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渡良瀬橋(わたらせばし)は、栃木県足利市通4丁目から同市田中町栃木県道5号で繋ぐ渡良瀬川の橋

概要

楽曲の題材にされるなどして全国的に知られるようになり、観光名所となっている。
渡良瀬橋自体は自動車専用道路であり、歩行者自転車専用の橋が西側に並行して架けられている。下路平行弦6連ワーレントラス橋。橋長243.27m、幅員5.5m。

歴史

1934年(昭和9年)9月竣工。施工業者は櫻田機械製造所(現サクラダ)。平成時代に1度、改修工事が行われている。かつては1902年(明治35年)7月に架けられた木橋があったが(1917年に架け替え)、1934年11月に陸軍の大演習が足利で行われることになり、老朽化した旧橋を重量のある陸軍の車両が通行するのは困難ということで急遽架けられた橋で、総工費は9万5千円であった。

渡良瀬川に架かる現存の永久橋としては最も古いとされている。ただし、国土交通省は渡良瀬川上流の松木川も渡良瀬川であると主張しており、松木川も含めると日光市足尾地区にある古河橋が最も古い永久橋となる。

楽曲

1993年森高千里の17枚目のシングルとして「渡良瀬橋」が発表され、その後テレビ番組『いい旅・夢気分』のテーマ曲として使用された。
この曲のヒットを受けて森高は足利市から「足利のイメージアップに寄与した」ことを理由に感謝状を贈られた。
現在も様々なアーチストによるカバー曲が発表されている。

場所

渡良瀬橋は栃木県道5号の指定。東武伊勢崎線足利市駅から西へ約500mほどのところにある。

歌碑

橋の北側、児童公園南の歩道上には足利市の出資で「渡良瀬橋」の歌碑が2007年に建てられ、碑の前に立つとフルコーラスで「渡良瀬橋」が流れる(夜間は作動しない)。

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