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栃木県足利市内に八雲神社は7社現存。

八雲神社(緑町)

八雲神社(やくもじんじゃ)は、足利市緑町1-3776にある神社。素盞嗚男命を主祭神とし、大己貴命、少彦名命、火具土命を配祀している。

概要

主祭神 素盞嗚男命
社格等 村社
創建 貞観11年(869年)か
本殿の様式 流造銅板葺
例祭 7月21日

歴史

社伝によると、貞観11年(869年)に清和天皇の勅定により素盞嗚男命他二神を祀ったのが始まりという。一方で、日本武尊が東征の際に出雲大社を勧請したという伝承もある。平将門の乱の際には藤原秀郷が戦勝祈願し、前九年の役および後三年の役の際には源頼義と源義家が戦勝祈願している。秀郷は将門討伐後に当社に神馬と太刀を寄進した他、足利郡と新田郡を神領として寄進している。
また、寛仁3年(1019年)から治承3年(1179年)まで当社に例幣使が派遣された。応徳元年(1084年)には源義国によって足利郡と梁田郡の総鎮守とされている。
明治10年(1877年)、天神社境内に社殿を移転した。以前の鎮座地は渡良瀬川の氾濫に遭うため、高台の天神社境内に移転したもの。
2012年12月9日午前3時25分頃、出火し社殿を全焼した。

神鏡

当社には直径55センチ、重さ18.7キロの「牛頭天王の神鏡」が伝わっている。元禄8年(1695年)、社殿改築の際に奈良、平安時代の古銭が出土。この地の領主の本庄宗資は古銭から5つの神鏡を鋳造させ、そのうち4つを皇大神宮、鹿島神宮、若宮八幡宮社、護国寺に奉献した。残る1つが当社に伝わる神鏡であり足利市指定文化財であるが、2012年の火災により焼失している。

祭事

主な祭事は以下の通り。
1月1日 歳旦祭
2月3日 節分追儺祭
3月30日 春祭
6月30日 大祓
7月21日 大祭
11月23日 新嘗祭
12月31日 大祓
7月の大祭に合わせて「御幣合せ」神事が行われる。7月20日夜に上の宮(当社)に、7月21日夜に下の宮である通5丁目の八雲神社に神輿が渡御する。7月22日に同市緑町の下馬場にて両宮の神輿が会い、両宮の御幣を合わせる神事が行われる。

八雲神社(五十部町)

八雲神社(やくもじんじゃ)は、足利市五十部町130に鎮座。同市緑町の八雲神社から分祀により創建。

八雲神社(通5丁目)

八雲神社(やぐもじんじゃ)は、足利市通5-2816にある神社。素盞嗚男命を祀る。旧社格は郷社。

概要

主祭神 素盞嗚男命
社格等 郷社
創建 貞観年間
本殿の様式 流造銅板葺
例祭 7月20日

歴史

社伝によると、貞観年間(859年-877年)に藤原村雄が津島神社を勧請したのが始まりという。天保14年(1843年)、本殿を改築。大正14年(1925年)、拝殿を新築した。平成14年(2002年)には社務所を改築している。

文化財

  • 足利市指定文化財
    • 神輿
    • なぎなた
    • 獅子頭
    • イチョウ

八雲神社(大門通)

八雲神社(やぐもじんじゃ)は、足利市大門通2379-2にある神社。素盞嗚男命、奇稲田姫命を祀る。旧社格は村社。

概要

主祭神 素盞嗚男命、奇稲田姫命
社格等 村社
創建 宝永2年(1705年)
本殿の様式 権現造銅板葺
例祭 7月21日

歴史

宝永2年(1705年)に創建と伝えられる。文久3年(1863年)、火災のため社殿が焼失するが、翌年再建される。昭和4年(1929年)、同市通2丁目に社殿を造営。同42年(1967年)、社殿を大門通に移転した。

文化財

  • 足利市指定文化財
    • 神輿

八雲神社(田中町)

八雲神社(やぐもじんじゃ)は、足利市田中町193にある神社。

八雲神社(松田町)

八雲神社(やぐもじんじゃ)は、足利市松田町1423にある神社。

八雲神社(小俣町)

八雲神社(やぐもじんじゃ)は、足利市小俣町407にある神社。

関連項目

渡良瀬橋

森高千里の「渡良瀬橋」の歌詞には八雲神社が登場するが、それが足利市内に複数ある八雲神社の内のどれであるのかは、歌詞からは特定することができない。森高は2012年5月に足利市を訪問した際、3つの八雲神社(大門通、通5丁目、緑町)に参拝している。

同年12月の緑町での火災にあたって「思い出のある神社が火事になって残念」との旨のメッセージを公表している。
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