" />

ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【元ネタ】セルビア民話「ストイシャとムラデン」
【CLASS】ライダー
【真名】ストイシャ
【性別】男性
【身長・体重】166cm・58kg
【肌色】白 【髪色】紅色 【瞳色】紅色
【外見・容姿】齢18のやや小柄だが筋肉質な少年。頭にバンダナをヘッドバンドのように巻き、両腕にはもう2つのバンダナをブレスレットとして巻いている。近接戦闘時には2本の槌矛(メイス)を使う。
【地域】セルビア
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力:D 幸運:C 宝具:A++

【クラス別スキル】

騎乗:A+++

ライダーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。
A++ランクでは本来騎乗スキルでは乗りこなせないはずの竜種を例外的に乗りこなすことが出来る。さらに、彼が騎乗するムラデンは竜種たちの間でも恐れられていた『竜王』であるため、さらにランクが向上している。「竜王」に騎乗する彼ほどの騎乗ランクを持つ英霊は、基本的には存在しない。
「ドラゴンライダー」は非常に珍しく、その中でも戦闘に特化した英霊はさらに希少。

対魔力(炎):C+

ライダーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。Cランクでは、魔術詠唱が二節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法など、大掛かりな魔術は防げない。
ストイシャは、ドラゴンブレスを始めとする炎の魔術に高い抵抗力を持つ。

【固有スキル】

竜殺し:B

竜種を仕留めた者に備わる特殊スキルの一つ。竜種に対する攻撃力、防御力の大幅向上。
ムラデンの兄たる3匹の竜を「竜の国」ごと攻め滅ぼした逸話がスキル化したもの。
このスキルは、ストイシャだけでなく、「竜」であるはずのムラデンも保有している。

投擲(メイス):A++

事実上の第二宝具であり、ストイシャ個人が英霊として持つ奥義にして絶技。
竜をも凌駕する膂力から放たれる鎚矛の投擲は、B〜Cランクの対軍宝具に匹敵する威力を誇る。
……が、威力が高すぎて投げたものは回収困難。鎚矛は4本あり、二刀流なので、基本的には2回までしか投げられない。

ただし、生前のムラデン同様、強度が高すぎてストイシャの投擲では貫けないような相手に対しては、鎚矛が遠くまで飛ばないため回収・再投擲が可能。

竜炎:B

本来はムラデン側のスキルだが、ストイシャも使用可能。
燃え盛る魔力の炎を鎧として纏い、武器に宿し威力を強化するスキル。
「魔力放出(炎)」とほぼ同等の効果を持つが、このスキルの行使時にはストイシャ側も「竜」特性を得てしまうデメリットがある。

【宝具】

焔纏う竜巻ムラデン

ランク:A++ 種別:対竜宝具(召喚) レンジ:1〜200 最大捕捉:300人
ストイシャの義兄弟である竜王、ムラデン。3人の姉と異なり超常的な力を持って生まれた勇者ストイシャ同様、3匹の兄と異なり超常的な能力を持って生まれた、竜種の勇者。しかし、その力を恐れた兄たちにより放逐され、辺境の宮殿で『魔王』として君臨することになる。
一時的な召喚にとどまる多くのライダーの宝具とは異なり、「独立サーヴァントとしての召喚」であり、常に霊体化した状態でストイシャと共に存在する。竜王の心臓は無尽蔵の魔力を生み出すため、一見燃費が悪そうだが、実際の燃費は非常にいい。ストイシャの事を義兄(あに)と慕ってはいるが、対等な関係である。

幻想種の頂点、竜種の中でもさらに最上位の存在であり、単純な物理攻撃を行うだけでも並みのサーヴァントでは太刀打ちできない。
炎のブレスを放つだけでなく、兄たち同様の『竜巻を起こす』能力を兄たち以上の出力で保有しており、併用することで「炎の竜巻」を自在に操ることができる。

【Weapon】

無銘・メイス1

ストイシャの父である王の形見。父は、3人の娘がさらわれたときに悲しみのあまり武器を屋根裏に放り込んで手入れすることも止め、埃をかぶっていた。しかし、ストイシャが手入れをするとすぐに元の輝きを取り戻したという。

無銘・メイス2〜4

ムラデンの一番上の兄である竜が、ストイシャを倒すため投げつけてきた竜の武器。ストイシャが竜に向かって投げ返したメイスは竜を超えてはるか遠くまで飛んでいき、その異常な膂力を持つストイシャに恐れをなした竜はストイシャを歓待した。なお、このくだりは全く同じものをあと2回行っているので、実際は同じものが3本ある。父のメイスと竜のメイスの二刀流で戦うが、2回までは投げても大丈夫。

