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作者:ベリーメロン


「フフフ♡怖がらなくていいのよぉ♡」
「どう見ても怖いですよね?だからこっちへどうぞ♡」

 少年は二人の少女に囲まれていた。
 片や下着とほぼ変わらない露出の高い衣装を着たピンクの髪の少女。その胸は慎ましいが包帯のような腰みのから覗く太ももは白く眩い。
 片やピンクの髪の少女に比べると豊満な胸を持った白髪の少女。左目を隠すその髪型は大人しそうにも見えるが、なんとも言えない危うい瞳をしている。

「こんな森の奥にまで来ちゃって……本当に悪い子ね?」
「もし悪いケダモノに食べられちゃったら大変ですから」

 冒険心に胸を躍らせて、あれよあれよと奥に進めば、気づいた時には周囲は真っ暗。
 路頭に迷って泣きべそをかいた少年を保護したのは彼女たちだった。
 案内された場所は夜だと言うのに何故か明るく、幻想的な場所。安心した少年は礼を述べながら疲れきった身体を休ませようとする。
 しかし

「そんな悪い子にはおしおきが必要かしら?」
「大丈夫ですよ♪痛いことはしませんから」

 流れるような手付きでシャツが脱がされる。短パンもさらりと脱がされればもはや簡素なパンツのみにされてしまった。
 混乱して怯える少年にフレシアもシトリスも微笑むだけで、ゆっくりと手を少年の幼い身体に這わせていく。

「大丈夫よ、安心してね?」

 まずは私からね?とシトリスに一声かけてから、フレシアはゆっくりと少年を抱き締めた。
 自分より少し年上程度の少女に抱き締められて少年はカチコチに硬直するが、薄さのわりに柔らかな胸の感触に別の場所が固くなってしまう。

「いいのよ、気にしなくて?私が気持ちよくしてあげる」

 パンツを盛り上げる膨らみを見てクスリと笑いながら、フレシアはゆっくりと最後の布を引き下ろしてしまった。
 さらけ出された少年の逸物にフレシアは愛おしそうに微笑み、今度は自らの乳房を恥じらいもなく晒していく。
 カァと頬を染める少年にフレシアはさらに微笑んだ。

「赤ちゃんみたいに吸い付いていいのよ?大丈夫、誰にも言わないし、私達だけのヒ・ミ・ツ♡」

 そんなことを言われても、少年はまだまだ異性に恥じらいを持つ年だった。
 しかしさらけ出されたフレシアの乳房から香る甘い匂いは、少年の喉をゴクリと鳴らさせる。まるで蜂蜜のような、果実を煮詰めて濃縮したジャムのような甘い香り。誘われるままに吸い付いてしまった少年は、さながら花に誘われた蝶とも言えただろ。

「あんっ……♡意外とダイタンね?」

 クスクス笑うフレシアは、少年の行動も咎めずに嬉しそうに微笑む。
 少年は吸い付いた途端に口の中に広がった甘露な蜜に夢中になっていた。
 赤ん坊のようにしゃぶりつく少年を一撫ですると、フレシアは彼の逸物に手を這わしていく。
 得も知れぬ感覚に驚いた少年だったが、脳も溶かすような甘い蜜を啜ることを優先してしまった。

「可愛いわね……私が気持ちよくしてあげる♪」

 フレシアは少年の脈打つソレをゆっくりと扱き始めた。自慰の経験もまだなかっただろう少年は、それだけで身体を震わせるが口に含んだものを離すことが出来ない。
 絶妙な感覚で、フレシアは割れ物を触るように少年のソレを優しく扱っていく。
 天にも昇るような快感は、すぐに終わることとなった。

「あら、もう出ちゃった?」

 自分の手をねっとり汚した白濁液を舐めとりながら、フレシアは少しだけ残念そうに呟いた。
 少年は初めての射精に身を強張らせたが、フレシアのゆったりとした声がすぐに落ち着かせていく。

「フフフ♪このままどーてー卒業しちゃおっか♪」
「ダメですよ?次はわたしの番ですから」

 フレシアがさらなる行為に進めようとした時、それをシトリスが遮る。
 いつの間にかシトリスも服をずらしており、放漫な胸の先端までが明かるく照らされていた。

「むぅ、仕方ないわね」
「先を譲ったんだから当然でしょう?」

 そう言われればフレシアも大人しく引き下がる。
 入れ替わるように少年のすぐ傍まで寄ってきたシトリスは、病的な瞳をしながらも躊躇なく少年の唇を奪い去った。

「んぅ♡ちゅぷぷ……ぷはぁっ♡わたしのキスはどうかしら?」

 いきなりファーストキスを奪われることとなった少年はすぐにパニックになったが、その異様に甘い蜜のような唾液はすぐに彼を落ち着かせてしまう。
 シトリスとのキスは少年にはあまりにも刺激的で、脳が蕩けそうになるほど壮絶なものでもあった。

