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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。



「余より偉大な皇帝はあれど、余より強き剣闘士は一人としてあるまい」



基本情報

【出典】史実
【CLASS】アーチャー
【真名】ルキウス・アウレリウス・コンモドゥス・アントニヌス
【性別】男性
【身長・体重】185cm・88kg
【容姿】癖のある金髪が眩い美丈夫。絶妙のバランスで鍛え抜かれた肉体も一個の芸術品として完成している。
【服装】戦闘時は勿論、平素から獣の毛皮でワイルドに装う。気が向けば紫の装束を着るが、どちらにせよ身バレは必至。
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:E 幸運:D 宝具:B

【クラス別スキル】

対魔力:D

一工程による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

単独行動:B

マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【保有スキル】

天性の肉体:C

全てのローマ皇帝の中で最も恵まれた肉体。
このスキルの所有者は、常に筋力がランクアップしているものとして扱われる。
更に、過剰な鍛錬や暴飲暴食を行っても、常に彫刻の如く均整の取れた肉体美が維持される。

皇帝特権:A

本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
該当するスキルは騎乗、芸術、カリスマ、軍略、等。
ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

無窮の武練:A-

ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。
心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下にあっても十全の戦闘能力を発揮できる。
万の敵を葬った武練だが、宝具『誉れ奪う剣闘劇場』の内部でしか機能しない。

千里眼(射手):B

視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。
弓を射る際、極度に集中する事で時間感覚の操作を行う。
その為、アーチャーの主観ではほぼ静止した標的に狙いを定める事ができる。

【宝具】

獅子の革鎧ネメア・アルマトスィア・レプリカ

ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人
ネメアの獅子の毛皮を加工した裘……の模造品。
人理を否定する神獣の皮は、人が生み出すあらゆる道具を無効化する特性を持つ。
彼の大英雄が持つ真作は宝具の直撃さえ防ぐが、バーサーカーの場合は利器によるダメージをやや軽減する程度。

射殺す万頭ナインライブズ・サギタリーウス

ランク:C〜A 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:100人
彼の大英雄が編み出した、言わば流派とも呼ぶべき千変万化の技。その模倣。
あらゆる状況に対応する流麗な連続攻撃だが、現状はホーミングレーザーの如き弓射となっている。
闘技場の中にある限り、単なる模倣は神話の領域にまで高められる。

誉れ奪う剣闘劇場コロニア・コンモディアーナ

ランク:B 種別:対陣宝具 レンジ:30 最大捕捉:2人
鮮血に彩られた闘技場を再現する絶対皇帝圏。固有結界とは似て非なる大魔術。
闘技場は部外者を弾き出し、アーチャーが指定した相手に一対一の公正な決闘を強要する。
結界内にあるアーチャーは一種の自己暗示により神話の大英雄が如き武勇を発揮するが、相手には何の影響も与えない。
外部からの直接的な干渉は弾くが、観客がいなければつまらないという考えから、内外の様子は互いに見聞きできる。
 

【Weapon】

『弓』

剣闘皇帝に相応しい特注の強弓。
アーチャーの体格や利き手に合わせ、精妙な調整が施されている。

『棍棒』

粗く削り出された木製の棍棒。
仮にもサーヴァントの武装なので見た目よりは頑丈。

【解説】

第17代ローマ皇帝。帝位にありながら剣闘士たらんとした『剣闘皇帝』。
五賢帝の一人マルクス・アウレリウスの嫡男。在位中の皇帝の子として生まれ、父から帝位を継承した紫の皇子である。
5歳で副帝に任命され、父の崩御に伴い18歳で帝位を継承すると、早々にゲルマン諸民族と講和を結び、戦争を終結させて凱旋した。
姉による暗殺未遂以降は政治への興味を失い、側近に統治を任せきりになり、趣味の剣術に耽溺するあまり剣闘士として振る舞うようになる。
また、猜疑心に苛まれたコンモドゥスは粛清を行い、周囲には自身の武勇を賞賛する者だけを置いたという。
「余は執政官と剣闘士として次の年を過ごすであろう」
そう演説した年の末。粛清を恐れた愛妾に浴室で毒を盛られた後、護衛の剣闘士に絞殺された。享年31歳。

【評価】

暴君の悪名高く、実際に「記録抹消刑」にも処されたコンモドゥスだが、その詳細は『ローマ皇帝群像』にしか残されていない。
『ローマ皇帝群像』は虚偽や誇張を多く含んでおり、毀誉褒貶の変節が激しい暗君暴君の例に漏れず、コンモドゥスも幾らかの擁護が為されている。
当時、コンモドゥスの文弱さを象徴する暴挙として批判されていた蛮族との講和は、結果から見れば軍事費抑制と60年の対外平和を実現した采配であった。
私生活の放蕩ぶりもローマ皇帝の水準を逸脱してはおらず、容姿端麗で市民にパンとサーカスを与えたコンモドゥスの人気は高かった。
軍部も幼い時から前線で過ごしたコンモドゥスに敬意を抱いており、内乱の際に皇帝に推された司令官は、忠誠心からこれを拒否している。
政務放棄と過剰な粛清は擁護不能だが、それも暗殺未遂に端を発する人間不信が原因だと考えれば同情の余地はある……のかもしれない。

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