コネチカット州に引っ越してきたばかりの6歳のとき両親をともに悲惨な交通事故で亡くし、高校生まで施設で育つ。
13歳のときにはゲイの自覚があった。
地元の名士である
ドーソン夫妻に同じ施設の幼馴染で2歳年下の
サイラスとともに引き取られるが、同じく里子だった
メリッサが
ドーソンから性的虐待を受けていることを暴いてしまい、慕っていた養母の
シンディが自殺。一大スキャンダルとなってしまい、傷心のうちに施設に戻ることとなった(
You're just a boy)。
大学卒業後、陸軍に入隊。入隊した理由は、大学の学費免除がある、体力に自信がある、過酷な環境でどれだけ自分がやれるか試したい、プロフェッショナルな職業に就きたい、自分には居場所がない等(
英田先生ブログのQ&Aより)。
その後、米陸軍特殊部隊グリーンベレー入隊、のち、デルタフォース(第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊)へ入隊。最終階級は一等軍曹。ただしグリーンベレーよりもデルタフォースに帰属していた期間の方が長い(
OUTLIVE)。
27歳のデルタ時代にデルタフォースでチームの一員であり最愛の恋人だった
ノエルを
コルブス?率いるテロリスト集団
ホワイトヘブン?によって無残に殺される。除隊し荒れた生活をしていたところ、能力と復讐心を買ったCIA(Central Intelligence Agency アメリカ中央情報局)からスカウトされ、
コルブス?暗殺のため
シェルガー刑務所?へと潜入。本物のディック・バーンフォードは、警官殺しの罪により懲役30年の刑を科せられた受刑者だったが、実は既に死亡。CIAの偽装により生存者としてディック・バーンフォードの名を騙りシェルガー刑務所へ移送されることになる。本名の
リチャード・エヴァーソンのときは仲間に
リックと呼ばれていた。Richardの愛称はRickまたはDickだが偽名を選ぶとき本人になりきるため無意識に自分の本名に近いものを選んだらしい。
ユウトは
DEADSHOTで本名を知った後(ただし
DEADSHOTでは本名そのものは出てこない)も、呼びなれた「ディック」を呼称としている。
ユウトと結ばれた後はLAに移り住み、恵まれた容姿と能力を活かしてセレブ御用達のボディーガード派遣の警備会社
ビーエムズ・セキュリティに勤務することとなったが、顧客の女性がディックをベッドに引っ張り込もうとすることに嫌気がさし退職を申し出る。社長
ブライアン・ヒルは貴重な人材であるディックを慰留し、以後、ディックは原則的に内勤、ボディガード業務は限定的となる。社長のブライアンは、ディックをいずれ共同経営者にしたい意向らしい。
年収はディックの方がユウトよりも上なので、外食時にはディックが費用を持つことが多い。
DEADSHOT後、CIAとは縁を切っていたが、かつての仲間の危機に際しエージェントの
チャック・ルイス?から接触を受け(
Lost without you)南米へゲリラ基地の案内役を実行、
ユウトを大いに心配させたが、約束の
米独立記念日の花火?を一緒に見ることが出来た。その後CIAからの仕事は受けていないが、CIA側としては仕事の依頼をする気は満々で、
チャック・ルイス?はディックの動向を常に把握しており特に海外へ出国する際はマークされている(
OUTLIVE)。
英語以外に、スペイン語、ドイツ語、フランス語、アラビア語が話せる(
アイシテル)。
好きなピザはドミノ・ピザ、ジーンズにこだわりがありなるべく洗わない。ピザはパパ・ジョーンズ派、きれい好きの
ユウトとはそれが元で喧嘩をしたことも。
家事全般、特に料理が得意で毎日の朝食、夕食はほとんどディックがつくる。ただし裁縫は苦手で、
ユウトのシャツのボタンが取れかかっているのをつけるのに、針を何度も指に刺してしまった(
Never walk alone?)。