「気持ちいいでしょう?もっと気持ちよくさせてあげますね♪」

 言いながら少年の股間に手を伸ばし、またもや固くなったソレを優しく触るシトリス。
 しかしフレシアとは違い、シトリスはその豊かな乳房で少年のモノを挟み込んでしまう。

「フレシアには真似が出来ないことですよ?パイズリって言うんです♪」

 後ろでフレシアが不機嫌そうに頬を膨らませていたが、シトリスは気にしない。
 その胸をゆっくりと揺すって少年のモノを擦りあげていく。

「んぅ……ちょっと滑りが悪いですねぇ?」

 ニヤリと笑うシトリスは、あろうことか少年のモノの先端に口付けを始めていく。そのままチロチロと舌先と唇で刺激しながら、唾液を伝わせるように乳房で塗りたくっていった。
 同時に少年の身体がさらに熱くなる。まるで熱湯を飲んだのかのように。その発生源はまさに唾液を垂らされて、舐めて、擦りあげられている少年のモノからだ。

「ちょーっと元気になってもらいました♪ビクビクしててかわいい……♡」

 言いながら少年の皮を被ったソレの先端を舌で弄り出すシトリス。
 ゆっくりと皮が捲られて敏感な部分がさらけ出されたが、不思議と痛みも何も感じなかった。
 あるのは蜂蜜のように甘く、底無し沼のように深い強烈すぎる快感だ。

「ほーら、頑張ってくださいね♡フレシアより長く……」

 シトリスは準備は終わったとばかりに激しく乳房を揺すり出していく。
 経験したことのない強烈な快楽に、少年の身体が我慢できるわけもなかった。

「んくっ……れろぉ……もう出ちゃいましたかぁ……でも美味し……♡」

 少年のソコが吐き出したモノをフレシアと同じく愛おしそうに舐めとって、咀嚼し、飲み干すシトリス。
 それが終われば今度は彼女の瞳が瞬いて、ゆっくりと少年に跨がろうと身を乗り出す。

「ねぇ、この子に決めてもらわない?」
「あ、それもいいですね♪」

 再び近寄ってきたフレシアが口を開けば、シトリスは名案とばかりに危うげに微笑んだ。
 混乱する少年の目の前で、少女たちは足を開いて座り込む。
 そんな風に座れば、非常に丈の短い腰布のその下は容易く丸見えとなってしまう。

「ちゃーんと見て?」
「怒りませんよ?むしろ見てください♡」

 咄嗟に顔を背けようとする少年をこちらに向かせるフレシアとシトリス。
 腰布の下にはあるべき布がなく、さらけ出された秘部が丸見えだった。
 彼女たちは少年を近くに呼んで、さらに囁きかける。

「ねぇ、どっちがいい?」
「貴方のハジメテ……フレシアとわたしのどちらにくれますか?」

 言いながら二人はその秘部を恥じることなく指で割り開いた。空気に晒された秘肉は、少年の視線を奪い去り、目を逸らさせることも許さない。
 まだ知らなかったはずの獣欲。二人の色香に飲み込まれた少年はフラフラと選んだのだった。



○ ○ ○



「んあっ♡すごっ♡ぼーやのおちんぽっ♡いいっ♡」

 あれからかなり時間が過ぎたのか、すでに空は白んで来ており朝が近付いていた。
 少年がカクカクと腰を揺らすのを受け入れていたフレシアは、その中に何度目になるかもわからない精液を放出される。
 腰を引けば今度はシトリスが少年を待ち構え、誘うように手を振った。

「次はわたしです♪」

 誘われるままに少年はシトリスに覆い被さり、豊かな胸にしゃぶりつきながら腰を揺らしていく
 もはや最初にどちらに入れたかも覚えていないくらい、ずっと二人と交わっていた。
 脳を溶かすような快楽に酔いしれながら、泥沼に嵌まるようにズブズブと沈んでいくのだ。
 やがてフレシアのように、中に精を注ぎ込んだところで引き抜く。
 しかしまだまだ蠱惑の宴は終わらない。
 身を起こしたフレシアが、包容してくるシトリスが少年を挟むように抱き合いながらその耳に囁いてくる。

「もっともっと、楽しみましょう?」
「わたしたちとずーっと一緒に♪」

 少年はもはや村に帰ることなど考えていなかった。誘われるままに頷いて、二人にズブズブと溺れていく。
 幸いだったのはフレシアもシトリスもこの少年をいたく気に入って、永遠に飼い慣らすことに決めたことだろう。
 性欲を貪るだけ貪って飽きたら捕食する。という彼女たち蟲惑魔の本能に晒されることもなく、少年はその生涯を淫靡な宴に全てを費やしたのだから。

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