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ある世界の果てにある小さな神殿

その神殿の中で蠢く影があった

それは人の形をした影と、人とは異なり大きな異形の姿をした影の2つが交わって1つの影になっていたのだ



「あなた…♥私の愛しいあなた…♥」

人の影の正体は見る者全てを魅力しかねないほどの美貌を持った美しき神…美神ルインであった

その人知を超えた美しさを持つルインは心はもう1つの異形の影だけに向けられていた

その異形の影の正体はルインをゆうに超え、見る者に悍ましさと嫌悪感を抱かせる巨大な虫…デビルドーザーであった





破滅を告げる美神ルインと異形の虫たるデビルドーザーとの出会いは彼女の対となる存在である終焉の覇王デミスから始まった



ルインが世界を造り、その世界に飽きが来ると破滅を告げ、程なくしてデミスが世界を砕き終焉させ、そしてルインが再び造り直しては破滅を告げる

破壊と創造、この世界は二柱の神によって繰り返し続けていた



ある世界でデミスが世界を破壊する際に世界が終わる最期の時まで懸命に生き足掻いていた生命があり、デミスの目に留まった

それこそが異形の大百足ことデビルドーザーであった

デミスの対となり、世界を造ったルインの破滅へのや宣告はその世界の生命全てに生への諦めを促し穏やかに終焉を受け入れるものであった

だがデミスの眼の前にいる生物はそんな宣告をものともせずに、砕かれ終焉を迎えつつある世界でただ一匹足掻いていた

デミスはその姿に気に入り世界から掬い上げると残って世界を宣告通りに砕いて終焉させルインの元に連れていった



世界が壊され無へと還った空間で形だけの神殿に佇むルインはデミスが生命あるものを連れてきた事に大いに驚き、興味が湧くと人間なら嫌悪感を抱くような見た目も気にせずにデミスからドーザーを引き取ると側においた

そしてデミスが眠りつくと言い無の空間に溶け消えた後、連れてこられたドーザーはルインから発する威光にたじろいだが、すぐにギチギチを顎を鳴らして警戒する

ルインは自身を前にしてもなお足掻き立ち向かおうとする姿にフフッと笑い

「安心なさい、貴方を害するつもりはないわ」

そう言うと手に食料みたいな物を造りドーザーに差し出す

ドーザーは恐る恐ると近づいて観察する、そしてルインに敵意が無いことを悟るとその手にあるものを頬張った

「ほら…たんとお食べ」

ルインの手から生み出される食料にドーザーは次第に夢中にありつく

ルインは生きるために必死に食料にありつくその様子をただただ見つめていた



それからルインはドーザーと共に時間の概念すらない無の空間にある神殿で過ごした

永遠とも言える時間を過ごすうちにドーザーはすっかりルインに懐き、ルインもまたデミス以外で初めてこの場所に来た生命であるドーザーを可愛がり異形ながらもその逞しい生命に魅せられた



そして程なくしてその関係は変化していった

空腹を満たされたドーザーは次は次代を残そうと共にいるうちにルインを雌として認識し性欲を向け、ルインも今まで美神として人の営みを見守り崇められることはあれど自身を1人の女性としてまた雌として初めて求められるのは無かったので