【概要】

ある国には3人のかわいらしいお姫様が居た。しかし、竜巻によって3人とも連れ去られ、名君だった王は心を病んで亡くなってしまった。
一人残された王妃様は、超常的な力を持った少年ストイシャを生んだ。ストイシャはすくすく育った。
ストイシャ少年が18歳になったある日、自分には生まれる前に連れ去られた3人の姉がいることを知る。ストイシャは王の遺品であるメイスと、3人の姉の手がかりである、3人の姉のバンダナを持って、姉を救いだす旅に出た。
旅の途中、竜の国の住民から最初の姉が王妃であることを聞かされる。実は姉たちをさらった竜巻は、竜が起こしたものだったのだ。
王妃を取り返しに来たストイシャなる男がいることを知った一番目の竜は、遥か彼方からメイスを投げつけ、遠距離から撃破することを謀る。しかし、ストイシャはメイスをより遠くまで投げ返し、その異常な身体能力に恐怖した一番目の竜は降伏、ストイシャを歓待する。

……このくだりを二番目の竜、三番目の竜と繰り返したのち、ストイシャは竜の宮殿の隠し扉を発見する。曰く、この地には3匹の竜では敵わない竜の魔王がおり、この隠し扉はその竜の魔王が攻めてきたときのための非常口なのだという。

勇者は、竜のメイスを持って竜の魔王を倒しに出かけた。竜の魔王は辺境の城にいた。竜の宮殿には兎が一匹いた。誰かが兎を取ろうとすると、自分から鍋に飛び込み、そのおいしそうな匂いで竜王に外敵を知らせる警報装置なのだという。これを知ったストイシャは、わざと兎を獲ろうとして、竜王を呼び出した。
竜王は炎を纏い、侵入者たるストイシャに襲い掛かってきたが、なかなか決着がつかない。最終的にはダブルノックアウトになり、友情が芽生えてしまう。ストイシャが竜に名前を尋ねると、ムラデン(末っ子の意)と答える。ともに末っ子で、恵まれた武力を持って生まれた自分たちは「同じ」なのだと気づいた2人は義兄弟の契りを結んだ。

ストイシャとムラデンは3匹の竜を倒すことにした。ストイシャは姉たちを攫い酷いことをしている竜たちを許しておらず、ムラデンもまた、自分を疎んで幽閉した兄たちを憎んでいたのだ。3匹の竜はストイシャとムラデンを迎え撃つが、手を組んだ勇者と魔王の前には勝負にすらならなかった。3匹の竜は隠し扉から逃げ出そうとするが、ストイシャは既にその非常口の存在を知っていた。狭い非常口に逃げ込んだところを、火竜ムラデンのドラゴンブレスでこんがり蒸し焼きにしてしまったのだ。
ストイシャは3人の姉を連れ帰り王位を継いだ。ムラデンは竜の国の王になった。そして兄弟であるその二人の王は、いつまでも仲良く暮らしたとさ。

【解説】

セルビア民話に登場する、竜と友達になった少年、ストイシャ。
この手の民話では「竜がそこまで強くない」場合や「当人が戦闘などできない少女である」場合などが多いが、ストイシャの場合相棒ムラデンは「竜王」であり、ストイシャ当人もそのムラデンと互角に戦える猛者にして勇者である。

「りゅうおうと勇者が手を組んだ」という、ドラクエの変奏曲みたいな存在。あり得ざるアーク・ドラゴンライダー。ドラゴンに乗れるなら騎乗:A++。なら、竜王に騎乗する彼こそは騎乗:A+++を持っていないとおかしい。

滅茶苦茶聖杯戦争映えする感じの勇者だが、いまいち真名の知名度が低いのが難点。

【因縁キャラクター】

ムラデンの3匹の兄

ストイシャの3人の姉を誘拐した竜たち。自分の力に頼りがちな竜としては珍しく、「人前で善人ぶる」ことと「嘘を吐くこと」、「強いものに媚び諂うこと」が得意。ストイシャに一度負けた際は、「王妃の弟」として過剰なほどに手厚い歓待をすることで誤魔化し、実際にストイシャの姉たちに取っている「いつもの態度」を隠し通した。結果的にはその狡猾な本性を知る末弟ムラデンによってその欺瞞を暴かれ、撃滅された。
彼ら3匹がこのような最強種の誇りを捨てた所業を行えるのは、竜の勇者ムラデンの出生によって自分たちに向けられる親の愛情や周囲の畏怖が減ったことによるコンプレックスが原因。此の世には己では太刀打ちできない最強がいるというのに、どうして強者として誇りをもって生きられようか。彼らは騙し討ちにより両親を討ち、ムラデンを辺境に幽閉した。そうでなければ、安寧は得られなかったからだ。

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます