生もまた切なそうな表情を浮かべる。

それが面白いのか、マスカレーナは腰を揺らしながらさらに言葉を続ける。



「あはっ♡ちょっとぐらいは期待してたんだけどね〜結局うまくなった気になってるって感じ?まぁ、あいつとオタク君が比べるのもおこがましいか♡オタク君に比べたら全然大したことない奴だったし♡」



男子学生を焚きつけすぎてしまったのか、腰のペースが上がる。マスカレーナの嬌声も徐々に大きくなっていく。

絶頂を迎えないように耐えながら、マスカレーナは笑顔で彼の方を見る。



「ああっ♡いいっ♡…オタク君、またやきもち〜?安心してよ…なんたって、あたしが生でエッチしたいって思うのは……オタク君だけだもん♡」



その言葉に、男子学生は激しく突き入れ、子宮口を押し上げる。マスカレーナは喘ぎながらその身を彼の身体に預ける。

マスカレーナは彼に唇を寄せてキスをする。



「はぁ……♡んんっ♡オタク君……♡そろそろイキそう?いいよ……あたしの一番奥で思いっきり射精して♡あはぁっ♡」



男子学生はマスカレーナの身体を抱きしめて、腰を深く押し付ける。その感覚にマスカレーナも身体を震わせた。



「イクっ♡イクゥ♡んううっ♡ああっ♡」



二人の腰が密着した状態で、熱いものが注ぎ込まれる。子宮に精液が浴びせられる感覚に、マスカレーナも絶頂を迎えた。



「はあぁっ……♡オタク君の精液……♡たくさん射精てる……♡」



男子学生に背後から抱かれたまま、身体を痙攣させるマスカレーナ。再び彼とキスをしながら、その余韻に浸るのだった。









それから2時間ほど経ち、二人は裸でベッドに寝る。その身を腕で抱き合い、脚を絡めあう。

あの後の何度もその身体を激しく求めあい、ようやく落ち着きを取り戻したところだった。



「ちょっと意地悪しすぎちゃったわね〜こんなに甘えん坊になっちゃってさ……でも、あたしが身売りをしてたのは本当よ?昔はそうやるしかなかったし……」



マスカレーナがなぜあんなことを行為中にしたのか。それはお互いの想いにセーブをかけるためだったのかもしれない。

いつか終りを見つけなければいけないこの関係に、自分たちは底なし沼に沈んでいくかのようにこの快楽に堕ちてしまっている。

だからこそ、自分が嫌われることになったとしても、一つ予防線を張っておきたかったのだろう。



「んちゅっ……!?」



そんなマスカレーナに男子学生は何も言わずに唇を重ねた。舌を入れることはしない優しいキス。

「そんなこと全く気にしない」唇を放して彼はそう言う。

マスカレーナはそんな彼の額を指で小突く。



「生意気。さっきまであんなに独占欲爆発させておいてよく言うわ……」



マスカレーナはそう悪態づくと、彼の頭を自分の胸元に寄せる。男子学生も抵抗することはせずに、その母性の象徴を堪能する。

マスカレーナはその紅潮した顔を彼に見せまいと、より強く彼の頭を抱く。



「まぁ…安心してよ……ほかでもない可愛い君のためなら、しばらく援交は控えてあげる…♡」



マスカレーナが彼の頭をなでる。男子学生も、その言葉に安心したようでマスカレーナの乳房に甘える。

実際、マスカレーナもハンディーレディも彼との関係を持ってからは、どれほど金を積まれたところでそういった仕事は断るようにしていたのだが、彼の言葉を何度も頭の中で反芻して笑みをこぼす一方で、うまく切り離すことが出来ず、今もなお大きくなっていく彼への性欲以上の感情に、頭を悩ませるのであった。

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