「フフッ…美神たる私とそんなに交わりたいのか?全く恐れ知らずなやつだ」

内心でドキドキしながらもどこか期待するような声で異形の百足に問いた

するとドーザーはギチギチと顎を鳴らしてスリスリとルインに優しく頭を擦りつけ求愛するとルインはドーザーを抱きしめ求愛に答えた



ーパサッ…

「ほら…存分に見るがいい♥」

衣服を脱いだルインは美神の名に違わぬ絶世の裸体を惜しげなく目の前の異形に見せつける

するとドーザーは頭を近づけ口から舌のような器官を出すとルインの身体をれろっと舐め回す

「んっ♥ほら…もっと味わえ♥」

舐め回すドーザーの頭を撫で撫でしながらも時折来る快楽に「んっ♥」と言葉を漏らす

そしてドーザーは口をルインの形良くプルン♥した胸をかぷっ♥と口に含める舌を巻き付け

ージュルルッ♥

「んお゛ぉぉぉっ!♥おっぱい吸われてるぅぅ!♥♥」

勢いよく吸いあげるとルインは胸に優しく齧り付くドーザーの頭を抱きしめて股から愛液の潮を噴出させながら初めての絶頂を味わった

「おっ…♥ひっ…♥これが、イくということか」

初めての感覚を味わうルインはドーザーに視線を向けると

「そうか…お前にイかされたのか…ふふ♥」

艶めかしくも美しい脚から愛液を垂れ流してガクガクさせるルインは初めて味わう快楽に立てず、ドーザーに縋るように抱きついて姿勢を保つ



「この感覚…癖になりそうだ♥どうやら私も神でなく雌としてお前を欲しているようだ♥」

目の前の生物からもたらされた快楽にルインは神でなく雌としてドーザーを求めていることに気づくと今まで自分が持ったことのない感情がルインの心を埋めていく

「そうか…これが恋というものか…」

それはルインがかつて破滅させた世界で見た人が相手を想い愛する感情だと気づく

そしてその感情を人でなく異形の生物からもたらされた事にルインは「ふふっ♥」と微笑む

「どうやら私はお前を愛してしまったようだ…♥」

自身の想いを知ったルインはドーザーから手を解くと床に寝転がると

「さぁ…♥私を抱いてくれ私の愛しい雄よ…♥」

美しい脚を開脚させ秘部をくぱぁ♥と広げる



ルインの煽情的な姿にドーザーもとある変化を見せる

ービキッビキッ

それは下腹部から人の物もとは大きさも太さもかけ離れた異形の生殖器だった

「あぁ…♥なんて逞しい…♥」

ルインはドーザーが自身に欲情していることに嬉しさと自身の知る人のモノとはあまりにもかけ離れたグロテスクで、しかし野生的な力強さと逞しさを漂わせる生殖器に劣情こみ上げ鼓動が早くなる

そしてドーザーは寝転がるルインに覆いかぶさるように跨がると、その凶暴な生殖器をルインの秘部にこすりつける

「ふぅぅぅ♥とても熱くて火傷しそう…♥」

ルインは跨がるドーザーに抱きつくと優しく囁いた

「さぁ…♥私を貴方の思うままに愛して♥」

その言葉にドーザーは勢いよく生殖器をルインの割れ目向けて突き挿した



ーズブゥゥゥッ!♥

「い゛っ!♥貴方の太いのが入ってくるぅぅっ!♥」

あまりにも太く、長くて悍ましいドーザーの生殖器が音を立ててルインの腟内に侵入する

人間なら裂けてしまうほどのモノだが、美神であるルインの秘部はミチミチと快楽を伝えながら広がりドーザーの形を覚えながら受け入れていく

「痛いのに気持ちいいっ♥私の腟内に貴方が刻まれていくぅぅっ!♥♥」

ドーザーの生殖器がルインの腟内を進むたびにボコッ♥ボコッ♥を下腹部を盛り上げて痛みと快楽で喘ぐ雌に自身の形を教えていく

途中で何かがブチッと破れる感覚がしたが、それすら快楽として感じるルインにはどうでもいいことだった

未知なる快楽に洸惚とするルインを尻目に異形の肉棒はズンズンと進み

ーゴチュ…!♥

「お゛っ…♥」

彼女の最奥に到達すると腟壁にぶつかってようやく動きを止めた



「はぁぁぁ…♥ふぅぅ…ん、んむっ♥」

息を整えるルインにドーザーは首を丸めて頭をルインと向き合わせると口から舌を伸ばして彼女の口に侵入させる

ルインは口内に侵入したドーザーの舌に自身の舌を絡ませると徐々にルインも顔をドーザーに近づけ、1人と1匹は長いキスを交わす

「ぷはっ♥これが…愛しい者と行う命の営み♥」

ルインは目の前と異形と身も心も繋がった事に胸が熱くなった



そして呼吸を整えたルインは動きを止めてこちらを伺うドーザーの頭を撫でる

「美神たる私をもっと荒々しく抱いてもいいのに気遣うなんて…愛しいやつめ♥」

ルインはドーザーの額にちゅっ♥とキスをすると両手両脚でドーザーの身体にしがみつく

「いいぞ…♥私の愛しい"あなた"♥」

ルインの口から紡がれた言葉にドーザーは動きを再開させる

ードチュ!♥ドチュ!♥

「お゛っ!♥ぎぃっ♥」

もはや遠慮なく、目の前の番いと次代を残すため本能に従い荒々しく極上の雌を貪り始める

ドーザーがピストンするごとにルインの腟内を悍ましくも逞しい生殖器が彼女の子宮をめった刺しにする

ーゴチュ!♥ゴチュ!♥

「あ゛っ♥すごっ!♥ひぐぅ!♥」

あまりの刺激に一突きごとにルインの頭を快楽という名の電流が奔り、彼女も自身の雌としての想いに従ってより一層とドーザーに抱きつく



そしてドーザーはガチガチと何かの合図のように歯を鳴らすとルインはそれを察して叫ぶ

「来てっ♥私にあなたから命を宿らせてっ♥♥」

その言葉にドーザーは己の肉棒を強くルインに沈めるとゴキュン…♥と彼女の子宮口に叩きつけた肉棒は口を突き抜け子宮壁にゴリッ♥と押し付ける

「お゛ッ…!♥」

己の子宮にダイレクトに挿さった肉棒にルインは声を漏らすがすぐに

ードビュルルルルッ♥♥

「お゛ごぉぉぉっっ!!♥♥♥」

おびただしいほどの精液がルインの子宮に流し込まれる

瞬く間に膨れていくお腹にルインは快楽に喘ぎながら

「(あぁ…これが彼の命の元…♥)」

愛しい雄との行為にルインは温かな気持ちを抱いてドーザーの射精が収まるまで「〜♥」と強く抱きついた



「ハァ…♥ハァ…♥」

射精が収まるとルインは息を整える

「すごい…これが愛する雄との命の営み…♥」

おびただしい精液で膨れたお腹をうっとりとした顔で撫でるルイン

するとドーザーが再び首を曲げて顔を近づけるとルインも顔を近づけ

「んちゅ♥れろっ♥」

互いに夢中で口づけを交わす

そしてドーザーは長い口づけが終わると再び生殖器に熱が宿っていく

「あっ…♥」

膨れてお腹のままのルインだが、下半身に収まる異形の肉棒が元気になっていくとうっとりと顔を緩ませて抱きつく

「うん…♥私はもうお前の雌だからな…♥心ゆくまで交わり、いっぱいいっぱい交尾しよう♥♥」

抱きつく異形の番いになった事とこれからは1人でなく愛する雄と過ごせる未来に心を弾ませたルインはドーザーの額にキスをすると

「これから末永く一緒に…愛しいあなた♥」

その言葉と共に抱きつくと一組の雌雄は再び交わり始める

神から雌になったルインの身体では雌になったことで卵子が生まれ、そこにドーザーの精子が入り彼女の中でヂュッ♥と結ばれた…





ルインとドーザーが結ばれ、あれから時が経った神殿では

ーゴチュ♥ゴチュ♥

「いいっ♥あなたぁ♥もっと♥」

変わらずルインは異形の夫となったドーザーと交わっていた

ルインの身体はあの頃とは違い変化が訪れていた、ルインの想いに反応して彼女の美神としての力が彼女を目の前の雄に相応しい雌へと作り変える

絶世の容姿はそのままに、形の良かった胸は一回りも大きくなり黒ずんだ先端からは甘い香りのする母乳を垂れ流し

そのお腹は異形の雄であるドーザーの仔を宿して大きくボテッ♥と膨れ、時折幼虫が動きルインの内側がボコッボコッと弾んで母親のルインに刺激を送った

「い゛っ♥っぁ…♥あなたと私が紡いだ仔…♥」

ゴチュ♥ゴチュ♥と音を立てて突かれながらルインは激しく形を変えるお腹を愛おしく撫でる

その時不意にドーザーの肉棒がルインの奥まで突き挿すと

ードボッ♥ドボッ♥

「ッアアア!!♥♥あなたの温かいのが…んぎぃ!♥」

幼虫の宿る胎内に新たな精液を注ぐと、胎内の仔は喜んだのかドンッとルインの内側から跳ねると「おぎぃ!♥あはっ元気な仔♥」とルインの身体も絶頂と共に跳ねた



ーズポッ…プシッ

「んひっ♥…っ!う、産まれる…♥私から新たな命が産まれるっ♥」

ドーザーが生殖器を引き抜くとルインの割れ目から精液と共に羊水が流れ出す

愛しい番いとの仔が産まれる事にルインの頭は幸福感に包まれる

彼女は最大限に脚を開くと両手で夫のドーザーにしがみついて力をいれるとドーザーもルインを首を曲げてルインの頬を舌で撫で、ドーザーなりにルインを気遣うと「ありがとう…あなた♥」とルインは自身の舌を出してドーザーの舌と絡ませながら一際力を入れる

「ふっ!…んぎぃぃぃっ!♥♥」

ーズルン

出産の刺激すら未知なる快楽として感じるルインは絶頂の幸福感を味わいながらへその緒で繋がった大きく立派な百足の幼虫を出産した



「ハァ…♥ハァ…♥私の赤ちゃん…♥」

ルインは自分から産まれた存在が自分の愛する雄の容姿を持ち自身と緒で繋がってる事に安心感と多幸感に包まれる

そして我が子の幼虫を抱き寄せ、胸に這わせるとピチャピチャと啜り始める

「なんて愛しい…」

懸命に母乳を啜る幼虫を抱きしめるルインの股に温かいモノが触れる

「あっ…♥もうそんなに立派に…♥」

それはビキビキと反り勃つドーザーの生殖器であ り、へその緒が繋がったままのルインの割れ目にこすりつけ次の交尾を促す

元気な肉棒にルインの眼はうっとりと釘付けになると彼女の身体はすぐに熱を帯びる

「私はもう美神であると共にあなたの雌だ…だから…いっぱいあなたの仔を産もう♥」

ルインは片手で幼虫を抱きながらもう片手で夫の身体を抱きしめて割れ目をゆっくりと肉棒にズズッ♥と降ろしていく

「これから未来永劫よろしくね…愛しいあなた♥」

ルインは言葉と共に腰を一気に降ろして肉棒を咥えると次の命を紡ぐための営みを再開した…




おまけ 美神と百足の繁殖輪廻



美神兼ドーザーの番いとなったルインはドーザーと交わりながらもデミスと破滅と創造の役割を務めた

ただルインの担当する創造は番いとなってから少し変わり、ドーザーとの仔を創造した世界に旅立たせるとそのまま夫と一緒に住み

破滅が訪れるまでお互いに夢中に貪りどんどんと仔を送り出しながら見守った



もちろん初めの頃は破滅した世界と運命を共にした我が子に胸が割けそうになるが、番いとなったことでルインの側に片時も離れない夫のドーザーが妻の心を察して子作りにを促すとルインは悲しみを紛らわすように激しく盛った

そして創造と破滅を繰り返すうちにルインは自身の創造に手を加えていき、自身と夫の仔達が繁栄しつつもやがて来る破滅を穏やかに受け入れる世界を創るようになった

創られた世界の全てが人も虫も種族関係なく交尾することに遠慮がなく、また交尾で産まれる子も虫と人がバランス良く産まれるようになった



そんな世界でルインは定期的に夫と共に人々の前に降臨して繁栄の儀式として交尾と出産をお披露目するようになった

「ほらっ♥みんなに私達の仲を示しましょう♥」

降臨したルインの身体は初めて仔を産んだあの時からさらに変化していた

通算で百どころか千を超えるドーザーとの仔を産んだルインの肉体は完全に夫専用孕ませ幼虫産み産み美神ボティとなり、もう片手では持ちきれないほど大きくなった胸は黒ずんだ乳首を少し抓ると母乳がシャワーのように噴出し

常に臨月並み大きく膨れ蠢いているお腹は既に身籠っていようと新たに孕めるようになって多胎状態になり、常にドーザーの仔を身籠って胎が空くことはなかった



ルインを崇める多くの信徒の前でルインは夫の身体を掴むと見慣れながらも相変わらず立派で愛しい肉棒を自身の秘部に沈めていく

ードチュンッ!♥

「ん゛お゛ぉぉぉぉっ!♥♥」

一気に最奥まで収めると獣のような喘ぎ声を発しながらビュー♥ビュー♥と母乳を吹き出して信徒達に甘いシャワーを降らしながら絶頂する

「すごい…これがルイン様とドーザー様の生交尾♥」

「あん♥貴方もガチガチにして♥いいわ…ルイン様に見せつけよっ♥」

「ルイン様ぁ♥ドーザー様ぁ♥お二方の御子は立派な百足になりましたぁ♥♥」

ルインの交尾に反応するように周りも交尾を始める、中には臨月に近い者やルインとドーザーの仔の百足も混じっており互いに交尾を見せつけながら親子の交流を交わした

「もっと近くで見てぇ♥お乳も吸ってぇ♥」

信徒達の交尾の輪の中心で喘ぐルインに

「あぁ…♥ルイン様の天乳が降り注いでる♥」

「んくっ♥とても甘くて美味しいですルイン様♥」

「あぎっ♥旦那様はっ♥このお乳を吸ってこんなに立派になったんですね♥」

母乳のシャワーを浴びて洸惚とする者、直接口を当てて啜る者、もう番いとの交尾に夢中でそれどころですらない者と多種多様な反応を見せながら儀式はドーザーの射精で佳境に近づく



ードプッ♥ドプッ♥

「んぉぉぉっ!♥あなたの新しい仔を身籠っちゃうぅぅっ!♥♥」

ありったけの精液がルインに注がれるとただでさえ大きなお腹がさらに膨れてボコッ♥ボコッ♥と胎内の幼虫が暴れ出す

「なんて逞しく、そして美しい…♥」

「んひっ…♥絶対デキた…ルイン様と一緒に身籠った♥」

「待って旦那様…♥今抜いたら赤ちゃんが…んぎぃぃっ!♥♥」

周りの交尾も最高潮になり、そしてドーザーがズルッと秘部から肉棒を引き抜くとプシッとルインの割れ目から破水が始まる

「んひっ♥みんな♥私と愛しい彼の仔が産まれるのを見てぇ♥」

ルインは夫に変わらずしがみつきながら股を大きく広げると信徒達に見せつけ

「すごい…♥ルイン様の股から幼虫の頭が…♥」

「んちゅ♥んむっ♥交尾ぃ♥もっと孕むのぉ♥」

「ルイン様…♥私も一緒にあなたのお孫を産むので…どうか見届けてぇ♥」

そして

「「んぎぃぃぃっ!!♥♥♥」」

この世界に新たな命達が誕生した



「すごかった…♥この日の事は生涯忘れない♥」

「ねぇ…確実に孕みたいから…帰ったらまたシよ♥」

「ルイン様…ドーザー様…この娘がお二方に見守れて産まれた事を心から感謝します♥」

信徒達はそれぞれに感謝を述べるとそれぞれの家へと帰っていく

そして誰もいなくなった神殿では

ードチュン♥ドチュン♥

「あなたぁ♥もっと産むのぉ♥もっともっと♥」

ルインが産まれた幼虫を抱えて多胎状態であろうと空いた枠に新たな仔をせがんでドーザーとの交尾に夢中になっていた

「(私は幸せ者だ…これからも彼とずっと…ずっと…♥」

ルインはいつかこの世界も破滅が訪れるのを知りながらも番いとなり世界の枠から外れた愛する雄との繁殖を続けるだろう



世界は破滅しても新たな世界を創造し、そこで美神は愛する雄と新たな仔を産み続け、そして破滅が来ては創造して産み続ける繁殖輪廻を繰り返す…ずっと…やがて破滅も創造も超えて完全な無へと還るその時まで……

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